カリフォルニアの庭と黒猫と里子

庭・猫・健康・里子のことなど

コロナかコロナじゃないか

アメリカは今週サンクスギビングー感謝祭です。

 

うちの地区は学校が一週間お休みなので

それに合わせて仕事のクリニックも一週間休みをとりました。

 

あと少しで、少しで休める。

 

と思うといつも風邪をひく私。。。。。

 

 

金曜の夜仕事が終わったとたんに

くしゃみが連発。

 

あーーこの感じ、風邪だ。。。。

 

数日前からやたら疲れて

片頭痛が勃発してると思ってたけど、働きすぎて疲れてるせいだと思ってた。。。

 

くしゃみの連発の後に来た、体が重くて頭に閉塞感がある感じ。

 

インフルになるときと似ている。。

 

 

コビッドだったらどうしよう。

 

 

たしかワクチンを打ったのは2月くらいだったか。

 

抗体はもうないかもしれん。。

 

私は特にワクチンうっても、え、抗体ありませんからもう一度打ちましょう。とやたら言われるタイプです。医療従事者のため、ワクチンを受ける機会がちょっと多く、それで自分は抗体がどうやらできにくい、またはなくなりやすいタイプであることをなんとなくわかってはいるんですが・・・。

 

そんなわけで、土曜日の午後速攻PCRテストを受けに行ったのですが

 

結果が2日半たった今もまだこねえ。

 

そして検査の進行具合を示すグラフが25%から動かねえ。。。。これ忘れられてるんとちゃうのだろか。。。

 

 

そうこうしているうちに

嗅覚が徐々になくなり、全く何もにおわない状態とあいなりました。

 

デルタ株周りでかかった人みーーんな嗅覚なくなってたので

 

これはやばいのでは。。。と思っているところです。

 

他の症状は、熱は低いのが最初の一日だけ。

そのほかは頭痛と下肢の痛み。。。

アセタミノフェンとかイブプロフェン飲むと大丈夫になりますが、飲んでから8時間くらいたつともう腰から下がジンジン痛くて何もできなくなります。頭痛は鼻水がたまりすぎてる副鼻腔炎だと思うのですが。前にもなったから。

 

というわけで

コビッドっぽい症状がある私です。

 

 

もともと鼻が悪いので副鼻腔炎にはここ数年風邪ひくたびになってるのですが、ここまで鼻がもう通ってるのににおいがしないとかなったことはありませんでした。

副鼻腔炎でも嗅覚を消失してしまうケースはあるらしいので、コビッドだとこれだけでいえるわけじゃないのですが。。。とくに後鼻漏がひどいし、鼻水が喉に流れ込んで咳出てるので、副鼻腔炎の症状と合致するんですけどね。

 

 

しかしにおいのない世界はものスゲー寂しい。

外に出ても緑や土のにおいがしない。

猫をフンフン嗅いでも猫の幸せなにおいがしない!

 

 

コビッドだったら息子も隔離。

ほんとはフラッグフットボールの練習が今日から始まるというに!今日はすごいいい天気だと言うに!!

やつは家にいてテレビとユーチューブ見たい放題になってしまっています。

一日中Youtubeのゲーマーチャンネルを眺めている!!

せっかくだから自分で少しゲームしたら、というとまあまたこれが何時間もできちゃうオタク体質で。。。。昨日はドラクエ11少し難しいながらも頑張って2時間もやってた。。。。。

 

このままではいかん。かといって今コビッドにかかってるかもしれない私が一緒に遊んであげるわけにもいかず、ベビーシッターはユーチューブとプレステ4になっています。

 

息子がダメ人間になってしまうよ。

 

 

まあでももしコロナならもう開き直って今週はユーチューブ週間だな。。。

 

早く結果でろおおおお。

 

仕事がたまりまくってる私、ベッドで仕事しようとしてるんですけど

猫がかわいくてできないよん。
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あーもうグダグダ週だなこりゃ。

 

猫の寝かしつけ

毎晩8時くらいになると

 

子猫たちしきりに部屋に呼びに来ます。

 

ご飯も食べた。

 

トイレも掃除した。

 

めちゃくちゃ遊んだ。

 

ので多分あとは甘えたいのみ。

 

今はまだゲストルームに寝かせてるのですが

 

ゲストルームのベッドに乗ると、すかさず膝に乗ってきます。

 

暖かさとかわいいゴロゴロの音を聞いていると

あっという間に私が眠りに落ちます。

 

つい一緒に寝てしまって10時くらいになると私は自分の部屋に戻って寝るのですが

寝かしつけが足りないと、猫たち部屋の外にでてまた呼びにきます。

 

十分一緒に過ごしたと感じてくれると

そのまま夜は朝まで寝てくれます。

 

何てええ子達。

 

しかしこの寝かしつけルーティン。

気がついたら寝かしつけられてるのこっちじゃね?? 

 

夜行性の猫。。人間が寝たら実はパーティ-しとるのだろうか?

 

そういえばマメタも私と一緒に布団に入って、私が寝付くと降りていってたなあ。。。。

 

あれは私を寝かしつけていたのかもしれない。。

 

猫にはやっぱりかなわない。。。

 


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脱力系ポーズにはやられっぱなし。

ゴロゴロを聞きながらまったりするしあわせったら。。

 

 

 

 

 

黒猫人生

いろんな人に読んでもらっているブログではまったくないのですが

自己満足の記録ですが

 

マメタがいなくなって、ブログタイトルから黒猫を抜かないとなと思っていたのですが

 

タイトルは変えなくてもよくなりました。

 

というのは

(はっ、"里子"も養子になってもう里子じゃないからそこは変えないとか。。。)

 

前回の記事に書いたシェルターにいたマメタそっくり黒猫二匹。

引き取っちゃったからです。

 

先週の木曜日、仕事もゆっくりめで、キャンセルも出たため、朝からシェルターに行くことができたのです。この二匹の猫の引き取り希望はこの日が開始。いいタイミングでした。

 

張り切って早めに行ったら、まだ週の半ばだからか私が一番乗り。週末だと希望の子を引き取るため朝の4時とかから待つ人もいるそうな。

 

そこでマメタ2号をとりあえず抱っこさせてもらいました。

 

あまりにもたくさん子猫がいて、その中から二匹だけ選ぶなんて酷すぎてつらかったのですが、

 

マメタ2号は、私の肩に抱かれると、体をふにゃ~っと預けてきて、

小さな声でグルグルグルグル言い出しました。

あまりにも自然と抱っこされるこの子はもう手離せなく、マメタの幼い頃を思い出して泣いてしまいました。あまりにも私の腕に馴染んだために悩む必要はありませんでした。この子は連れて帰る。

 

 

とりあえずマメタ2号をおりに戻すと、マメタ2号、私をしっかり見て、ンナッ、ンナッ? と声をかけてきました。

この子、わかっとるのか?と思うくらい。

まるで、あなたと一緒に帰るのね?って言われてたみたいでした。早く行こう!!って。

 

今回猫を連れて帰るなら兄妹猫をもう一匹と考えていたので、たくさんいて迷ったのですが、マメタと同じタキシード模様の猫は兄弟姉妹っぽい女の子がもう一匹だけ。

 

この子はハーッと威嚇するもんで、カウンセラーの人に今は出せません。と言われました。一旦は諦めてほかの子も見ることにしました。でもこの女の子、おりの端っこのほうで固まってストレスたまってるっぽいもんで、他にたくさんいたフレンドリーな子たちよりも心配になってしまって。。。

 

やっと威嚇しなくなったところで、抱っこしてみたら、これまたストンと私の腕に任せてきたのです。ほかのフレンドリーな子たちは、いや~んって動きまくるのに対し、マメタ2号とこの女の子はストン。あ、母ちゃんの腕や。みたいな落ち着きをみせたのです。

 

やっぱり最初の予定通り、この二匹をおうちに連れて帰ることにしました。

 

家に帰ってきても、対して隠れたりもせず、二匹ともなかなか度胸があるようでした。

 

とりあえず私は急遽トイレとご飯だけ用意し、仕事に戻りました。

全然集中できなかった仕事の後、旦那が息子を学童保育に迎えに行きました。

 

朝に、今日猫をもらいに行くかもしれないっ言ってあったのですが、実際に猫をもらってきたことをまだ教えてませんでした。

 

ママ~!!ただいま~~!息子が家に戻ってきて不安そうに私の顔を見ます。

 

ママ、猫、いるの? 猫、連れて帰ってきたの?

 

”Mama, do we have them?Did you bring back the cats?”

 

マメタを亡くしてから寂しかった息子。期待外れて猫がいなかったらどうしようと不安がっていたので

 

”小さな声でお話ししようね。びっくりさせちゃうからね!”

 

と私が言うと、パーー!!息子の顔が明るくなりました!最高にかわいかったです。

 

にか~~!!と笑って、いるんだね!!連れて帰ってきたんだね!!と。

 

 

その後初めて息子との面会。

 

息子はマメタ2号のマメタそっくりぶりにびっくりしていました。

なんか姿だけじゃなく、しぐさとかまで似てるんです。

甘えんぼなところも。

 

そして旦那と息子と3人で命名しました。

 

男の子はピート (Pete)

女の子はルル  (Lulu)

と命名しました。

 

私は女の子はハナちゃんにしたかったんですが

ピートとハナよりも、ピートとルルのほうが組み合わせ的にはかわいかったので。。

 

二人ともまだまだビクビクしていますが、それでもゴロゴロいいながらなでさせてくれます。

 

私は庭へ出て、マメタの御前に報告しました。

マメタ、まだ2週間しかたってないから、ありえないって思ったけど

こうなっちゃったよ。

君にそっくりな子猫ちゃんのおかげで君との思いでがもっと鮮明によみがえってくるよ。

この子たちを幸せにできるように頑張るね。

そばで応援しててね。君はいつになっても世界一の猫だよ。

会いたいよ。寂しいよ。

 

また泣きました。

 

新しい子猫がいることでマメタとの別れでぽっかり空いた穴が埋まるのかと思いきや、実は全く逆でした。マメタのことをおもいだし、彼が過去の猫になったことが寂しすぎて。今ここに一緒に座って子猫を見ていないことが寂しすぎて。今となりにいたら、子猫たちにどんな反応をしたんだろう。とか色々思ってしまいました。

 

この子猫ちゃんたちはもうたまらなくかわいいですし、幸せにしてあげたいです。でもきっとまたたくさんの幸せをもらうばっかりになるんだろうな。

 

マメタがいない寂しさは全く消えませんでした。

 

ただ、マメタの子、というわけではないけど、この子猫たちの命を紡ぐこと。命を大切にすること。

それをしていくということに達成感というか使命感というか、そういうものを感じている気がします。そしてほかの猫たちに割と優しかったマメタ。近所の猫友にご飯食べさせたりするマメタ。きっと喜んでくれているような、そんな気が勝手にしてるんです。

 

息子が命を大切にできる人間に育ちますようにと、願いを込めて新しく預かった命、大切に育てていきたいと思います。そしてたくさんの幸せな時間を過ごしたいです。

 

マメタ、ありがとうね。

やっぱりなんとなく、マメタに導かれている気がしてしまいます。

 

ああ、マメタに会いたいな。

 

 

またそのうちブログに書きたいと思っているのですが

 

私は黒猫に縁があります。

昔から捨て猫よく発見していましたが

いつも黒猫でした。

 

うちの母親は私は黒猫の申し子なんじゃないのか。。。と思っていたそうです。

 

そんなわけで私の黒猫と共に生きる人生は続くことになりました。

 


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妹猫。


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兄猫。マメタにそっくりの子です。

 

マメタが亡くなって9日 猫の不思議

ハロウィーンですね。

 

マメタが亡くなり今日で9日目。

マメタが家にいないことにまだ慣れないけれども少しずつ受け入れてきているのかなと思います。

 

実はマメタが亡くなった週

私にとって大事な猫ちゃんが二匹。

マメタとかなりの時間を共にすごした二匹が同じ週に亡くなったのです。

 

一匹はカナダに住む姉の猫。

マメタとは6年間、私が日本に帰っている間と家を買うまでの間、一緒に住んでいたマメタより1歳上のおばあちゃんでした。

マメタよりもずっと健康で、きっとまだまだ生きると思っていたのに

マメタが悪くなるちょっと前一気に体調が悪化し、マメタより4日前に亡くなってしまいました。。

 

もう一匹はうちに合計2年ほどでしょうか、住んでいた友人の猫。

こちらは純血種のロシアンブルーでしたがまだ12歳で、まだまだ生きてくれるだろうと思っていた子です。マメタが亡くなる5日前、急性腎不全になり、亡くなってしまいました。。。

 

あんたらなんやねん!!と言いたくなる一気に来た死に、私は猫のテレパシー的な絆を勝手に感じてしまいました。

 

3匹ともほんとに良い子。

寂しくないように一緒に逝きたかったのかなあと家族と友人と話しました。

こっちは寂しいったらありゃしません。

 

 

そしてまたなんだか不思議な出来事が。

 

マメタが亡くなって一週間。

マメタが一緒に寝てくれない、起こしてもくれない夜と朝がつらすぎて

マメタにどうすればいいんだい。私はマメタとのお別れを乗り越えられるんだろうか。

なんか教えてくれよ~と、マメタのいない彼のベッドに話しかけました。

 

次の朝、仕事のキャンセルが出たため、少しゆっくりめに準備をし、

木がのびまくっていたので、ちょこっと剪定してやろうと梯子にのって横庭の木の枝をパチンパチンやっていたところ、

 

塀のむこうから来た犬を連れたおばさんが

「すみませーん。この犬知ってますか?ここら辺に住んでる子ですか??」

 

と聞いてきました。

 

私は犬を見るために外に出ていきました。

ちょっと太った小汚いプードルとシーズーかなんかのミックスっぽいワンコがヘッヘッって言いながらロープにつながれていました。

 

ここのストリートの犬も猫もすべて把握している私は、このストリートの子じゃないですよ。とお伝えしたところ、

 

「私そこの学校で働いてて、この子学校の中さまよっていたのよ。どうしようかしら」と仕事中で困っていたっぽいので、

一時間以上時間のあった私は、

ほんじゃ私が飼い主ちょっと探して、見つからなかったらシェルターに連れていきますよ~といいました。

 

どう考えても飼い犬だけど、(毛はトリミングされていた)臭いし、汚いし、年寄りっぽい。歯も削れてるし首輪もない。

 

とりあえずお水飲ませようと家に連れていくと

我が物顔で入る犬。

 

ふんふんいろいろ嗅ぎながらさまよっている。

 

家にいた旦那に、ねー、この子シェルター連れていきたいんだけどといきなり犬を見せました。

 

犬好きな旦那は、

 

はあ。まじかよ。。。といいながらナデナデ。

お前どこから来たんだ?おい、かわいいな。

 

と気に入った様子。

 

でもどうみても飼い犬、または飼い犬だったっぽいからいちおうシェルターに届け出て、飼い主が名乗り出るか待ってみようとということになりました。

 

旦那にしてはめずらしく、

もし飼い主いなかったらこの子は引き取ろう。と発言!!

 

なんと!

 

まだマメタなくなって1週間だから私準備できてなかったけど

だんながゴーサインを出すのはめちゃめずらしい。

 

そして動物が家にいる温かさを一瞬でも感じさせてくれたワンコ。

ああ、思ったより、私ペット迎え入れるの大丈夫かも。と思いました。

 

シェルターに連れていき、迷い犬はすぐにウェブにあがるので、その日一日たびたびチェックしていたのですが、夕方にはこの子の写真は消えていました。

つまり飼い主さんが現れたのですね。

 

あまりにもケアされてない感があって納得できなかったものの

しょうがない。

 

運命の子か??なんて思ってしまったので、残念でしたが。

人生、そううまく運命の子、落ちてないですよね。笑

 

しかしそのシェルターのサイトを見ているとき、つい猫の方もちらりと見てしまったのです。

 

したら

マメタそーーーーーっくりの子猫がいるではないですか!!

 

いやいや、まさか。マメタ2号。。。

 

たしかに昨日の夜マメタにどうしたらいい?って助けをお願いしたけど

迷い犬がいなかったらシェルターのサイトなんてまだ見てなかったけど

 

でもっ。こんなにそっくりの子が今いるなんて。。。。

 

どうやら兄妹でシェルターにいる様子。。。

 

いや、忘れよう。まだ早すぎる。

マメタに悪いじゃねーか。

 

 

 

 

 

 

 

と思っていましたが

忘れられん。。。。

 

 

 

息子にも写真を見せたら、息子が

マメタ~~~~~~!!!!マメタとそっくりだね。ママ。

この子、引き取ろう!!女の子の兄妹も一緒に、二匹、飼おうよ!マメタ2とマメタ3だあ。

 

と。。。。

 

ああああああ。どうしよう。

 

と今迷っているところです。

 

木曜日まで引き取り可にならないので

今週少し考える時間も準備する時間もあります。

 

でもやっと今日、マメタの使っていたブランケットと、外で使っていた猫ベッドを洗うことができました。出窓のとこにあるのはまだ洗えずにいますが。。。

 

マメタのにおいとか、よだれとかついたままのブランケットとベッド。洗えなかったんです。マメタの痕跡がなくなってしまう気がして。寂しすぎて。

 

でもシェルターにいる犬猫たちを見て、マメタはいい一生送れたんだよな。。と思うことができた気がします。こんなにたくさん、家がなかったり、飼い主に諦められたり、捨てられた子たちがいるのに。。

 

迷い犬ちゃんが現れたことで、私は一歩進めたような、そんな気がしています。早いだろ!!という気もしますが。笑

また新しい子を迎えて、家族になってもらおうって。

 

やっぱり猫には不思議な力があるんでないか。。。そんな風に思っちゃいます。

 

まだまだ涙は出るし

マメタを想う気持ちは変わらないです。

いつまでもいつまでも最高の優しい猫です。

 

 

どうなるかわからないけど、

ちょいと流れに任せてみます。

 

 

私の黒猫人生は続くのかもしれません。笑

 


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一緒に住み、同じ週に他界した友達の🐱。😿😿 マメタの弟分でした。


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こちらはカナダの姉の🐱。😿😿 ちょっと毛が長い黒猫ちゃんでした。マメタのアネキ分です。

 

今頃虹の向こうでみんなで日向ぼっこしてるかな。そうだといいな。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の大切な黒猫マメタ  扁平上皮癌の闘病と、さようなら

もう何か月もブログを書いていませんでした。

 

今年に入ってからうちの息子は大変だったし、

1月からは黒猫マメタの腎臓病も進み、家で輸液をする治療が始まりました。

看病と仕事と息子と旦那と、毎日忙しく過ごしていて、何も書く気になりませんでした。

 

私の大切な大切な黒猫マメタが三日前に亡くなりました。10月22日。夕方5時過ぎ。


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(今年の春、日向ぼっこをしていたマメタ)


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(まだ二年前の元気な頃のマメタ。)

 

彼の患った病気は飼い主さんがなかなかに治療や看病に苦労する病気だったので私の気持ちの整理のためにも書くことにしました。

誰かの参考になったらって思うし、長くてすみませんが私自身のために書きます。

 

 

 

 

今年1月、マメタを検診に連れていきました。

腎臓病は去年既にステージ3の数値になっており、甲状腺のお薬はすでに2019年より毎日とっていました。

 

獣医さんには腎臓の数値は悪くなってきていて、脱水症状が進んでいるので家で輸液を始めるかどうか決めてくださいと言われました。

 

獣医さんには輸液をしたらもちろん猫の体は楽になるはずだと言われ、私はまだ彼に逝ってほしくなくて、そして何より苦しませたくなくて、治療を始めました。

 

甲状腺機能亢進症の薬は朝、夜と一日2回。

輸液の点滴は週に3回。

 

輸液を始めてからのマメタは元気を取り戻し、毎日の生活に戻りました。

 

覚悟はしていたつもりでした。

いつなくなってもおかしくない17歳という年齢。

 

今年7月あたりからよだれを垂らすことが増えました。

しかしデルタ株のコービッドが急速に増えだした7月、なかなか獣医さんの予約が取れませんでした。

 

8月の後半に予約はできたものの、どうも様子がおかしく、口が臭くなってきたマメタをみて、獣医さんに予約を速めてもらい8月の最初の週に獣医さんに連れていくことができました。

 

そこでの診断は癌。

口腔内にできる癌で、おそらく扁平上皮癌であろうと。

800ドルもかかる検査をし、その診断を確定しました。

予後は非常に悪く1ー3か月。マメタの場合持病もあるからおそらく持って1-2ヶ月。

 

年を考えても、すでに輸液が必要な進んだ腎臓病がある状態であることも考慮して、緩和医療を勧められました。

 

私もこれ以上治療を続けるのは酷だと思っていたので、痛み止め、抗炎症剤だけで残りの日を過ごしてもらうことに決めました。できるだけ平和に、苦しくなく過ごしてほしい。

 

泣きました。

どんなに覚悟してても、いつかは訪れる別れ。

想像するだに辛すぎて。。。

 

8月からはお薬が3種類に増えました。

抗炎症剤兼痛み止めを2日に1回。

点滴はそのまま週3。点滴をしすぎると貧血になるからということでした。

そして甲状腺のお薬も毎日。

 

その後は私は仕事しながらも献身的にお世話したと思います。

仕事でキャンセルが出たりすると合間に家に帰り様子を見に行きました。

 

いつお別れが来てもいいように、後悔しないように、大好きだよ、いつもありがとう、いい子だね、と毎日伝えました。

 

8月、そして9月の最初まで、マメタはだいぶ調子がよさそうで、毎日のルーティンを楽しんでいるようでした。

 

朝5時に私を起こしに来て、裏庭に行く。

トイレを済ませるとまた戻ってきて布団の中で、私の腕枕でもうひと眠り。

6時半に私と一緒に起き、今度は家の表のパトロール。

 

私が朝食を準備している間にクリームチーズをひとなめするのをねだる。

クリームチーズのあとはお薬をとり、今度は一人で私のベッドルームに向かい、朝のお昼寝に入る。私たちが仕事と学校に行っている朝の間はほぼ寝て過ごしていたようです。

 

トイレに行くのが億劫になってきており、家の裏のドアを少しだけ開けておくのも私の日課になりました。ガレージにおいてあるトイレも猫用ドアをくぐるのがきつくなっていたので、ガレージに続くドアも半分開けるのが私たちの日課になっていました。

 

9月のあるころ、マメタが薬を嫌がるようになりました。

まるでもう薬なくていいからっていってるように。

彼の眼をみると、もういいよ、ママ。もう頑張らなくていいよ。と言われてるようで。

 

点滴も今まで文句言わなかったのに、文句をいうことが増えました。

朝のお薬をものすごく嫌がるようになりました。

 

口の中の癌はみるみる大きくなり、顔が少し曲がってきました。

 

でも点滴をうつと体が楽になっているのがわかる。

薬を試しに辞めてみると体はつらそうになるのがわかる。

だからすぐにやめられなかった。

 

9月中旬から、安楽死をいつにするかを毎日考えるようになりました。

いつ、どのタイミングでしてあげるのがいいのか。

 

この癌は食欲は減退しないのに、癌が大きくなって気道や食道が圧迫され

食べたいのに食べられない。飲みたいのに十分に飲めない。また広がりかたによっては気道が圧迫されて窒息する、という酷な病気です。

 

この性質により、安楽死のタイミングが非常に難しく、安楽死をしないとなると、猫にはかなりの苦痛を経験させることになるということを言われました。

 

獣医さんも最後は安楽死をすすめました。これ以上マメタがマメタらしい生活ができなくなったと思ったらその時がタイミングですよ、と言われました。

 

しかしそのタイミングが難しい。。。

 

9月の終わり、元気がなくなって2日間ほとんど食べないことがありました。

朝のルーティンもしなければ、ずっと寝ている。トイレはまだしてるけど、食べることがいっきに少なくなりました。膝にも乗ってこない。

 

覚悟を決めて家でできる安楽死の予約をしました。

予定の日の3日前から、マメタが嫌がる薬をやめました。

 

しかし、甲状腺の薬をやめたところ、また元気になっちゃったんです。

 

もちろん、少しだけ、ですが。

甲状腺機能亢進症のお薬をやめるとエネルギーが出てきちゃうんですね。

食欲もあがり、お皿に入ったもの全部食べるようになったのです。

 

予約の一日前、安楽死をしに来てくれるサービスに電話して、今この状態でさようならするのはつらい。と伝えると、獣医さんが来てくれて一緒に相談にのってくれるというので、とりあえず来てもらうことにしました。

 

獣医さんが家に入ってくると、興味津々で、近づいてきてニャオーンとあいさつ。

私からのおやつは絶対食べないくせに、獣医さんが持ってきたおやつを食べるではありませんか。(うまく食べられなかったので食べることが痛いことは確か。)  ベッドに飛び乗るなんてずっとしてなかったのに、ぴょんって乗るし。。。日が当たる出窓の自分のベッドで気持ち良さそうにしている。。。

 

獣医さんはその様子をみて、食べるのがつらくなってることは確かだと思う。

でもまだ3日から2週間くらいの余裕があるかもしれない。とおっしゃりました。

長くて2週間くらい、QOLを保ったまま生きれるのではないかと。

 

今ここで安楽死することにも反対はない、と。彼は確実に死が近づいてきてるから。

苦しい最後になる前に安楽死の予約がとれるとも限らない。

この健康状態だと、あなたが働いてる間に一人で死んでしまうかもしれない。

 

あなたのチョイスです。と言われました。

 

私は泣きじゃくりながらも、まだご飯を食べて、なんだか楽しそうにしてるマメタを今そこで逝かせることはできませんでした。

 

で、薬のプランを変えて、もう痛み止めだけ。甲状腺のお薬は続けてもいいし、続けなくてもいいし、彼が好きなように好きなことだけさせてあげましょうと。

 

しかし痛み止めはあげてみると強すぎるらしく、ふらふらになってしまったので

輸液と甲状腺のお薬を様子を見てあげつつ過ごしました。その間にたくさんの抱っこや家族でたくさんのいい時間を過ごせました。天気も良く毎日外か出窓で昼寝をしていました。痛み止めも様子を見ながら彼の寝る時間に合わせてあげました。

 

 

10日が経ち何かが変わりました。

楽しんでた様子が一気になくなり、よだれが増え、腐臭がますます強くなりました。

顔のかたちがかなり変わり、腫瘍のサイズがすごく大きくなってるのがわかりました。

 

食べる量が一気に減りました。

 

何よりも呼吸が少しおかしくなっていて、寝ててもお腹で頑張って呼吸しているのがわかりました。私の膝に最後にのったのは火曜日の夜。その後は体がきつそうでベッドの上でしか寝ませんでした。

 

それを見て、これ以上苦しませるのは酷だと、思いました。

私の勝手な希望で延命をしてきてしまった。

最後は苦しくなく逝ってほしいと、これも私の勝手な思いで、安楽死を決めました。

 

金曜日、2週間後に戻ってきた獣医さんは、そうですね、もう時間の問題でしょう。もうこれ以上は、と思います。。と賛成してくれました。とても強い良い子ですね。。と。

 

まだ動けてました。

まだ出窓に登れました。

まだお外で昼寝できてました。

最後の朝ゴロゴロいいながら私を起こすこともしてくれました。

 

でももういつものルーティンもしない。

トイレを漏らしてしまった。

クリームチーズをねだりにこない。

膝のうえでお昼寝もしない。。

何より異臭のするよだれが大量に出続け、顔がもうつらそうでした。

 

もういつ亡くなってもおかしくない状態でしょう。腫瘍が喉を圧迫していて、おそらく息をしにくい状態になってると思います。と獣医さんに言われました。覚悟を決めて最期のお別れをすることにしました。

 

最初に眠らせる薬。

その注射は少し痛かったみたいで、少し嫌がりましたが私の腕の中で落ち着きました。

そして薬が30秒くらいですぐに効いて、グッタリしました。

 

ぐったりしたマメタをいつものブランケットの上におろし、そして最後に足から管を入れて、心臓を止めるお薬を入れます。

 

1分もしないうちに彼の体から魂が抜けました。手を通してエネルギーがフッと消えたのを感じました。私はずっと撫でながらマメタに語りかけました。泣きながら叫んでたかもだけど。。。

 

辛くて辛くて。。。

 

あんなに覚悟していたのにそれでも辛くて。。少しでも獣医さんの注射で怖い思いをさせてしまったのも辛くて。。

それでも私の腕の中で意識をなくしたというだけでやっぱりもがき苦しむよりもよかったのかなとも思ったり、これでよかったとも完全に思えなくて。

 

あんなに苦しくつらいお別れは父を亡くした時以来でした。

 

ありがとう、ありがとう、君は世界で一番の最高の猫だよ。

大好きだよ。何度も繰り返し伝えました。

 

 

体温がみるみる抜けていって

ピンク色の肉球が真っ白になりました。

私は寒くなったらかわいそうとブランケットをかけました。

 

もう暖かくなることなんてないのに。

頭ではわかっていてもこの子を世話してきた思考回路が止まらなくて。

 

愛しい愛しい我が子のように思ってきてしまったから。

 

いつもそばにいてくれたから。

 

マメタは私の子供でありパートナーであり私をいつも見守ってくれてた天使だったから。

 

彼を庭の木の下に埋めました。

 

まだ少し体温が残っている体を土の中に埋めるというのは頭ではわかってていても難しくて。土かかっちゃったらかわいそうじゃないか。。。って。でもさよならしなくちゃねっていいながら、もう魂の抜けてしまった体を土に還さなければって、頑張って埋葬しました。夜だったので暗くなる前に、と。

 


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彼がいなくなって3日。

私はまだ彼がいないこの世の中を受け入れることができていません。

 

世話をしているつもりでした。

彼の猫生をできるかぎり幸せなものにしたくて頑張ってきたつもりでした。

 

でも実際は彼から与えてもらったもののほうがずっとずっと大きい。

 

私は後悔はないんです。

すべて出きることはやったと思うし、17歳まで生きてくれたし、

息子が里子のころ、暴力的で大変だったとき、ほとんどかまうことができなかったのに、マメは常にそこにいてくれたんです。

 

きっとストレスをためさせてしまっていただろうに、私がつらくて泣いてるとそばにきてただただ、一緒に居てくれたんです。

 

息子が徐々に落ち着くと、息子の膝にも乗るようになり、彼が寝られないときは彼のベッドのそばの椅子にのり、彼が落ち着くまで一緒に寝てくれました。

息子が寝入ると、仕事が終わったとばかりに椅子から降り、私と一緒にベッドに入るのです。

 

マメタは私たちを守ってくれました。

支えてくれました。

私たちがマメタをかわいがる以上に、彼は与えてくれた。

 

まだ彼のいない世界を受け入れることができていないけど、

ただマメタが言ってくれるような気がしてるです。

 

僕、ママに教えたでしょ。大丈夫だから。つらいことあっても大丈夫だから。僕がいつもそばにいたときに感じた安心感。思い出して。

大丈夫、やっていけるよ。

また会おうって。

 

私も毎日言ってました。

マメタ、もうあなたの命が尽きるのが近いのはわかってるけど、また次の命でも絶対一緒に過ごしたいね。って。一緒にまた過ごせるのを祈ってるよって。ほんとは一緒にいれるならずっと一緒にいたいよって。いつもそう言うとゴロゴロいいながらしっぽを私の腕に巻いてくれました。


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(しっぽでいつも返事をしてくれたマメタです。)

 

だから、いつかまた会える。

 

マメタはもう元の肉体にはいないけれど、そう信じて生きたいです。

 

私にとっては本当に特別な存在だったマメタ。

捨て猫なんて2004年に彼を拾った時以来見ていません。

でもマメタは私の前に現れた。

父が亡くなった年の次の年にひょこっと現れてずっと守ってくれてた。

父の代わりに、見守ってくれてた。そう思っています。

 

まだ受け入れられないけど、少しずつ、少しずつ。

彼が私の人生に来てくれたことをあまりにもありがたく感じています。

 

一緒に庭で過ごしたたくさんの時間。

カウチで一緒にうたたねした時間。

家族みんなで団らんした何気ない日常がどれだけ最高の瞬間であるか。

マメタは大切なことをたくさん教えてくれました。

 

本当にありがとう。

マメタは最高の猫だよ。

マメタのいない世の中は私にはつらいけど

マメタのいない家に帰ってくるのは予想以上につらいけれど

君の姿をずっと探してしまうけど

君がくれたたくさんの幸せな思いを忘れずに

生きれるように頑張るから。

 

いつかまた会える日が来ますように。。

 

大好きなマメタ。さようなら


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(お日様が大好きだった元気な頃のマメタ)

 

 

 

 

 

 

モナーク便り 続き

 

モナークのサナギを毎日観察しながら見守っていたのですが昨日今日と相次いで蝶が出てきました。

 

 

しかし残念ながら 小さい方はOE という病気で羽が上手に広がりませんでした😢

弱々しく羽を広げて羽ばたくことができない、小さな数日の命、せめてお花の上でと思い、お花を摘んで掴まりやすいようにしておきました。のですが今日の夕方には姿かたちなくなっていたので、鳥やとかげに食べられてしまったのかもしれませんね。残念でした。


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もう一つ地面に転がっていて、デンタルフロスで吊るした子は順調にメタモーフォーシス(変態)をし、今朝気がついたら外に出ていました!


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少しずつ羽の様子がうっすら見えてきたのが4日前くらい


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今日の朝、朝日を浴びたさなぎ。孵化の2時間前です。気がついたらもう出てきちゃってて出てくる瞬間は見れなかった。。


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きれいな蝶です。健康そうだし強そう!

 

今日は予定があったので飛び立つまで観察できなかったのですが、午後3時半に戻ってきたときにはもう姿はありませんでした。無事に旅立ったことを願うばかりです。

 

モナーク蝶は一年のうち冬はメキシコ、またはカリフォルニアで冬を越え、夏はカナダの方まで北上するそうです。しかし1代でそれをやりとげるのではなく4代かけてそれをします。1代目はメキシコやカリフォルニアで冬を越えた世代。ここから3代かけてカナダ、ワシントン州やアイダホ州まで北上します。彼らの寿命は2~6週間で、すぐに次の世代を作ることが出きるそうな。しかし4代目のモナーク蝶はカナダや北の州から南のカリフォルニアやメキシコ(バハ・カリフォルニア)までたった1代で南下するそうです。この世代は8~9ヶ月いきるそうです。小さな小さな蝶が一匹で長距離大移動するその旅はどんなものなんだろう、と想像したくなります。さすがに蝶にカメラはつけられないですもんね。

 

 

今回蝶になった子はここで冬を過ごし、次の世代が北上し始めるのか、今年は暖かいからすでに北上している途中なのか。よくわかりませんが無事に生きて次の世代に繋がっていけるといいなあと思いました。死にゆく野生の動物を助けることはいいことなのかわかりませんが、今回は恐らく木の剪定で落ちちゃったと思われるのでよしとします。人間の大量生産を目的とした農薬の大量使用、繁殖するための土地が開発され、なくなっていったミルクウィードの減少がモナーク減少の主な原因と言われています。鮭や鮎を放流するようにモナークを助けようとしてる人たちもたくさんいるんですけどね。

通常春に多いモナークの訪れ。春に十分なミルクウィードを供給するため近々また在来種のものを植える予定です。

さて新年今日が仕事始め。

頑張らねば!!!

 

剪定して新しくマルチを加えた庭です。雨も降って気持ちがいい!


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暖冬の庭から、モナーク蝶便り。年末の独り言含む。

最近うちの息子もろ反抗期です。

 

虐待やら里子やらそんな過去もあいまって

彼の反抗期は半端じゃなく憎たらしい。使う言葉とか態度とか、

お前はギャングメンバーか!!という調子です。

もちろん彼の複雑な育ちを考えるとまっすぐのびのびすくすくかわいらしく育つはずはないし、そんな過去を持っていないまっすぐ育ってるはずの子たちだって大変な時期はあるものだと思っています。が。まあいわゆる、特に問題もなく愛されて育った子供の反抗期を10倍から20倍にした感じと思ってもらえると嬉しいです。まじで憎たらしい~~!!と思いますがあえて無視して、ほめるところをみつけるようにしないといけませんね。

 

大変だね、がんばってるね、といってもらいたくて愚痴をこぼしておるだけです。すみません。笑

 

さて、子供の愚痴は置いておいて

 

南カリフォルニアやっとまともな雨が降りました。

今日一日降ったりやんだりを繰り返すらしいですが

おそらく300日くらい雨ちゃんと降ってなかったんでなんか気分が潤います。

 

今年はあったかい冬なので、2月とかまで咲かない花が開花したりしています。

 

さて、今日話題にしたかったのは、モナーク蝶。

モナーク蝶はカナダからメキシコまで渡る、渡り鳥ならぬ、渡り蝶。

模様がきれいで、ドワーーっと木に集まったりするので、北米、メキシコで人気の蝶です。

 

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実際に集まっているのを見たことはないけれどカリフォルニアには多数モナークが冬に集まる場所があります。

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庭で育つモナークの幼虫

 

残念ながら数が激減しています。今年のカウントによると、そろそろEndangered Species絶滅危惧種に加わってしまうらしいです。なんか順番待ちらしくまだ加えられないそうですが。。。

そんなモナーク蝶、私の中ではサナギがきれいすぎて、つい見とれてしまう蝶です。

芋虫は苦手ですが、モナークの子はまだ耐えられる。

うちの庭で冬を越すモナークは今までいなかったのですが、今年はあったかいからか、冬でも幼虫がいなくなりません。

 

モナーク蝶の幼虫はミルクウィードという植物しか食さないのですが、この写真にのってるのはトロピカルミルクウィード。植物屋さんでもよく売られています。しかしこのトロピカルミルクウィード、外来種です。毎年切り込まないと、モナークに蔓延するカビの病気を広げてしまいます。なのでもしモナーク蝶を庭で育てたかったら、半年に一回ほど地面から15cm-20cmの高さまで切り込んだほうがよいそうです。そうすることで病気を広げなくて済むそうな。

 

ちなみにうちの庭には在来種のミルクウィードも植えてあるんですが、こちらはなかなか弱く、食欲旺盛なモナークに十分なほど育っていません。今年の目標は在来種ミルクウィードを庭でもうちょっと育てることです。

 

 

そして3日ほど前、寝室の窓から外を眺めていたら、サナギがおっこちて地面に転がってるのを見つけました。二週間ほど前に木を刈り込んだので、その時におっこちてしまったのかもしれません。Youtubeでおっこちちゃったモナークのサナギを助ける方法、というのを見つけ、試してみました。

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金の生る木にデンタルフロスでつるしてみました。万が一落っこちちゃった場合を考え、下にはやわらかい布を敷いてあります。

地面に転がっていたので少し汚れています。それでもきれいなエメラルドグリーンに、金色の点々。ほんとキレイなサナギです。

金の生る木の幹がつるつる過ぎて出てきたときつかまれないんじゃ・・・とつるした後に気が付いたので、近くなったら足が引っかかりやすいものを用意するかもしれません。ちゃんと蝶になれるかなあ。。。

 

そしてもう一つ発見。前に2日間ほど幼虫のままぶら下がっていて、死んじゃったかと思っていましたが、どうやら時間をかけてサナギになれたみたいです。

 

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この子はサイズがすごく小さいです。ちゃんと蝶になれるのだろうか。。。と毎日観察してます。

モナーク蝶は蝶になれる子は自然界だとすごく少ないようです。

だからサナギになった子を見るとうれしい。蝶になれるかどうか追って日記に残したいと思います。多分。

 

人間は美しい種類のものを守りたいと思う傾向が強いそうです。

きっと美しくないものでも絶滅していく種類もたくさんあるんだろうな。注目されにくいだけで。。

 

人間はどこまでこの地球にいることができるんだろう。

人間はとても強い種族で環境にたいする適応能力が他の種族と比べて半端なく高いですよね。

 

絶滅に向かう種類の生き物を見るとそんなことを考えてしまいます。

 

 

 

さて、最後にもう1つ独り言を。。

年末は日本では大掃除ですね。

アメリカにはスプリングクリーニングという習慣があります。

3月や4月の春休みにわーーっと掃除するのです。

それとともにガレージセールなんかをよく開きます。

 

私はというと、年末の掃除は、「今年はスプリングクリーニングにしよう。」と言い訳をし、

スプリングクリーニングの季節になると、「うん、私は日本人だし、年末に掃除しよう。」と言い訳するので

いっこうにきれいにならない我が家です。

 

さて、独り言をやめて、年末の帳簿付けに戻ります。

それではまた。