カリフォルニアの庭と黒猫と里子

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マメタが亡くなって9日 猫の不思議

ハロウィーンですね。

 

マメタが亡くなり今日で9日目。

マメタが家にいないことにまだ慣れないけれども少しずつ受け入れてきているのかなと思います。

 

実はマメタが亡くなった週

私にとって大事な猫ちゃんが二匹。

マメタとかなりの時間を共にすごした二匹が同じ週に亡くなったのです。

 

一匹はカナダに住む姉の猫。

マメタとは6年間、私が日本に帰っている間と家を買うまでの間、一緒に住んでいたマメタより1歳上のおばあちゃんでした。

マメタよりもずっと健康で、きっとまだまだ生きると思っていたのに

マメタが悪くなるちょっと前一気に体調が悪化し、マメタより4日前に亡くなってしまいました。。

 

もう一匹はうちに合計2年ほどでしょうか、住んでいた友人の猫。

こちらは純血種のロシアンブルーでしたがまだ12歳で、まだまだ生きてくれるだろうと思っていた子です。マメタが亡くなる5日前、急性腎不全になり、亡くなってしまいました。。。

 

あんたらなんやねん!!と言いたくなる一気に来た死に、私は猫のテレパシー的な絆を勝手に感じてしまいました。

 

3匹ともほんとに良い子。

寂しくないように一緒に逝きたかったのかなあと家族と友人と話しました。

こっちは寂しいったらありゃしません。

 

 

そしてまたなんだか不思議な出来事が。

 

マメタが亡くなって一週間。

マメタが一緒に寝てくれない、起こしてもくれない夜と朝がつらすぎて

マメタにどうすればいいんだい。私はマメタとのお別れを乗り越えられるんだろうか。

なんか教えてくれよ~と、マメタのいない彼のベッドに話しかけました。

 

次の朝、仕事のキャンセルが出たため、少しゆっくりめに準備をし、

木がのびまくっていたので、ちょこっと剪定してやろうと梯子にのって横庭の木の枝をパチンパチンやっていたところ、

 

塀のむこうから来た犬を連れたおばさんが

「すみませーん。この犬知ってますか?ここら辺に住んでる子ですか??」

 

と聞いてきました。

 

私は犬を見るために外に出ていきました。

ちょっと太った小汚いプードルとシーズーかなんかのミックスっぽいワンコがヘッヘッって言いながらロープにつながれていました。

 

ここのストリートの犬も猫もすべて把握している私は、このストリートの子じゃないですよ。とお伝えしたところ、

 

「私そこの学校で働いてて、この子学校の中さまよっていたのよ。どうしようかしら」と仕事中で困っていたっぽいので、

一時間以上時間のあった私は、

ほんじゃ私が飼い主ちょっと探して、見つからなかったらシェルターに連れていきますよ~といいました。

 

どう考えても飼い犬だけど、(毛はトリミングされていた)臭いし、汚いし、年寄りっぽい。歯も削れてるし首輪もない。

 

とりあえずお水飲ませようと家に連れていくと

我が物顔で入る犬。

 

ふんふんいろいろ嗅ぎながらさまよっている。

 

家にいた旦那に、ねー、この子シェルター連れていきたいんだけどといきなり犬を見せました。

 

犬好きな旦那は、

 

はあ。まじかよ。。。といいながらナデナデ。

お前どこから来たんだ?おい、かわいいな。

 

と気に入った様子。

 

でもどうみても飼い犬、または飼い犬だったっぽいからいちおうシェルターに届け出て、飼い主が名乗り出るか待ってみようとということになりました。

 

旦那にしてはめずらしく、

もし飼い主いなかったらこの子は引き取ろう。と発言!!

 

なんと!

 

まだマメタなくなって1週間だから私準備できてなかったけど

だんながゴーサインを出すのはめちゃめずらしい。

 

そして動物が家にいる温かさを一瞬でも感じさせてくれたワンコ。

ああ、思ったより、私ペット迎え入れるの大丈夫かも。と思いました。

 

シェルターに連れていき、迷い犬はすぐにウェブにあがるので、その日一日たびたびチェックしていたのですが、夕方にはこの子の写真は消えていました。

つまり飼い主さんが現れたのですね。

 

あまりにもケアされてない感があって納得できなかったものの

しょうがない。

 

運命の子か??なんて思ってしまったので、残念でしたが。

人生、そううまく運命の子、落ちてないですよね。笑

 

しかしそのシェルターのサイトを見ているとき、つい猫の方もちらりと見てしまったのです。

 

したら

マメタそーーーーーっくりの子猫がいるではないですか!!

 

いやいや、まさか。マメタ2号。。。

 

たしかに昨日の夜マメタにどうしたらいい?って助けをお願いしたけど

迷い犬がいなかったらシェルターのサイトなんてまだ見てなかったけど

 

でもっ。こんなにそっくりの子が今いるなんて。。。。

 

どうやら兄妹でシェルターにいる様子。。。

 

いや、忘れよう。まだ早すぎる。

マメタに悪いじゃねーか。

 

 

 

 

 

 

 

と思っていましたが

忘れられん。。。。

 

 

 

息子にも写真を見せたら、息子が

マメタ~~~~~~!!!!マメタとそっくりだね。ママ。

この子、引き取ろう!!女の子の兄妹も一緒に、二匹、飼おうよ!マメタ2とマメタ3だあ。

 

と。。。。

 

ああああああ。どうしよう。

 

と今迷っているところです。

 

木曜日まで引き取り可にならないので

今週少し考える時間も準備する時間もあります。

 

でもやっと今日、マメタの使っていたブランケットと、外で使っていた猫ベッドを洗うことができました。出窓のとこにあるのはまだ洗えずにいますが。。。

 

マメタのにおいとか、よだれとかついたままのブランケットとベッド。洗えなかったんです。マメタの痕跡がなくなってしまう気がして。寂しすぎて。

 

でもシェルターにいる犬猫たちを見て、マメタはいい一生送れたんだよな。。と思うことができた気がします。こんなにたくさん、家がなかったり、飼い主に諦められたり、捨てられた子たちがいるのに。。

 

迷い犬ちゃんが現れたことで、私は一歩進めたような、そんな気がしています。早いだろ!!という気もしますが。笑

また新しい子を迎えて、家族になってもらおうって。

 

やっぱり猫には不思議な力があるんでないか。。。そんな風に思っちゃいます。

 

まだまだ涙は出るし

マメタを想う気持ちは変わらないです。

いつまでもいつまでも最高の優しい猫です。

 

 

どうなるかわからないけど、

ちょいと流れに任せてみます。

 

 

私の黒猫人生は続くのかもしれません。笑

 


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一緒に住み、同じ週に他界した友達の🐱。😿😿 マメタの弟分でした。


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こちらはカナダの姉の🐱。😿😿 ちょっと毛が長い黒猫ちゃんでした。マメタのアネキ分です。

 

今頃虹の向こうでみんなで日向ぼっこしてるかな。そうだといいな。。。