思い出に浸るの巻 その1 アイスランド
里子が来てからというものの、私旅行で楽しい思いをするという夢をたくさん見ています。
里子が来る前の2017年、私はたくさん遊んでしまいました。里子来たら遊べないし〜、などとそんなことを言い訳にして(´>∀<`)ゝ
旅行の夢ばかり見るのは、今が大変だからそこに戻りたいという潜在意識があるのかもしれません。
私たち、去年の3月にはハワイに行き(カウアイ島とオアフ島とハシゴ)、5月には日本に帰り、9月にはヨーロッパ旅行(アイスランド、デンマーク、ドイツ、オランダを10日間で巡る弾丸旅行)に行くという私たちにしたらものすごい贅沢な1年を送りました。
( ・∇・) 貯金なくなりました。
なんでか分からないけど旅行に行かなくてはいけない気になり、呼ばれたから(誰に?)、と理由をこじつけて(?)楽しい1年を送らせてもらったのです。
ハワイは家族達と落ち合う家族旅行で、それはそれは楽しい時間を過ごしました。
ヨーロッパは好奇心を思いっきり掻き立てられ、自分がこの先どうやって過ごしていきたいかがよりはっきりした旅でした。
ハワイは家族旅行だったので写真も家族の写真ばっかり。なのでブログには残しませんが、ヨーロッパ旅行記は書いておきたい。
過去の思い出に浸って楽しむという完全自己満足目的で書かせてもらいます。
ヨーロッパ旅行でいった国その1アイスランド
教会のタワーから見た首都レイキャビク
アイスランドはここ数年観光業に力を入れているようで、最近はアメリカからやすーくいけるようになりました。私たちの飛行機はアイスランド乗り換えのコペンハーゲン行き。1人往復500ドル以下でした!
ヨーロッパの航空会社は荷物はいちいち料金がかかって、ご飯サービス足したらいくら、映画のサービス欲しかったらいくら、と、いちいち細かい料金が設定されており、航空券安い!と最初は思っても、実はそういうサービス全部含むと、あれ、別に安くないじゃん。。。っていうオチがあるのですが、私たちは高いユーロの旅に向けてほぼサービスなし、食べ物飲み物は水持参(ゲートに入ってから空の容器に水を入れる)で頑張りました!
さて、アイスランドは一泊で、次の朝デンマークに向けて出発でしたので短い滞在だったのですが、私とーーっても気に入りました♡♡
ホントは色々滝やら温泉やら巡りたかったけど、時間がなかったために空港から1時間くらいの所にある首都のレイキャビクを観光することに。
9月とは言ってもさすが島国。風が強い。普通にみんなコートを着ておりました。私たちはなんと荷物をコペンハーゲンまで受け取れないという大誤算があったために、私カリフォルニアと全く同じ服装しかありませんでした。寒かった~。
空港の荷物引き取りでまてどまてど荷物はでてこない。天井から突き出てるパフィンはアイスランディックの人々のおちゃめさを感じました。
アイスランドの印象をまとめてみました。
1. 人。人が優しい。なんか飾った優しさや作った優しさではなく自然に優しいのです。ハッキリとしているけど失礼ではなく、人のスペースにはズカズカ入り込まないけど政治的な話をスマートにできる。(お店の人、レンタカーの人、空港の人、みーんな英語ペラペラ) みんな民主主義や男女平等が進んでいる自分たちの国を誇りに思っている。そんな印象を受けました。ちなみに世界で初の女性大統領はアイスランドから誕生しています。
2. 自然。人口の少ない小さな島国のアイスランド。火山島なだけあって土が黒く、寒いので、大きな植物は育たない。でもその地熱や、豊富な水をしっかりと利用して、自然エネルギーで生活していました。環境にも優しく、国民の環境に対する意識も高そうでした。ゴミとか落ちてなかった!そして何よりステキだったのが、水道水が全部温泉水♡♡♡。シャワーも温泉水でポッカポカになりました。飲水もそのまま温泉水。少し硫黄の匂いがします。でもとっても美味しい。そのせいでしょうか、旅行中は必ず便秘になる私。無問題でした!!爆
3. デザイン。色んなところのデザインが素敵!!空港で売ってるものから、ATMのデザインから、ドア、窓、絵本、などなど、実はすごく素敵なのでした。おしゃれなカフェも沢山あったし、雑貨屋さんキュート!服も可愛いもの沢山あって、ものすごーーく好みでした。
空港のATM
街並みもカラフルでかわいい♪
4. 高い。物価は北欧より高し。これはホント甘く見てはいけません。アイスランドに行くならけっこーな散財は覚悟していた方が良さそうです。あとほぼ支払いはクレジットカードなので、現金は使わないかも。
コーヒー1杯8ドルはしたかと。でもおしゃれなカフェでした。
5. 食べ物はまずくはない。チョー美味しい訳ではありませんでしたが、シーフードが豊富なのが嬉しかった!コーヒーは美味しかった!やっぱりお水かしら?
たった16時間のレイオーバーだった割にけっこうな印象を残してくれたアイスランド。素晴らしい自然があるので、是非また行きたい国です。今度は絶対滝を見に行きたい!!
次はデンマークへレッツゴー。
私たちはコペンハーゲンで日本から来る姉と合流する予定。デンマーク家具が大好きな私。持って帰れないとは分かっていても、フリーマーケットに行くリサーチをしまくっていざデンマークへ向かいました。
続く。
私の黒猫 出会いから今まで
ブログのタイトル猫が入ってるのにあんまり話題にしてもらってない私の愛猫クロマメタ氏。
なので今日はマメタ氏がメインで!
マメタは私がまだまだ20代の頃、2004年に出会いました。
大学院に通い始めてすぐの頃でした。今からちょうど14年ほど前。
私の通った学校のPTのカリキュラムは8週間にわたる解剖学から始まりました。
新しい勉強ができる喜びと、落第したらいかんという気負いが入り混じった時期でした。 検体にありがたく思いながらも、人間の体を解剖するという作業にうへぇ〜となりながら頑張っていた毎日でした。四週間ほどたった頃にはかなり慣れてきて、毎日ホルマリンくさくなり、ノートもカバンにもホルマリンの匂いが染み付き、白衣にちょっと組織がつこうがなんだろうが、平気でラボでお菓子を食べれるようになったある日、建物を出たところでミャーミャー声が聞こえたのです。
茂みを見てみた所ちっこい子猫が2匹いるではありませんか。ありゃ〜と思ったものの、講義が始まるところだったので気にはなりながらも建物の中に入りました。三時間の講義が終わって外に出たところ、まだいるではありませんか。
ちっこい2匹は誰かがあげたらしい豆ブリトーを食べていました。1匹はグレイのきじ猫。もう1匹は胸のところが白い黒猫(アメリカではタキシードと言われます。)
私たちの大学がある所は砂漠気候なので、とにかく暑い!二匹いたうちのきじ猫の方はかなり衰弱している様子でした。他にこの子猫達に気づいた人が、「僕はこの子を引き取るよ。もう1匹の方は元気だし、この子のご飯を食べちゃうんだ。黒い方は意地悪だよ。」ときじ猫ちゃんを引き取っていきました。意地悪扱いされたマメタは1人茂みの中に残されたのでした。
私は2匹を見たときから黒いこの子に惹かれていたので、じゃあ私がこの子をとりあえず保護しようと決めました。その頃から超怖がりのマメタ。捕獲はちょっと大変でしたが、やはり衰弱気味だったので捕まえることが出来ました。
その頃ルームメートだった友達は動物好きではなかったので、ヤダヤダ言われたのですが、無視しました(笑)ちなみに昔からの親友なので許してくれましたけど。
家へ連れて帰り、とりあえず水を飲ませ、ノミを退治するためにお風呂へ。ダンボールにタオルと一緒に入れたあとマメタはすぐに寝てしまいました。
なんせ14年も前なので詳しいことは覚えてませんがそんな感じだったと思います。
里親を探したのですが、西洋には黒猫を嫌がる人が多いらしくて、里親は見つからず、(ルームメイトには、里親探す大した努力もしてなかっただろが!と怒られましたが)その頃には情がうつっており、そのまま飼ってしまいました。当時失恋したばっかりでさみしかった私。元から動物好きなので余計に飼いたくなってしまったのかも知れません。
マメタの名前は、豆ブリトーを食べていたことと、拾った時はちっこくて黒豆みたいだったことから来ています。
拾って2か月くらい経ったころの子猫のマメタ。 きゃわいい。。。。
マメタはその後スクスク成長し、まったくマメタという名前は似合わない、8-9キロ、体長頭から尻尾までは80cmのデカ猫になりました。
ソファを占領する1歳頃のマメタ。(このころは筋肉も隆々で毛並みもつやつや!青年ってかんじです。)
その後社会人になって1年ほどで母が倒れて日本に帰ることになり、知らない人に預けるのが嫌で、カナダに住んでる姉の所まで飛行機で連れていきました。カナダにいる間、マメは私の姪っ子の誕生を経験し、犬ともほかの猫とも生活しました。寒い冬を過ごし、長いドライブの引越しもしました。
私は2年後アメリカに戻ってきて旦那と結婚することになりましたが、まだまだ賃貸で猫を飼える環境にはありませんでした。
でも晩年の世話はやっぱり私がしてあげたくいということで、庭のある家に引っ越してきてからマメタを引き取りに行きました。計5年間も離れて暮らしましたがマメタは私を忘れることは無かったようです。
飛行機の移動はかわいそうでしたが、マメタは頑張ってくれました。
マメタにとって私はやっぱりおかあちゃんなので、マメタは私とはよく会話してくれるし、気持ちもわかってくれるし、外に出ていても、おいでーと言えばニャンニャンいいながら帰ってきてくれます。
夜中に足がつって痛がっていたら、すぐに寄ってきて心配そうにゴンゴン頭突きをしてきます。
悲しくて泣いていたりすると、そばで丸くなって寝てくれます。
私がピアノを弾いていると、そばで寄り添ってゴロゴロ言いながら聴いてくれます。
私にとっては、父が亡くなってまだ精神的に辛かった時期に大学院に通った3年間、国家試験の勉強中、失恋や、初めての職場や一人暮らし、母が倒れて大変だった時期など、とても濃かった20代を一緒に過ごしてくれた大切な存在です。
こんなに気持ちが通じ合える猫にはなかなか逢えないのではないかと思います。私にとっては世界一のネコです。
大切なマメタ。もう14歳だし、若い頃のようなエネルギーはないし、体もだいぶ鈍くなってきているけど、どうか長く一緒にいられますように、幸せな晩年を送れますように。。。(人´_`)♡
里子が来て3ヶ月 泥試合でいい
里子が来て3ヶ月が経ちました。
私たちの生活はなんと変わったことでしょうか。すべてが里子を中心にして回り始めました。
まずは忙しくなったということ。これはお子さんがいる家庭は皆さん忙しいのだと思いますが、里親になると、ソーシャルワーカーやカウンセラーとのミーティングやセッションが増えまくります。里子関連で週に4-5回は1時間から2時間の予定が入ります。
これに家族との面会が入ったら本っと忙しいことになります。
周りの人達の助けを得て、なんとかやっている私たち。里子の成長は凄いし、最初の2ヶ月と比べたら天と地の差なのですが、大変な時もまだまだたくさんあります。そして何より、昨日まですごい調子良かったのに何で!?と言うくらい逆戻りした時に自分たちの対応を戻すのが大変です。
後はまだ殴られると反射的に怒ってしまう自分がいます。彼は怒られるとトラウマが出てきて、過去をリプレイしてしまうのです。だから実の親がやらなかったこと、つまり怒らないで冷静でいることが大切だそうです。だけどこれが難しい。
考えたらラッキーなことに、私は誰からも暴力を受けたことがありません。小さい頃姉にビンタされたとかはありましたけど、あれは暴力っちゅーほどのものではないですもんね。(笑)
115cm25キロの里子。年齢の平均よりはるかにがっしりした体型です。思いっきり殴られたら怪我はしませんけど、普通に痛いです。
前のように爪をたてて引っ掻いたり髪の毛を引っ張ったりということは減ったのですが、パンチはまだまだしてきます。暴力に免疫のない私は殴られると心臓バクバクしてしまいますし、正直怖いと思ってしまうのです。
小さい子に殴られて何を怖がってるのか。セラピストには、あなたが里子ちゃんを抑えられると里子に示すことが大事ですよ。と言われました。こういう症状の里子は自分をコントロールして欲しいと心の底では思っている。何されてもお母さんは大丈夫よ。と。あなたのことは受け止めるわよ。とどーーんと構えることが大事と言われました。
言ってることはわかる。分かるんですが、むずしかしいんですけど!!!!!
という気持ちです。
最近知り合った日本の方で私よりも前からアメリカで里子を受け入れてらっしゃる方がいます。その方はほんとに優しくて暖かい方で、私よりも年齢の高い、難しい里子を受け入れた経験のある方です。
その方が泥試合でいいのよ。と言ってくださいました。その言葉にほんとに救われました。
私はこの里子を受け入れるプロセスが何か綺麗なものだと、綺麗なものにしなくてはいけないと勘違いしていたのだ、と気づいたのです。セラピストに言われるように完璧に対応しなくてはいけない。ソーシャルワーカーに言われたようにすべてに対応しないといけない。そんな優等生的な考えが自分を苦しめていたのだと気づきました。
汚くて、不器用で、何やってるのかわかってない。それでもいい。それでも何とか続けて家族になっていく。それがたとえ一時的な家族だとしても。
里親が里子のことを思って努力して、泣いて、笑って、真剣に里子と向き合って、諦めなかったということが、プラスの事実になれればいいなと。そう思えるようになりました。諦めることだけはしちゃいかん。受け入れたからにはできる限りやるしかない。泥試合でいい。泥団子でいい。イメージとして田んぼで相撲をしているイメージがわいてきて、これならやれるなっと思ったのです。怒っしまう時もある。こんのやろーーー!っておもってしまうときもある。
でも泥だらけになって相撲とったろうじゃないか!と思ったらスーッと気が楽になったのでした。
愛されていて幸せな子供の目はキラキラしてますよね。私たちの里子の目はキラキラしてません。
目はいつもどこか遠くを見ていて、現実を見たくないかのような目をしています。私の目を見ることはまだ苦手です。笑顔は増えてきましたが、私の笑顔に対して反応して笑うことはまだ1度しかありません。
この笑顔がそのうち心から心配のない笑顔になって欲しい。そしてその笑顔が毎日何回も見られるようになって欲しい。そしてそう願っていられるあいだはまだこの子の里親でいられる。そう自分を信じることもとても大切なのですね。
とっても濃い3ヶ月でした。これからどんなことが待っているのか。とりあえず里子の成長は楽しみですね!大変だけど頑張ります!😂😂
特に写真ないので伸びまくったパクチーの花に来ているミツバチ。普通は足についているミツは黄色いことが多いのですが、パクチーの白い花から集められているミツが紫!面白くて写真に撮りました。
てんとう虫も増えまくりです。
里子にコンポスト作りを植物のための魔法の薬、といって手伝ってもらいました。枯葉を細かくしたり、ぐるぐるかき混ぜて、楽しい作業でした。
2年目の春の庭 庭の成長 里子 3歩進んで2歩下がる
私たちが庭を改造したのは2016年の春。
今年で2年が経ち、3年目に入ります。
久しぶりに2年前の写真を見たのでアップしてみます。
改造前の庭
これが庭の植物を植えて2ヶ月目
これが1年目の春
そしてこれが只今の庭
庭が成長している様子がよく分かります!
これでも去年の秋にはここまで刈り込んでお手入れをしてもらったんです。すごい成長ぶり!
それにしても庭の変化は楽しい。
家に帰ってきて花たちを見ると幸せな気分になります。
ふっと香る銀木犀やバラ、レモンの花の香りは少しの間気分を良くしてくれます。
改造前のままだったらわたしゃーストレスがもっとたまっていたと思います。
やって良かった。
今週はストレスたまりまくったので、綺麗なお花たちがいなかったら私はどうなっていたかと思います。
ひとつ前の記事では気分よく頑張っていこうね!なんてキレイなこと言ってましたけども
今週の私は、なんてあまっちょろいことを言ってたんだ!!!っと言う気分です。。
なぜかと言うと調子よく色々学んでいた里子、今週は1ヶ月ほど逆戻りしてしまった感じなのです。
今週はここ3週間ほど来てくれていたベイビーシッターが家族の急病で来れなくなってしまったのもあったのか、里子は荒れまくり。人の話聞けないわ裸足で自転車を車道で乗り回すわ殴る蹴るひっかく、つばを大量に手に吐き出して投げる!動物園のチンパンジーか!??という感じで私たちはヘトヘトになりました。(特に私)
しかし、今まで1人で遊ぶことなど出来なかったのに、昨日は30分もひとりで遊べました。
今まで1人で本を読む真似なんかしたり、想像のお話を作ったりなんて全くできなかったのに今週はそれが始まりました。まだまだトイレトレはしていますが、それでも、あ、おしっこ!と自分で行けたのが3回ほど。
こいつ送り返したろか!とぶっちゃけ思うこともあります。
なんで私たち里親やってるんでしたっけ??なんでこんな大変なこと引き受けたんだっけ?と思うこともしょっちゅうです。
でも多分3歩進んで2歩下がってるだけ。
しっかり成長してるところは成長してる。
そう思って少しずつやっていくしかありません。
今日は風邪を引いてしまい旦那に甘えてベッドでゆっくりさせてもらってます。
もう寝て明日も頑張らなくちゃね。。。
ハチドリ 巣立ち 2年目
すごい成長ぶりなハチドリちゃんたち。巣のふちにつかまって、そろそろ巣立ちのように見えます。
今日はものすごい風が強かったので飛ばされちゃったりしないか心配でしたが、大丈夫そうでした!
今日が初フライトでは流石に危ないという本能があるのでしょうか、夕方になってもじっとしてました。夜になってもまだまだ風が強い。。無事に1晩越して、明日の朝風がおさまったら頑張って巣立ってほしいです。
明日の朝、巣を覗きに行くのがドキドキです。
嬉しいことに庭の花々はどんどん咲いています。去年ほど綺麗ではありませんが、今年は時期がずれて咲く花たちを長く楽しんでる気がします。
このバラが今年は最高に綺麗。
さてまた里子の話題で申し訳ないのですが、
里子が来ることになった時期と重なって、私たちの近所に子供が一気に増えました。一年前までは近所は老齢カップルばかりでした。しかし体を壊されたり、夫婦の片方が亡くなったりして息子娘家族のもとに引っ越していったり、または二人とも亡くなったりしてしまったりで最近世代交代が起きていたんです。
とても良い方達ばかりだったので寂しかったのですが、若い家族たちが引っ越してきたために、里子には一緒に遊んでくれる友達が一気にいっぱいになりました!
家の前の道を近所の子たちと駆けている姿を見ると、ほんとにホッとします。
子供たちが家の前に来て、あそぼー!!!と誘いにくる。そしてみんなで駆け回って遊ぶ。それが出来なくなりつつあるアメリカ社会ですが、このまま続けていけたらなと思います。
うちの裏庭の向こうにも子供が4人もいる家族が引っ越してきて、とても良くしてくださり、話し合った末、裏庭のフェンスを一部取り壊して子供たちが行き来できるようにしました。そんなことをやってくれる、信頼出来るご近所さんに恵まれてほんとにありがたいことです。
暴力がかなり減ってきた里子。
笑顔がたくさん増えてきました。
もっともっとたくさん笑顔でいられるようにお母さんもお父さんもできる限りやってくからね!一緒に頑張ろうね!という気持ちです。
人間の子供はほんとになんて準備期間が長いのだろうとほかの生物を見てると思います。
たった1ヶ月そこらで巣立ちしていくハチドリ。どんな一生を送るのでしょうか。無事に飛び立って、一生を全うしてほしいなと願うばかりです。
そして里子もどうかいつか独り立ちしていくことができますように。幸せに生きていくことが出来ますようにと毎日願わずにはいられないのです。
ハチドリ 2年目
なかなか忙しく、庭に出て写真を撮る暇のない私。
昨日の朝は里子8時半まで寝てくれたので、朝ごはん作って昼ごはん準備して、庭で一息つくことが出来ました!
これとないシャッターチャンス、てことでハチドリの巣の様子を見に行きました。
したらば
ちゃんと育ってる♡♡
1個目の巣はダメだったので、せめて2個目の巣が育ってくれてとても嬉しいです。どうか巣立ちまで無事にいきますように!
カリフォルニアライラックはどんどん咲いてきてとても癒されます。
朝日を浴びてる庭にはほんとに癒されます。最初に庭を作ってから2年。植物が大きくなってきたからか、外へ出るとまるで自然の中に来たみたいな香りがします。
外へ出て深呼吸。1分でもいいから子供が起きる前にじっとします。神経が落ち着くのを感じます。
この庭を作ってもらって良かった〜!と思う瞬間です!
さて、今日もまだ里子が起きてこない。小さい子がいる家で、もうちょっと寝ていてくれ〜!!と思う親は私だけではないはず!!
木曜日になるとモーくたくた。無理しない程度に頑張ります。
暗闇は光を輝かすもの 里子との生活
里子が来てからチャレンジの連続の我が家。
私も旦那も、今自分たちの課題としているのは、怒らないこと。
私たちがどうしても感情を抑えられず、怒ったり大きな声を出してしまう瞬間があります。
それは殴られたりする時です。たり、というのは、物を投げられる、ひっかかれる、つばをかけられる、噛みつかれる、髪の毛引っ張られる、などなど、暴力の総攻撃をうけるからです。
私たちの里子にはImpulse control。つまり衝動を抑えて一呼吸置く。それがないので、なにか気に食わないことがあるとすぐ手が出ます。もの投げられます。水ぶっかけられます。。(数は減ってきましたけどね!)
すぐ手を出されていた環境で育ってしまったため、そのように行動することが染みついているのでしょうね。
また人との関わり方が不器用で、甘え方もおかしいし(体を触りまくる)、甘えるタイミングもおかしい。実の母親からいわゆる普通のスキンシップをもらっていなかったのか、愛着障害があるのだと思います。
里子に対して怒ってはいけないとは言われても、私たちも人間であり、大きな声を出してはいけないとは言われていても、叩かれ、ひっかかれ、やめてと言ってもやめなかったら大声を出したくなってしまいます。
自分が追い詰められてなかったり、余裕がある時は静かに諭す事ができるのですが、自分に余裕が無いとカーーっ!となってしまって大きな声をあげたりしてしまうのです。自分はなんて小さな人間なんだろうって自己嫌悪に陥ってしまいます。
セラピストは、いくらあなた達が怒鳴ってしまったりしても、里子のいた環境に比べたら天と地の差なのよ。だから自分の肩をたたいてあげてね。と言ってくれ、少し救われました。そして怒鳴ってごめんね、と謝ること。これだけでも全然違うのよ。と。
昨日の夜は一緒に音楽で踊って楽しんだ後、シャワーを浴びようね、その前にトイレ行くよって言ったあといきなり水をぶっかけられ、かなり大きな癇癪にうつってしまいました。
私たちも成長してきたのか怒らないで静かに彼を落ち着けることが出来ました。
落ち着いたあとは里子は少ない語彙で何が自分と自分の家族に起きたのかを語り始めました。トラウマはこういうふうに少しずつ出てくるそうです。
今は彼は起きてる間はずっと一緒にいないと不安、という状態で、何をやるのにもつきまとい、足にしがみついてきたりします。不安なのはわかる。慰めてあげないといけないのもわかる。でも何を言っても反抗され、怒りにうつらないように気をつけ、四六時中付きまとわれる、ということを繰り返していると神経すり減ります。
2歳児くらいの精神年齢だから。とよく言われるし、頭では理解していますが、なんせ2歳ではなくもっと大きいので、危ないものに手が届いてしまう。。椅子を持ってきてよじ登ったりするので、普通のベイビープルーフは通用しません。。
料理用ナイフも私でも背伸びしないと届かないところに鍵付きで置いてあり、料理をするたびに積み重なる手間にイライラしたりしてしまいます。
色々な人やセラピストなどにおすすめの本を聞いたり、おすすめの人の講習会などを聞いたりできる限りしているのですが、読む暇もなかなかない。
ですが少ない中から今日はこの言葉を引用させていただきます。
The dark does not destroy the light; it defines it. It’s our fear of the dark that casts our joy into the shadows. -- Brene Brown
- 暗闇が光を壊すことはありません。暗闇は光を明確にします。暗闇に対する恐怖が私たちの喜びを影に落とすのです。-ブレーネ・ブラウン
私たちの生活はただいまストレスに満ちています。
暗い影がたくさんうようよしています。里子が経験してしまったたくさんの辛いことや悲しいことがうちの中で爆発します。
でも暗闇があれば光もある。
暗闇を怖がって、照らすことをやめたらダメなんですよね。光は暗闇があるからこそ輝くことが出来る。
里子についているたくさんの暗い影。そのせいでしょうか、やけに星空がキラキラして見えたり、家の中にフワッと入ってくる風に癒されたり、何気ないことがとてもうれしく感じます。
つらいことが、楽しいことや幸せを感じることをより明確にしているような気がするのです。
辛いことも多く、限界!もう無理!!となりますが、周りの人に支えられ、頑張り続けようと思います。
庭にもパワーをもらって頑張るぞ〜!
大好きなカリフォルニアライラック
蜂たちが大忙しで働いています。
古い携帯のカメラでとったのでイマイチですが、去年に比べてお花が全然少ないし、開花が遅れています。でも外へ出るととても良いコヨーテミントとクリーブランドセイジの香りがして癒されます。