カリフォルニアの庭と黒猫と里子

庭・猫・健康・里子のことなど

バラが咲いた〜♪

1月の終わりに剪定したバラ、2ヶ月ちょっとで花が咲き始めました。

今年の春はほんと遅く、昼もまだ暑くならないし朝夕は10℃をきっています。

でもバラは花をつけ始め、開き始めました。

今までよりずっとしっかり剪定したからか、一つ一つの花のつぼみが大きく、丸いです。

外側の花びらがちょっとちりちりになってしまっているので、見えないけど虫がついているのかしら。ニームオイルをかけてあげないとです。

二ヶ月半ぶりほどに素晴らしい香りを放って咲いてくれているバラちゃん達。

毎日クンクンバラの香りを嗅いでから車に乗っています。

私があ〜いいにおい〜と、変顔になるのを真似して、里子も、あ〜いいにおい〜(awww, smells good)っと言っています。良い香りのするお花を嗅ぐの大好きなので、里子にも洗脳し続ける予定です。笑


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こちらは色が黄色っぽく変化するバラなんですが、最初はこのように薄ピンクです。前は香りはあまりしなかったのですが、今年はほのかないい香りがします。

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こっちはほんとに香りが強く、つい鼻の穴が大きくなってしまう感じにすばらしい香りです。でもまだ色がイマイチなんですよね。どうしたらもう少しこくなるのかなあ。でも花のサイズはとても大きいです。

やっぱりしっかり剪定するのは大事ですね!もっとしっかりケアして綺麗な花を咲かすぞ〜!あ〜楽しみ!

花びらがでも薄い気もするんですよね。お花屋さんのバラとかは花びらがもっと厚いようなきがします。やっぱりリンをもう少し多めにあげた方がいいのかなあ?


と、今日はバラネタだけで終了します。
これから2ヶ月はカリフォルニアも、そして多分日本も最高の季節です。というか私が好きな季節です。お花の写真、もっと撮れるといいな〜。

雨 里子の成長 春の庭の変化

南カリフォルニア、3週間前ほど前に、(1か月前かも。。)ついにまとまった雨が降りました。雨が降ってすぐ記事を書こうと思ったけど時間が無くて無理でした。。

しかしいつもより遅めの雨が降って遅めに寒くなったので、ハチドリの巣第1号はどうやら無事に育たなかったようです。。かわいそうに。。小鳥をみることはありませんでした。。

今ハチドリ2号が巣を作って、どうやら小鳥が生まれたようです。葉っぱの周りにフンがちらほら。。大きくなってきたら写真にとれるかなあ。


暴れん坊将軍である里子のおかげで庭の写真も全然取れてません。でも、とても良い雨が続いたおかげで植物たちはエネルギーを沢山たくわえ、春の命を輝かせています。たくさんの花の蕾が膨らんで、少しずつ咲いてきています。


里子が来てから私たちの生活は忙しく、やらなくてはいけないことが溜まりまくっており、いっぱいいっぱいです。
里子の問題行動への対処、彼を子供として受け入れる過程でたくさんたくさん考えること、やることがあります。


子供のいない私には親になる感覚というものがわからなかったんですが、少しずつ、親になっていってる気がします。自分の血の繋がった子供だとしても、そういうものなのでしょうか。自分の中で、私もこの子を子供として受け入れ始めてるような気がしました。それと同時に彼も私たちを親として受け入れ始めている気がします。


大変な環境から来た彼は、ほんとにサバイバルモードでいることがほとんどでした。今週に入ってかなり良くなってきましたが、とにかく最初は普通のやりとりが出来なかったんです。


甘えてきたからだっこしていたのに、いきなり顔をビンタされたり、ひっかかれたりしました。言葉も色々知らなく、暴力的な言葉や失礼な言葉ばかり使うので、こっちは腹が立ってしまいます。でもたいてい、彼が言いたいことは彼の言っていることとは違います。そんな言葉ばかり浴びて育ったので、そんな語彙しかないのです。だから彼のホントの心の声を聞いてあげて、それを言ってあげると落ち着いてきます。そして彼の感情は恐怖に支配されていたことが良く分かりました。いつ叩かれるのか、いつ殴られるのか、それを待っているのです。早く終わらせてくれよ、と言いながらフォークを投げてきたりしました。私たちは何もしていないのに、です。それだけ暴力を浴びて育ってきたのだろうと推測しています。でも私たちは彼を傷つけないと言うことが少しずつわかってきて、信頼するようになってきたと思います。


もちろんスイッチが入って暴れだしたり叫びだしたりするんですが、ルールのない、混沌とした暴力の世界にいた彼にはそれが普通だったのでしょう。でもたった1ヶ月ちょっとでたくさんの変化があったと思います。


悪い言葉はだいぶ使わなくなりました。
ルールが少しずつわかってきて、暴力のブレーキが効くようになってきました。
ママとパパののハグは怖くなく、安心するということがわかってきました。
ベルトは叩かれるものではないということが分かってきました。
食べ物は一気に口に入れて吐くものではないと分かってきました。
ご飯は決まった時間に食べることがわかってきました。
ヨダレがたれたら拭く、そしてたれないようにすることが分かってきました。
鼻のかみ方を学びました。
ABCの歌が歌えるようになりました。
数を11まで数えられるようになりました。
おしっこはトイレでするものだと学びました。まだおもらしはしてしまいますが、それでも回数が減ってきました。
朝起きたら着替えることを学びました。
歯磨きをするのは虫歯にならないためだと知りました。
ママとパパは彼を叩かないということがわかってきました。
やってはいけないことと、やったらいいことの差がだいぶ分かってきました。
庭の植物を踏まないことを学びました。
食べ物は育てるもの、そしてご飯は料理をして作るものだと学び始めました。
明日何するかを楽しみに待つことを覚えました。
大人は子供を傷つける存在であってはいけないということが少しずつわかってきました。



こうリストにすると、どれだけたくさん学んでるかが分かります。
たった1ヶ月でこれだけ学べるのですから、とても頭の良い、素晴らしい可能性を秘めた子供だと信じています。

この1ヶ月のあいだにたくさん周りの人達からサポートをもらいました。ほんとに感謝ですし、この子がこれだけ沢山の人がケアしてくれたことをいつか思い出し、自分が大切な人間であると思えるようになってほしいです。

もちろん調子の良い日もあれば大変な日もあります。でも良い日が増えてきました。

愛情、希望、忍耐をもってこの子との日々を楽しめるといいなと思います。

庭の写真、あまりとれてませんが、お花をいくつかとったので少しだけ。f:id:Kuromameta:20180402025131j:plain

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里子が来てから

フォスターキッドがうちに来てから2週間半たちました。


かなりの環境で生きてきたようで、最初の1週間はとーーーーっても大変でした。寝れず食べれず、体重は減り、風邪も引き。。
叩かれ蹴られ引っ掻かれ。怖がっているのはわかるのだけれど、果物を顔に向かって投げられたり、携帯をお風呂に投げ込まれたり、大変大変。

しかしソーシャルワーカーも毎日来てくれて、対応の仕方を教えてくれたり、サポートしてくれたおかげで、少しずつ私たちを信頼してくれているようです。3週目に入った今はだいぶ楽になりました。とはいっても問題は山積みですけどね!

でも子供らしいかわいい笑顔を少しずつ見せてくれるようになりました。私たちを新しく一緒に住むパートナーとして、少しずつ認めてくれているのかな。


私たちの庭は子供がいる人達が理想とするようないわゆる芝が広がっているような庭ではないのですが、庭でハチドリが蜜をすいに来るのを観察したり、水をやったり、レタスを採ったり楽しんでくれているようです。

1月2月前半とてもあったかかった南カリフォルニアですが、二月後半から結構冷え込み、おかげで冬野菜が元気に育ちました。

おそらくマクドナルドやケンタッキーなんかばかり食べていただろう里子。野菜は全く食べませんでした。

最初は私がレタスを試しに庭で食べてるのを真似して口に入れては、うえ〜って吐き出していたのですが、今日はレタスを口に入れて、this is my favorite!! なんていって食べました!

やっぱり自分で採ったものを、家族が美味しそうに食べる。それを見てるうちに、大丈夫だと思えるのでしょうか。家庭菜園は子供の野菜嫌いにはやっぱり良いのだなあと思いました。

写真は庭に来るハチドリの写真。
アボカドや、レタス、ビーツなどです。
アボカドは今年は100個以上とることが出来ました。そろそろ花が付き始めたので、全部収穫しないとなあと思っているところです。

ほんとに久しぶりに庭に出て写真を撮る余裕が出来ました!嬉しい限り。

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これからも沢山いろんな問題はあると思いますし、悩むこともたくさんだと思います。

今は詳しく書くことは出来ませんが、いつか里子ちゃんの成長記録をかけたらいいなあ。と思っています。

人生何があるか分かりませんね!まさか人種の違う子供を育てることになるとは子供の頃は思ってもみなかったですからね!

子供も庭も進化し成長していきます。
そんな記録を残していきたいなと思います。

里子を迎えるにあたって

今日私たちの最初の里子が家に来る予定です。
緊張、とも違う不思議な気持ちです。



*(里親のシステムが日本にもしっかりあることをわかっていなかったので間違ったことを書いていました。以前書いた表記は消しました。申し訳ありません。)


うちに来る子は里子であり養子になるわけではありません。今のところ。


この子が養子になるには、親の親権が裁判所によって取り上げられる、または親が親権を放棄することが最初に必要です。

その後最低6ヶ月の里子生活をし、そこで初めて養子になる可能性が出てきます。


話に聞いていると、2-3年かかるのは普通だそうです。


また里親が、この子の世話は無理です、とシステムに返すことも可能です。大変すぎて家族が壊れてしまったら意味がありませんからね。合わなかったということはよくあり、たらい回しにされる子供はたっくさんいるそうです。


たらい回しにされ、養子にもされなかった子はやはり傷が癒える事はなく悲しい思いをしながら育っていきます。そういった子供の犯罪率、ティーンの時の妊娠、精神障害などの確率はやはり高く、また大人になって社会生活をすることが難しくなってしまうのです。そんな彼らをサポートするのに政府のお金もたくさん使われていきます。


社会がこういう子供たちを助けていってあげなければ、負のサイクルは繰り返されます。


この国は物質的な豊かさが非常にかたよっていますから、規模の違うお金持ちがゴロゴロしてるのと同時に、たまにここは発展途上国ですたっけ?と思ってしまう場面に出くわすことも沢山あります。医療分野で働いているのでなおさらそういう機会が多いのだと思います。


社会の不平等はある程度は仕方ないと思います。資本主義に基づいて生きてしまっている以上差が広がっていくのは自然なことなのかもしれません。でもやっぱり子供には平等なチャンスを与えてあげたいし、子供の医療、教育は幼稚園から大学まで、せめて高校まで無料であるべきではと思います。

里親システムはうまく使われればこの負のサイクルを減らすことができるはずなのです。
昨日は今週の仕事を全部キャンセルするために、子供たちの親に連絡をしました。里子を受け入れるので、休みにさせていただきますと。そしたら親のひとりが、
「私のお母さんはフォスターシステムで育ちました。4歳頃にフォスター家庭に預けられ、18歳までいたそうです。実の親が親権を手放さなかったため、養子にはならなかったけど、フォスターお母さんは私にとって大好きなおばあちゃんでしたよ。あなた達がやってることは素晴らしいことだから、明日が素晴らしい出会いになることを願ってます」と励ましのメールをいただきました。

だから思うのです。フォスターシステムはマイナスのことが取り沙汰にされやすいのですが、素晴らしい出会いも、素晴らしい家庭もたくさん作られているのです。


私たちに出来るかどうかははっきりいってやってみないとわかりません!でもできる限り、真摯に向き合ってみます。


引き続き勉強しているビデオで言われたこと。
暴力の虐待であれ性的虐待であれ、虐待を受けていた子が新しい家に来た時、彼らが思っていることは
「いつから殴られるんだろう?いつから傷つけられるんだろう?」ということなのです。

大人は自分を傷つける、ということしか知らない。

自分のことを守ってくれる大人といたことがないって。。。(T_T)小さな子達がどんなに頑張ってきたんだろうと思います。少しずつ、少しずつ。ゆっくりゆっくり信頼してもらえたらいいな。ゆっくりゆっくり愛情を受けてくれたらいいな。急がないで焦らないで。ハア〜頑張れるかなあ。。。不安とそして子供を受け入れられるという嬉しさと混じりあってます。


なんか自分の思いをただ書き下ろしてしまって申し訳ない。


里親になることを考えてる人の参考になったら嬉しいですし、興味があったらいつでも質問してください。

さ、今日も1日を大切に。特別な1日を大切に生きるぞー!

里子の話 進展

今日もまた暖かい南カリフォルニアです。

 

4日間雨が降るという予報はもちろんはずれまして、雨が降ったのは一度だけ。。。しかも10分くらいだけでした。

 

それでもうれしかったわけですが、

たりないのよ~~~~。

 

ほんとに去年の雨が恋しいったらないです。

 

さて、ついに私たちにも里子が来ることになりそうです。

 

しかしそのためにはあと10時間くらいのオンラインのクラスを取らなくてはいけません。今週は働いている上に家ではクラスを取るという大忙しな毎日を送りました。今のところ半分以上終わってほっとしています。

 

なぜまだクラスをとるのかというと、どうやら私たちのところに来る子、けっこうシビアな環境からくるらしい。。。

 

ほんとアメリカ、海外まで養子になんて行かなくても、過酷な環境で生まれ育ってる子供は隣町にも隣の隣の町にも、どこの州にもいます。(私の町は比較的安全で、貧困層もゲトーも少ない。

 

ここでは何歳の子とかなどの情報は載せないでおきますね。

 

 

せっかくなので自分の頭の整理のためにも、ここ数日の勉強で学んだことをちょっと書下ろし。

 

フォスターシステムに保護されるという子供たちは、常に危険を感じながら生活をしています。食べ物がない、着る服がない、寝る場所がない、脅される、殴られる、そんな思いをしながら生きています。どんなにひどい親のもとに生まれてきたとしても、どんなにひどいことされていても、危険だとわかっていても、子供はその親に頼るしかない。そういう環境しかしりません。

 

その環境で彼らの脳は発達していき、それにともなって体も発達していきます。大げさに聞こえるかもしれませんが、この子達はいつも生きるか死ぬかの選択を迫られているくらい、必死に生きながら、そんな神経回路を育てていってしまいます。

 

そうして生きていると、サバイバルモードに使う部分の脳が活性化されてしまうのです。小さな子供にとってのサバイバルモードとは、泣き叫んで暴れて助けてもらうこと。それしか知りませんからね。だから泣き叫ぶ、ぶつ、たたく、などの行動を起こすことが多くなる。

 

虐待のケースの場合、親は泣き叫ぶ子供をさらにたたきます。そして子供はサバイバルモードに入っているから、それをさらにうわまろうとさらに泣き叫ぶ。。。。その繰り返し。。。悲しいことですね。

 

そして、泣き叫んでるときはもう脳内のサバイバルモードのホルモンがでまくってますから、何言っても無駄。落ち着いて、ゆっくりゆりかごのように揺れてあげることくらいしかしないほうがよいそうです。言葉は無駄だと。

 

サバイバルモードの出し方も、子供によって、そして年齢やそれぞれの発達程度によって違くなってきます。小さな子でしたら泣き叫ぶしかないでしょう。でも大きくなってくるといろいろな形で出てくるようになるそうです。

 

今ビデオで見てる講習のインストラクターがとてもいいことを言っていました。

「子供の”悪い行動”の本当の意味を理解してあげて、なぜそうしたかをまず認めてあげることが大事。」

ーーーこれすばらしいなと思ったのですーー。

一つ例を。

彼女の里子の一人がものすごい嘘つきだったそうです。学校でも問題になり先生に呼びだされました。クラスの子たちとも問題になってしまったそうです。

いろんな家庭に何回も里子に出されて、人を信用することができないこの子。

そこで彼女は彼に、「上手なウソをよくあんなにたくさんつけたね!」とほめたそうです。「よく頑張ったね。」って。

そしたらその子、その日からウソをつかなくなったそうです。

 

この子のウソをつく行動というのは、生きるためのサバイバルだったわけです。

なんでウソをついてたなんかきっとわかってなかったでしょう。でも何かしないといけなかった。安全じゃないとこにしかいたことがなかったから。だからこの里親は、よく頑張ってきたね。もうここではウソは必要ないんだよ、と褒めることによって教えてあげたわけです。

 

なんとなく意味わかるでしょうか。

子供がするいわゆる問題行動には、サバイバルモードが原因になっていることがある、っていうことですね。(もちろん全部がそのケースではないですよ!)

 

私たちのところにくる子もおそらく戦闘モードに入ってる子でしょうし、その生活が一気に変わったら、どうすればいいかわからなくなるでしょうね。

 

いきなり安全で清潔で、食べ物も、新しい服も、寝るとこもあって、おもちゃも本もあって、怒らない大人のいる環境にくるわけですからそりゃほんとに混乱するだろうなと思います。

 

旦那と、まず私たちと私たちの家が安全であることを知ってもらうことが最初だねとはなしました。(猫も安全よ〜)ここは大丈夫だから。戦うことは必要ないんだよ。と。”居て”いいんだよ。と。あなたという子供でいていいんだよ。と。まあ脳の分泌のリハビリが時間かかりますから、すぐにというわけにもいかないでしょう。怒って暴れることもあるかもしれません。こればっかりは会ってみないとわかりませんね!

 

ゆっくりゆっくり、少しずつ受け入れてあげることができたらいいなと思います。

たくさん悩むだろうな!期待と不安と緊張で、仕事が手につきません!!そして子供と新しい経験をさせてもらえることがとても楽しみです!

 

心を落ち着けて、庭の植物たちに力を分けてもらいながら、旦那と里子第一弾迎え入れたいと思います。

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この花は多肉の花。最近また咲き始めました。ハチドリがこの花が大好きでよくきます。

私にとっての成功と、アメリカ人にとっての成功

今日はアメリカに住んでて思うことをちょっくら語らせていただきたいと思います。

 

アメリカをまたグレイトにする!っと叫んでるオレンジ色のおじさんもいますが。。。

 

彼の価値観でのグレイトは、お金が沢山あって仕事もあってゴージャスな家もあって車もあって、みたいな価値観なのかなあと思います。環境のことなんて配慮しないで、掘りたいだけ掘り、搾取するだけ搾取し、目先の利益を追求する。周りの国や貧困層やマイノリティのことなんて気にしないぜ〜。と。

 

ほんとにたくさんの人種がいていろんな考え方が混ざっているこの国。

 

それでもやっぱりLand of opportunityという、ヨーロッパ移民の思想は根強く残っており、お金や権力を得ることをグレイト!としてる人は多いように感じます。

 

成功=豪華な家、豪華な車、美しい妻と子供たち、そして権力。

 

日本でもまあそうかもしれませんが、そこの比重がやはりこの国は大きいと思います。

 

 

アメリカで言われているいわゆる成功は、私の価値観にはあんまりあっておらず、私が家は小さくて管理しやすいほうがいいとか、車は実用性が高くてコンパクトなのがいい、とか言うと結構な確率で不思議な目で見られます。

 

 

子供のセラピーサービスを始めた私。

 

スモールビジネスオーナーとして、人に話したり相談したりすると、やはり利益重視のアドバイスが多いです。利益を得るために嘘をつけ。。。と直接言われる訳ではありませんが、遠回しにそう言われることも良くあります。

 

でも私はそこまでしてお金をたくさん儲けたいのではなく、自分の家族との時間、自分にとって大切なことに使える時間、子供に注ぐ時間、庭でとったものを使ってご飯を作る時間。

 

そういう時間を得るためにフレキシブルに働ける環境と、そしてそれを可能にする収入。そして、やりたいことができること。私にとっての成功はこれらのことを現実にするということなんです。

 

早く引退して優雅な生活を送るのではなく、年取っても働きながら、仕事と家庭と友達や趣味のバランスを保てること。

 

そういう生き方を目指しているし、そのために自分で独立しました。収入はまだ十分ではないですが、今のところ不自由はなく過ごさせてもらっています。(ほとんど旦那のおかげなんですが)全部現実にするのはとても大変ですけどね!!

 

 

去年の秋にヨーロッパを旅行しました。

 

アイスランド、デンマーク、ドイツ、オランダと北西ヨーロッパをまわってきました。(バックパックを背負った安旅です)

 

そこで感じたのが、この地域の国の人たちのライフバランスが良さそう!ということ。ちょっとしかいなかったのでたくさん見れたわけじゃありませんが、アメリカ人のような利益優先型ではないと思いました。頭では聞いて知ってたけど実際に見て感じることが出来たように思います。

 

子供が世界一幸せだと言われる国オランダでは、子供たちがホントにハッピーそうでした。

 

みんな自転車乗って自由に走り回って、子供らしい、いい表情をしていました。

 

オランダについて調べたところ、ほとんどの人がパートタイムで働いていて、パートタイムでもフルタイムの人と同じように福利厚生が受けられる法律がととのっているとの事でした。だからたくさんの人が週三-四日しか働かない。ゆっくり、人生を楽しみながら仕事も楽しむ。そんな感じがしました。

 

旅の後、オランダに引っ越そうかと本気思ったくらいです。

 

成功の定義は人によって違う。

 

私はやりたいことが出来る上に、家庭にも趣味にも使う時間があること。それが一番の贅沢だと思っています。

 

それを少しずつでも実行しながら生きていけたらいいな〜!

 

さて、今日もできることを少しずつ!頑張ります。

 

ところで楽しみにしていた雨ですが、降ってません。(やっぱりね。。。)

 

去年はほんと雨が降って気持ちよかったなあ。。。

 

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これは去年の雨が降った時の庭の写真。

雨が恋しすぎて載せてみます。

 

砂利をしいたところが川のように流れてアボカドの木の下に貯まるようにデザインされてます。おかげで今年のアボカドは美味しいのです。

 

雨降ってくれ〜〜!!

このまま降らないようであればまた降る地域にバケーションですな。

 

今日の庭 寒くならない冬の野菜作り

今日は涼しい一日でした!最高気温18℃!

朝は霧につつまれ、冷たくて気持ちよかった。。。。

 

なんと私たちにしてはめずらしく朝早くから自転車に乗ってコーヒーショップへ行き、おいしいコーヒー飲んだのちファーマーズマーケットで野菜を買うなんていうアクティブな午前中を過ごしてしまいました!

  

たいていの週末は、朝遅く起きて、気が付いたら昼になって、洗濯と掃除に追われ、テレビをみながらぐだーっとしてる旦那に嫌気がさしたりしてるんですけど、今日は充実していました~~♪

 

午後からは太陽も出たり隠れたりで風も涼しく、庭の仕事に没頭して幸せな時間を過ごしました。

 

今日のお庭です。

 

冬野菜、驚くほど育ってません。。。暖かすぎて、ビーツの芽はたくさん死んでしまいました。

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もっと発芽していたのですが暑さにやられました。

 

サラダ菜も成長が遅いです。

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てきとーに蒔いたってのもありますが、いまいちの発芽率と成長速度。

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これは去年の今頃

去年はこんなにもりもり、生えまくっていたので今年は明らかに少ないです。蒔く時期も難しかったし、暑い日が多すぎましたかねえ。

唯一元気なのがこれ。

このルッコラ、6年前から続けて毎年種をとってる子たちなんです。強い強い。

でも今年は冬野菜失敗かもしれませんねえ。

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元気なルッコラたち。

 

今日の庭仕事のメインは(また)オレンジの収穫でした。いろんな人たちにあげる約束をしてしまったので、大収穫を試みました。

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洗ったのち乾かし中

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そろそろ減ってきたように見えるかな

全部で200個ちょっと取ったのですが、これでもまた300-400個くらいは残ってそうです。ほんとに今年は豊作です。来年はほとんどないだろうな~!

 

しかし今日は木登りしたり、はしごつかったり、かがみこんで洗ったり雑草抜いたりしたからか、夜になって腰も腕も手も痛い。。。。。年を感じます。。

 

情けないですね。日頃からもっと運動しなくてはいけませんね。かりにもPTなのに。。。ハンセイです。

 

そうそう、来週の天気予報が「月と火だけ雨」だったのに、「月から木まで雨」に変わっているではありませんか。

(全部50%くらいの予報なんで、あてにならないっちゃならないんですが。。。最近は予報が80%くらいのときしか雨が降っていないのです。。涙)

 

待望の雨が降ってくれたらいいな。。降りだしたらダメ元でもっとビーツの種を蒔こう。

 そして雑草を雨が降る前に抜かなくては~!!

 

はぁほんと庭仕事楽しいにゃ~。