黒猫人生
いろんな人に読んでもらっているブログではまったくないのですが
自己満足の記録ですが
マメタがいなくなって、ブログタイトルから黒猫を抜かないとなと思っていたのですが
タイトルは変えなくてもよくなりました。
というのは
(はっ、"里子"も養子になってもう里子じゃないからそこは変えないとか。。。)
前回の記事に書いたシェルターにいたマメタそっくり黒猫二匹。
引き取っちゃったからです。
先週の木曜日、仕事もゆっくりめで、キャンセルも出たため、朝からシェルターに行くことができたのです。この二匹の猫の引き取り希望はこの日が開始。いいタイミングでした。
張り切って早めに行ったら、まだ週の半ばだからか私が一番乗り。週末だと希望の子を引き取るため朝の4時とかから待つ人もいるそうな。
そこでマメタ2号をとりあえず抱っこさせてもらいました。
あまりにもたくさん子猫がいて、その中から二匹だけ選ぶなんて酷すぎてつらかったのですが、
マメタ2号は、私の肩に抱かれると、体をふにゃ~っと預けてきて、
小さな声でグルグルグルグル言い出しました。
あまりにも自然と抱っこされるこの子はもう手離せなく、マメタの幼い頃を思い出して泣いてしまいました。あまりにも私の腕に馴染んだために悩む必要はありませんでした。この子は連れて帰る。
とりあえずマメタ2号をおりに戻すと、マメタ2号、私をしっかり見て、ンナッ、ンナッ? と声をかけてきました。
この子、わかっとるのか?と思うくらい。
まるで、あなたと一緒に帰るのね?って言われてたみたいでした。早く行こう!!って。
今回猫を連れて帰るなら兄妹猫をもう一匹と考えていたので、たくさんいて迷ったのですが、マメタと同じタキシード模様の猫は兄弟姉妹っぽい女の子がもう一匹だけ。
この子はハーッと威嚇するもんで、カウンセラーの人に今は出せません。と言われました。一旦は諦めてほかの子も見ることにしました。でもこの女の子、おりの端っこのほうで固まってストレスたまってるっぽいもんで、他にたくさんいたフレンドリーな子たちよりも心配になってしまって。。。
やっと威嚇しなくなったところで、抱っこしてみたら、これまたストンと私の腕に任せてきたのです。ほかのフレンドリーな子たちは、いや~んって動きまくるのに対し、マメタ2号とこの女の子はストン。あ、母ちゃんの腕や。みたいな落ち着きをみせたのです。
やっぱり最初の予定通り、この二匹をおうちに連れて帰ることにしました。
家に帰ってきても、対して隠れたりもせず、二匹ともなかなか度胸があるようでした。
とりあえず私は急遽トイレとご飯だけ用意し、仕事に戻りました。
全然集中できなかった仕事の後、旦那が息子を学童保育に迎えに行きました。
朝に、今日猫をもらいに行くかもしれないっ言ってあったのですが、実際に猫をもらってきたことをまだ教えてませんでした。
ママ~!!ただいま~~!息子が家に戻ってきて不安そうに私の顔を見ます。
ママ、猫、いるの? 猫、連れて帰ってきたの?
”Mama, do we have them?Did you bring back the cats?”
マメタを亡くしてから寂しかった息子。期待外れて猫がいなかったらどうしようと不安がっていたので
”小さな声でお話ししようね。びっくりさせちゃうからね!”
と私が言うと、パーー!!息子の顔が明るくなりました!最高にかわいかったです。
にか~~!!と笑って、いるんだね!!連れて帰ってきたんだね!!と。
その後初めて息子との面会。
息子はマメタ2号のマメタそっくりぶりにびっくりしていました。
なんか姿だけじゃなく、しぐさとかまで似てるんです。
甘えんぼなところも。
そして旦那と息子と3人で命名しました。
男の子はピート (Pete)
女の子はルル (Lulu)
と命名しました。
私は女の子はハナちゃんにしたかったんですが
ピートとハナよりも、ピートとルルのほうが組み合わせ的にはかわいかったので。。
二人ともまだまだビクビクしていますが、それでもゴロゴロいいながらなでさせてくれます。
私は庭へ出て、マメタの御前に報告しました。
マメタ、まだ2週間しかたってないから、ありえないって思ったけど
こうなっちゃったよ。
君にそっくりな子猫ちゃんのおかげで君との思いでがもっと鮮明によみがえってくるよ。
この子たちを幸せにできるように頑張るね。
そばで応援しててね。君はいつになっても世界一の猫だよ。
会いたいよ。寂しいよ。
また泣きました。
新しい子猫がいることでマメタとの別れでぽっかり空いた穴が埋まるのかと思いきや、実は全く逆でした。マメタのことをおもいだし、彼が過去の猫になったことが寂しすぎて。今ここに一緒に座って子猫を見ていないことが寂しすぎて。今となりにいたら、子猫たちにどんな反応をしたんだろう。とか色々思ってしまいました。
この子猫ちゃんたちはもうたまらなくかわいいですし、幸せにしてあげたいです。でもきっとまたたくさんの幸せをもらうばっかりになるんだろうな。
マメタがいない寂しさは全く消えませんでした。
ただ、マメタの子、というわけではないけど、この子猫たちの命を紡ぐこと。命を大切にすること。
それをしていくということに達成感というか使命感というか、そういうものを感じている気がします。そしてほかの猫たちに割と優しかったマメタ。近所の猫友にご飯食べさせたりするマメタ。きっと喜んでくれているような、そんな気が勝手にしてるんです。
息子が命を大切にできる人間に育ちますようにと、願いを込めて新しく預かった命、大切に育てていきたいと思います。そしてたくさんの幸せな時間を過ごしたいです。
マメタ、ありがとうね。
やっぱりなんとなく、マメタに導かれている気がしてしまいます。
ああ、マメタに会いたいな。
またそのうちブログに書きたいと思っているのですが
私は黒猫に縁があります。
昔から捨て猫よく発見していましたが
いつも黒猫でした。
うちの母親は私は黒猫の申し子なんじゃないのか。。。と思っていたそうです。
そんなわけで私の黒猫と共に生きる人生は続くことになりました。
妹猫。
兄猫。マメタにそっくりの子です。