思い出に浸るの巻 その3 ドイツ ブレーメン
旅日記しつこくてすみません。またまた言い訳すると、自己満足かつ現実逃避のための日記です。(*´艸`*)
ドイツ3日目はブレーメンに行きました。
グリム童話のブレーメンの音楽隊。
子供の頃ただ動物が出てくるから好きだったこのお話。
ブレーメンの像を見たい、という思いだけでここに寄りたいと決めた私。姉も旦那も賛同してくれたので、リューベックからブレーメンへまた電車に乗りました。
ハンブルクで乗り換えをし、ブレーメンに到着。
リューベックはドラクエの世界みたいでいかにも中世!!な都市でしたが、同じくハンザ同盟の都市であったブレーメンは、また趣きが違くて、メルヘンの世界でした!!
コペンハーゲンとリューベックを歩きまくって足がもう痛かったんですけれど、ブレーメンにつくなりホテルに荷物をおいて、さっそく町へ探検に!
ブレーメンは北ドイツではハンブルクの次に大きな都市で、意外と都会でした。
こんな感じで普通に都会の町。
運河沿いの道を旧市街に向けて歩きました。
旧市街への入り口の小道。キャプテンスシって。。。。(笑)
ここではカリオンが4時のベルをちょうど鳴らしていて、時計仕掛けがありました。かわいかった。
フクロウのサインがたくさんありました。レンガ作りがかわいい。
あとブレーメンの鍵は街のシンボルらしく、いろんな所にありました。マンホールは全部この鍵マーク。
この小道のエリアには小さなかわいいお店がたくさんありました。
見にくいと思いますがここは飴屋さん。目の前でペロペロキャンディやいろんなキャンディを作っていました。かわいくてつい買ってしまいましたが甘すぎて食べれませんでした。(笑) よくみるとパイプの上にブレーメンの音楽隊の動物たちがいます。ほかにもよくわかんないおじさんたちの像が壁に埋め込まれている。。。謎です。
このかわいい小道を抜けると大広場に出ます。
この日はちょうどクルド人の移民さんたちが大勢集まって輪になって踊っていました。独立や平和を願って踊っていたのかなと思いました。移民問題が問題になっているドイツ。ドイツ人は遠巻きに見ている印象でした。
この大広場にあった教会がとてもよかったです。
この教会、ステンドグラスが全部聖書のお話の絵になっており、ちょうど光が差し込んでいてキレイでした。
ブレーメンの鍵、本物が教会に。
天井がとても素敵。
日本ではお寺や神社回るのが好きなんですが、ヨーロッパは教会を見るのが楽しいですねえ。たくさんの人達が生きてきた時間や、たくさんの祈り、そして街が過ごしてきた時間を感じることができるような気がします。祈りのある場所にはどんな国でも何か感じるところがあります。
教会の後ついにブレーメンの像に会えました。
足の部分がいろんな人に触られて光っています。
旧市街の中心部でチョコレートを買っていると、いきなり通り雨が!クルド人の集まりも、観光客もみんな雨宿りをしました。この地域は通り雨が多いと聞きました。
雨は20分くらいであがり、その後は少し離れたシューナー地区にいきました。
この地区はアートギャラリーやレストランなどが集まっており、ものすごい狭い路地にレストランがあったりして、まるで迷路みたいで楽しかったです。
通り雨のあと、濡れた小道がまたステキでした。
夜もまたメルヘンチック。
この日はこの地区でドイツ料理とビールを堪能しました(ビールはおいしかったですが、料理の味は普通でした!笑)
次の日の朝は疲れ果てて動けなくなっていたアメリカ人の旦那をホテルにおいて、姉と私でもう一度この地区に来ました。だってかわいいお土産屋さんがたくさんあったんですもの。
広場はマーケットに変わっており、また違う表情でした。
あれ、旗がオランダ。近いからかしら。
この漬物屋さんでアーティチョークとディルの漬物やオリーブの漬物を買って電車の旅に備えました。美味しかった。
お花がたくさん売っていました。エリカの花はいろんなところで売っていました。今気づいたけどテントの色がオランダ色。お花はやっぱりオランダから来ているのだろうか。
ドイツはリアルドラクエとメルヘンを堪能した旅でした。ちょうどその頃発売されたドラクエ11を姉が持ってきてたのでほんとタイムリー。笑。姉はホテルで夜はドラクエをプレイしながら昼はリアルドラクエを楽しむというドラクエ旅にすごい満足してました。笑。
あと、ドイツはデザインがこれまたステキで、特におもちゃがとてもかわいい。自分のおみやげに万華鏡と木でできた貯金箱を購入しました。いろんなキャラクターが町中にあって、子供も楽しめる街なきがします。いつか子供を連れてきたいなあと思いました。
そしてドイツの印象。
あまりこの地域では見なかったのですがやっぱり移民の問題は多少の緊張を醸し出しているような気もしました。
後は第二次世界大戦で焼けてしまって失われたものがとても多いということ。旧市街と戦後になって建てられた地区の違いが大きいです。リューベックも、ブレーメンも、旧市街のギャップがすごい。。日本と共通するものがあるなと思いました。それに比べてこの後に行ったオランダは戦争勝ち組だからでしょうか、焼けてしまって作り直された地区みたいなのを見ませんでした。もちろん壊されたところもいっぱいあるんでしょうが、戦争負け組とは違うなと思いました。
私も詳しく知らないのであくまでそんな印象を勝手にうけただけですが。
あとドイツ人の最大の印象。
みんなアイスを食べている。寒くても温かくても雨が降っていても晴れていても必ずアイス食べてる人たちがいました。(笑)
アメリカに、北ドイツ出身の友達がいるのですが、そのことをいったら笑ってました。It's so true!ドイツ人はチョコレートとアイスクリームないと生きていけないから!って言っていました。私の受けた印象は間違っていなかったようです。(笑)
さて、私たちの弾丸旅。
ドイツの後はオランダのアムステルダムから少し西の街、ハーレムに行くことにしていた私たち。移動が長いのでどこか中継地点で泊まろうと思っていたのですが、とりあえずドイツ入ってから決めようかと言って決めていませんでした。
ドイツの西の方か、オランダの東の方に一泊しようとしていたのですが、どこの町にするかなかなか決められず。駅から近くて楽しめそうなところということでリサーチをしていました。その結果Deventerというこれまたハンザ同盟都市の古都に行くことに決めました。(Wikipediaによるとこの街の日本語表記には12種類もパターンがあるそうな。私にはオランダ人はディフェンターと言っているように聞こえました。)
この旅の最終の国オランダには合計4泊しましたので、まだ続きます。
ブレーメンの中央駅です。さよならブレーメン。
またいつか来れますように。