カリフォルニアの庭と黒猫と里子

庭・猫・健康・里子のことなど

Covid19の記録 その3 : 人々編

さて

残しておきたいことがもうひとつ。。


ロックダウン始まってから8週間、約二ヶ月が経ったカリフォルニア。

私の住む郡では今のところ死亡者は20人ちょいで、健康な人がなくなったという報告はまだ起きていません。

私のごく勝手な解釈ですが人々の雰囲気だとか心理も週ごとに移っていったように思います。みんな同じような心理状況を体験しているなと感じました。

~最初の2週間~
みんなワケわからずにウイルスを恐れ、やたらと手を洗い、やたらとお互い触れないようにしていた時期。スーパーなどにいくとピリピリした雰囲気。
まだみんな新しいやり方になれていなく、試行錯誤をしていた。アジア人差別はこのときが一番気になったかも。。いろんな情報が飛び交っていて混乱と恐怖が強かった。

~次の2週間~
仕事の量ががくんと減り、また解雇された人たちも出てきて、不安ながらも一気にゆっくりになった生活のペースにちょっとほんわかしていた時期。空気もきれいになり始め騒音が減りまるで世界が静止したような錯覚におちいる。たくさんの人がいろいろな気付きをしていた。新しいリズムに慣れ始めた。子供は学校がないのを喜んでいた時期。

~5週目から6週目~
少しずつイライラが溜まり始めた時期。経済的な不安が増え、Covid19がもたらす症状などの詳細やいろいろな新しい説がニュースに出るようになる。どこへ行っても怒りや苛立ちの空気を感じるようになる。家で働くことのリズムが出来上がってきたと同時に働きにいけないストレスや子供の面倒や家事との両立に対するストレスも募っていく。

~7 週目~
満月の週だったからだろうか。ストレスがみんな限界に近いのを感じる。子供たちみ~んな人のはなし聞けなくなるし問題行動が増える。(うちの子もしかり。。。)子供たちがこぞって泣き出したり、学校に行きたいと叫んだり、友達に会いたい!!と言うようになる。話によると普段文句ばっかりのティーンですら学校が恋しい模様。

~8週目~
母の日の週末を境にみんな我慢の限界になる。立ち話をしてる人が多くなる。近所の子供たちが一緒に遊び始める。2~3家族が集まってしまうことが増える。母の日で集まった家族親戚内で結局ソーシャルディスタンス守れなくなっている。自然系の公共施設(ハイキングトレイルやビーチ)が使えるようになる。駐車場はまだしまったままなのでみんな道路に止めたりしてるから意味がないような。。。。人との会話をしだすと止まらない人が多い。自分も含む。

~9週目~
久しぶりにフリーウェイ渋滞を見る。これが毎日だったことを忘れていた。嫌だな。。。少しずつ小売りのビジネスを開くことを許可されたためか、人出が増えたのだろう。まだまだCurbside pickupといって、オンラインや電話で注文したものを店の外において店の人と近づくことなく受けとるというものしか許可されていないが、小売り店からしたらそれでもなんとか営業したいだろうなあ。。人が少しずつリラックスしてきていて、もうよくない??って思ってる人が増えてる印象を受ける。少しずつ倒産のニュースが増え始める。

とこんな感じでしょうか。。

おまけに猫編

うちのマメタ氏。
毎日里子がいるからか(家のなかで暴れる)そして暖かいからか一日中庭で寝ている。
しかしいつでも要望に答えてくれる召し使いの私がいるからか要求が増える。
猫会議に参加させられたり一緒にここ座れと言われたりだっこしろ言われたり。。
子供が3人いるみたい(旦那を含む)

疲れたなあ。。。。。



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先週末はハイキングに行けて癒されたのですが今週は旦那が腰を痛めてどこも行けませぬ。せめて先週の写真を見て癒されます。