里子を迎えるにあたって
今日私たちの最初の里子が家に来る予定です。
緊張、とも違う不思議な気持ちです。
*(里親のシステムが日本にもしっかりあることをわかっていなかったので間違ったことを書いていました。以前書いた表記は消しました。申し訳ありません。)
うちに来る子は里子であり養子になるわけではありません。今のところ。
この子が養子になるには、親の親権が裁判所によって取り上げられる、または親が親権を放棄することが最初に必要です。
その後最低6ヶ月の里子生活をし、そこで初めて養子になる可能性が出てきます。
話に聞いていると、2-3年かかるのは普通だそうです。
また里親が、この子の世話は無理です、とシステムに返すことも可能です。大変すぎて家族が壊れてしまったら意味がありませんからね。合わなかったということはよくあり、たらい回しにされる子供はたっくさんいるそうです。
たらい回しにされ、養子にもされなかった子はやはり傷が癒える事はなく悲しい思いをしながら育っていきます。そういった子供の犯罪率、ティーンの時の妊娠、精神障害などの確率はやはり高く、また大人になって社会生活をすることが難しくなってしまうのです。そんな彼らをサポートするのに政府のお金もたくさん使われていきます。
社会がこういう子供たちを助けていってあげなければ、負のサイクルは繰り返されます。
この国は物質的な豊かさが非常にかたよっていますから、規模の違うお金持ちがゴロゴロしてるのと同時に、たまにここは発展途上国ですたっけ?と思ってしまう場面に出くわすことも沢山あります。医療分野で働いているのでなおさらそういう機会が多いのだと思います。
社会の不平等はある程度は仕方ないと思います。資本主義に基づいて生きてしまっている以上差が広がっていくのは自然なことなのかもしれません。でもやっぱり子供には平等なチャンスを与えてあげたいし、子供の医療、教育は幼稚園から大学まで、せめて高校まで無料であるべきではと思います。
里親システムはうまく使われればこの負のサイクルを減らすことができるはずなのです。
昨日は今週の仕事を全部キャンセルするために、子供たちの親に連絡をしました。里子を受け入れるので、休みにさせていただきますと。そしたら親のひとりが、
「私のお母さんはフォスターシステムで育ちました。4歳頃にフォスター家庭に預けられ、18歳までいたそうです。実の親が親権を手放さなかったため、養子にはならなかったけど、フォスターお母さんは私にとって大好きなおばあちゃんでしたよ。あなた達がやってることは素晴らしいことだから、明日が素晴らしい出会いになることを願ってます」と励ましのメールをいただきました。
だから思うのです。フォスターシステムはマイナスのことが取り沙汰にされやすいのですが、素晴らしい出会いも、素晴らしい家庭もたくさん作られているのです。
私たちに出来るかどうかははっきりいってやってみないとわかりません!でもできる限り、真摯に向き合ってみます。
引き続き勉強しているビデオで言われたこと。
暴力の虐待であれ性的虐待であれ、虐待を受けていた子が新しい家に来た時、彼らが思っていることは
「いつから殴られるんだろう?いつから傷つけられるんだろう?」ということなのです。
大人は自分を傷つける、ということしか知らない。
自分のことを守ってくれる大人といたことがないって。。。(T_T)小さな子達がどんなに頑張ってきたんだろうと思います。少しずつ、少しずつ。ゆっくりゆっくり信頼してもらえたらいいな。ゆっくりゆっくり愛情を受けてくれたらいいな。急がないで焦らないで。ハア〜頑張れるかなあ。。。不安とそして子供を受け入れられるという嬉しさと混じりあってます。
なんか自分の思いをただ書き下ろしてしまって申し訳ない。
里親になることを考えてる人の参考になったら嬉しいですし、興味があったらいつでも質問してください。
さ、今日も1日を大切に。特別な1日を大切に生きるぞー!
里子の話 進展
今日もまた暖かい南カリフォルニアです。
4日間雨が降るという予報はもちろんはずれまして、雨が降ったのは一度だけ。。。しかも10分くらいだけでした。
それでもうれしかったわけですが、
たりないのよ~~~~。
ほんとに去年の雨が恋しいったらないです。
さて、ついに私たちにも里子が来ることになりそうです。
しかしそのためにはあと10時間くらいのオンラインのクラスを取らなくてはいけません。今週は働いている上に家ではクラスを取るという大忙しな毎日を送りました。今のところ半分以上終わってほっとしています。
なぜまだクラスをとるのかというと、どうやら私たちのところに来る子、けっこうシビアな環境からくるらしい。。。
ほんとアメリカ、海外まで養子になんて行かなくても、過酷な環境で生まれ育ってる子供は隣町にも隣の隣の町にも、どこの州にもいます。(私の町は比較的安全で、貧困層もゲトーも少ない。
ここでは何歳の子とかなどの情報は載せないでおきますね。
せっかくなので自分の頭の整理のためにも、ここ数日の勉強で学んだことをちょっと書下ろし。
フォスターシステムに保護されるという子供たちは、常に危険を感じながら生活をしています。食べ物がない、着る服がない、寝る場所がない、脅される、殴られる、そんな思いをしながら生きています。どんなにひどい親のもとに生まれてきたとしても、どんなにひどいことされていても、危険だとわかっていても、子供はその親に頼るしかない。そういう環境しかしりません。
その環境で彼らの脳は発達していき、それにともなって体も発達していきます。大げさに聞こえるかもしれませんが、この子達はいつも生きるか死ぬかの選択を迫られているくらい、必死に生きながら、そんな神経回路を育てていってしまいます。
そうして生きていると、サバイバルモードに使う部分の脳が活性化されてしまうのです。小さな子供にとってのサバイバルモードとは、泣き叫んで暴れて助けてもらうこと。それしか知りませんからね。だから泣き叫ぶ、ぶつ、たたく、などの行動を起こすことが多くなる。
虐待のケースの場合、親は泣き叫ぶ子供をさらにたたきます。そして子供はサバイバルモードに入っているから、それをさらにうわまろうとさらに泣き叫ぶ。。。。その繰り返し。。。悲しいことですね。
そして、泣き叫んでるときはもう脳内のサバイバルモードのホルモンがでまくってますから、何言っても無駄。落ち着いて、ゆっくりゆりかごのように揺れてあげることくらいしかしないほうがよいそうです。言葉は無駄だと。
サバイバルモードの出し方も、子供によって、そして年齢やそれぞれの発達程度によって違くなってきます。小さな子でしたら泣き叫ぶしかないでしょう。でも大きくなってくるといろいろな形で出てくるようになるそうです。
今ビデオで見てる講習のインストラクターがとてもいいことを言っていました。
「子供の”悪い行動”の本当の意味を理解してあげて、なぜそうしたかをまず認めてあげることが大事。」
ーーーこれすばらしいなと思ったのですーー。
一つ例を。
彼女の里子の一人がものすごい嘘つきだったそうです。学校でも問題になり先生に呼びだされました。クラスの子たちとも問題になってしまったそうです。
いろんな家庭に何回も里子に出されて、人を信用することができないこの子。
そこで彼女は彼に、「上手なウソをよくあんなにたくさんつけたね!」とほめたそうです。「よく頑張ったね。」って。
そしたらその子、その日からウソをつかなくなったそうです。
この子のウソをつく行動というのは、生きるためのサバイバルだったわけです。
なんでウソをついてたなんかきっとわかってなかったでしょう。でも何かしないといけなかった。安全じゃないとこにしかいたことがなかったから。だからこの里親は、よく頑張ってきたね。もうここではウソは必要ないんだよ、と褒めることによって教えてあげたわけです。
なんとなく意味わかるでしょうか。
子供がするいわゆる問題行動には、サバイバルモードが原因になっていることがある、っていうことですね。(もちろん全部がそのケースではないですよ!)
私たちのところにくる子もおそらく戦闘モードに入ってる子でしょうし、その生活が一気に変わったら、どうすればいいかわからなくなるでしょうね。
いきなり安全で清潔で、食べ物も、新しい服も、寝るとこもあって、おもちゃも本もあって、怒らない大人のいる環境にくるわけですからそりゃほんとに混乱するだろうなと思います。
旦那と、まず私たちと私たちの家が安全であることを知ってもらうことが最初だねとはなしました。(猫も安全よ〜)ここは大丈夫だから。戦うことは必要ないんだよ。と。”居て”いいんだよ。と。あなたという子供でいていいんだよ。と。まあ脳の分泌のリハビリが時間かかりますから、すぐにというわけにもいかないでしょう。怒って暴れることもあるかもしれません。こればっかりは会ってみないとわかりませんね!
ゆっくりゆっくり、少しずつ受け入れてあげることができたらいいなと思います。
たくさん悩むだろうな!期待と不安と緊張で、仕事が手につきません!!そして子供と新しい経験をさせてもらえることがとても楽しみです!
心を落ち着けて、庭の植物たちに力を分けてもらいながら、旦那と里子第一弾迎え入れたいと思います。
この花は多肉の花。最近また咲き始めました。ハチドリがこの花が大好きでよくきます。
私にとっての成功と、アメリカ人にとっての成功
今日はアメリカに住んでて思うことをちょっくら語らせていただきたいと思います。
アメリカをまたグレイトにする!っと叫んでるオレンジ色のおじさんもいますが。。。
彼の価値観でのグレイトは、お金が沢山あって仕事もあってゴージャスな家もあって車もあって、みたいな価値観なのかなあと思います。環境のことなんて配慮しないで、掘りたいだけ掘り、搾取するだけ搾取し、目先の利益を追求する。周りの国や貧困層やマイノリティのことなんて気にしないぜ〜。と。
ほんとにたくさんの人種がいていろんな考え方が混ざっているこの国。
それでもやっぱりLand of opportunityという、ヨーロッパ移民の思想は根強く残っており、お金や権力を得ることをグレイト!としてる人は多いように感じます。
成功=豪華な家、豪華な車、美しい妻と子供たち、そして権力。
日本でもまあそうかもしれませんが、そこの比重がやはりこの国は大きいと思います。
アメリカで言われているいわゆる成功は、私の価値観にはあんまりあっておらず、私が家は小さくて管理しやすいほうがいいとか、車は実用性が高くてコンパクトなのがいい、とか言うと結構な確率で不思議な目で見られます。
子供のセラピーサービスを始めた私。
スモールビジネスオーナーとして、人に話したり相談したりすると、やはり利益重視のアドバイスが多いです。利益を得るために嘘をつけ。。。と直接言われる訳ではありませんが、遠回しにそう言われることも良くあります。
でも私はそこまでしてお金をたくさん儲けたいのではなく、自分の家族との時間、自分にとって大切なことに使える時間、子供に注ぐ時間、庭でとったものを使ってご飯を作る時間。
そういう時間を得るためにフレキシブルに働ける環境と、そしてそれを可能にする収入。そして、やりたいことができること。私にとっての成功はこれらのことを現実にするということなんです。
早く引退して優雅な生活を送るのではなく、年取っても働きながら、仕事と家庭と友達や趣味のバランスを保てること。
そういう生き方を目指しているし、そのために自分で独立しました。収入はまだ十分ではないですが、今のところ不自由はなく過ごさせてもらっています。(ほとんど旦那のおかげなんですが)全部現実にするのはとても大変ですけどね!!
去年の秋にヨーロッパを旅行しました。
アイスランド、デンマーク、ドイツ、オランダと北西ヨーロッパをまわってきました。(バックパックを背負った安旅です)
そこで感じたのが、この地域の国の人たちのライフバランスが良さそう!ということ。ちょっとしかいなかったのでたくさん見れたわけじゃありませんが、アメリカ人のような利益優先型ではないと思いました。頭では聞いて知ってたけど実際に見て感じることが出来たように思います。
子供が世界一幸せだと言われる国オランダでは、子供たちがホントにハッピーそうでした。
みんな自転車乗って自由に走り回って、子供らしい、いい表情をしていました。
オランダについて調べたところ、ほとんどの人がパートタイムで働いていて、パートタイムでもフルタイムの人と同じように福利厚生が受けられる法律がととのっているとの事でした。だからたくさんの人が週三-四日しか働かない。ゆっくり、人生を楽しみながら仕事も楽しむ。そんな感じがしました。
旅の後、オランダに引っ越そうかと本気思ったくらいです。
成功の定義は人によって違う。
私はやりたいことが出来る上に、家庭にも趣味にも使う時間があること。それが一番の贅沢だと思っています。
それを少しずつでも実行しながら生きていけたらいいな〜!
さて、今日もできることを少しずつ!頑張ります。
ところで楽しみにしていた雨ですが、降ってません。(やっぱりね。。。)
去年はほんと雨が降って気持ちよかったなあ。。。
これは去年の雨が降った時の庭の写真。
雨が恋しすぎて載せてみます。
砂利をしいたところが川のように流れてアボカドの木の下に貯まるようにデザインされてます。おかげで今年のアボカドは美味しいのです。
雨降ってくれ〜〜!!
このまま降らないようであればまた降る地域にバケーションですな。
今日の庭 寒くならない冬の野菜作り
今日は涼しい一日でした!最高気温18℃!
朝は霧につつまれ、冷たくて気持ちよかった。。。。
なんと私たちにしてはめずらしく朝早くから自転車に乗ってコーヒーショップへ行き、おいしいコーヒー飲んだのちファーマーズマーケットで野菜を買うなんていうアクティブな午前中を過ごしてしまいました!
たいていの週末は、朝遅く起きて、気が付いたら昼になって、洗濯と掃除に追われ、テレビをみながらぐだーっとしてる旦那に嫌気がさしたりしてるんですけど、今日は充実していました~~♪
午後からは太陽も出たり隠れたりで風も涼しく、庭の仕事に没頭して幸せな時間を過ごしました。
今日のお庭です。
冬野菜、驚くほど育ってません。。。暖かすぎて、ビーツの芽はたくさん死んでしまいました。
サラダ菜も成長が遅いです。
去年はこんなにもりもり、生えまくっていたので今年は明らかに少ないです。蒔く時期も難しかったし、暑い日が多すぎましたかねえ。
唯一元気なのがこれ。
このルッコラ、6年前から続けて毎年種をとってる子たちなんです。強い強い。
でも今年は冬野菜失敗かもしれませんねえ。
今日の庭仕事のメインは(また)オレンジの収穫でした。いろんな人たちにあげる約束をしてしまったので、大収穫を試みました。
全部で200個ちょっと取ったのですが、これでもまた300-400個くらいは残ってそうです。ほんとに今年は豊作です。来年はほとんどないだろうな~!
しかし今日は木登りしたり、はしごつかったり、かがみこんで洗ったり雑草抜いたりしたからか、夜になって腰も腕も手も痛い。。。。。年を感じます。。
情けないですね。日頃からもっと運動しなくてはいけませんね。かりにもPTなのに。。。ハンセイです。
そうそう、来週の天気予報が「月と火だけ雨」だったのに、「月から木まで雨」に変わっているではありませんか。
(全部50%くらいの予報なんで、あてにならないっちゃならないんですが。。。最近は予報が80%くらいのときしか雨が降っていないのです。。涙)
待望の雨が降ってくれたらいいな。。降りだしたらダメ元でもっとビーツの種を蒔こう。
そして雑草を雨が降る前に抜かなくては~!!
はぁほんと庭仕事楽しいにゃ~。
猫の穀物アレルギー
猫の話です。
2年前ほどでしょうか。
どうもマメタ氏の毛並みが悪くなってきたことに気付きました。
なんか毛並み悪い上に、痩せてきた?
お腹に乗ってくるマメタ氏を撫でていると、妙に骨がゴツゴツしてる。おまけに最近よく吐いている。。。
もうすぐ13歳になるし、年かなあと思ったんですけど、ウンチもなんか小さくなってたし、心配になって獣医さんにつれていきました。
その頃働いていた職場の向かいには、猫専用の獣医さんがあったので、そこに連れていきました。
(そこの獣医さんはいかにも猫好き!!って感じの目が大きくて華奢で、ほんとに黒猫みたいな女の人でした。もうキャットウーマンのボディスーツとか超似合いそう。しかも猫が咳をしている時の真似がうますぎたうえに本気すぎる!さらにこの先生2年に1回は日本に行くほど日本好き!というわけでこの先生なら間違いない、と決め込んだのです。笑)
何回か通院しながら、尿検査や検便、血液検査などをした結果、一番心配した腎機能は年相応で大丈夫だということがわかりました。血液検査も尿検査も他には問題がないと。。
ただ毛並みの悪さ、フケの多さ、便秘、そして食べたあとに吐くという症状から、食物アレルギーの可能性がある、と言われたのです。
猫に食物アレルギーなんてあるのか!
私は家族にも自分自身にもいろんなアレルギーがあるんです。なのに猫にもアレルギーがあるなんて考えてもみませんでした。
獣医さんの説明によると、猫は犬とは違って雑食ではないから、穀物を食べるのはホントはよくないということでした。本当はタンパク質だけとる方が良いのだけれど、殆どのキャットフードでは量を増やすために穀物が入れてあると。
だから穀物が入っていないキャットフード、そしてなるべく缶のウェットフードをやるようにしてみて!と言われたのです。
獣医さんのおすすめの種類は、L.I.D(Limited Ingredient Diet)と書いてあるペットフードで、鴨肉か鹿肉を勧められました。
鹿肉(Venisonといいます)をまず探してみましたが、置いてないペットショップが多かったので、とりあえず鴨肉(Duck)で新しい食生活を始めました。
このL.I.D系のペットフードは一般的なものよりは高いんですが、穀物は一切入ってません。このタイプの食べ物に変えてから、マメタ氏の毛並みがみるみるツヤツヤになっていきました。吐くことも徐々に減っていきました。ウェットフードにしたからか、便秘も解消されました。体重も少し戻り、前よりゴツゴツした感じではなくなりました!
でも近所の、猫をいっぱい飼ってる人のところでご飯食べてきちゃった時なんかはすぐに吐くんです。食べたものが全部すぐに出てきちゃう。(中身がみえちゃうので😣うちであげたご飯じゃないとすぐわかる。)
最近はマメタ氏も学習したのか、外でご飯を食べてくることはなくなりました。
このL.I.D系のペットフード、今ものすごく増えているのですね。ペットショップにも沢山並ぶようになったと思います。それだけ困っているペットが多くなったということでしょうか。
食の安全は人間のものだけでなく、ペットフードも安心できなくなってるんだなあと、驚くのと同時に目が開かれたような気がしました。そして人間と同じように猫も利益追求型の商売によって健康が脅かされている。
もうこの利益追求型の商売モデル、終わらせないといけないですね。
食べ物も、医療も、庭や家のデザインだって、今の利益追求型のビジネスモデルから変わっていくことをほんとに願います。(特にアメリカ!!)
とりあえずマメタ氏は元気になったし、このまま長生きしてくれたらなあと思います。この春で14才。命が許す限り、ずっと一緒にいようね〜🎵と毎日言ってます。
ただいま私の膝で爆睡中。プヒープヒーと小さなイビキをたててます。オヤジ猫です。でもこの白い足の先がたまりません。足が痺れてきたけどこんな気持ちよさそうに寝ているネコは動かせましぇん。。。
銀木犀
いま家の銀木犀が満開です
金木犀は日本の花の中でも大好きな花。
小さい頃オレンジの小さな花で埋まった小道を歩くのが好きだったなあ。
あの甘〜い香り!
キンモクセイはOsmanthusと英語ではいうようですね。
この白いバージョンのは銀木犀で、中国ではこっちの方が多くて良く咲くということを、中国人だった前の家のオーナーが言っていました。
英語では通称Sweet Oliveと言うようです。キンモクセイはまだアメリカでは見たことがありません。
日本では、1年に1回だけ秋に咲いていたイメージのあるキンモクセイですが、このギンモクセイはここでは年がら年中咲いています。花が少ないのは多分夏。秋頃から増えてきて、今満開です。
香りも少し違くて、キンモクセイの方が好きかなあと思います。でも甘くて、玄関を出るとフワッと香ります。
大人の人は気が付かなかったりするんですが、子供の鼻は敏感なようで、このいい匂い、何?と聞いてきます。
さて、今日はスーパーボールの日ですが、アメフトに興味のない私たち夫婦。ちょっとめんどくさいと思いつつ、誘ってくれた知り合いの夫婦のおうちにお邪魔しに行く予定です。私たちが知り合った最初の職場の時の同僚が、ロサンゼルスから脱出して近くに引っ越してきたので、お家訪問もかねて行ってきます。
昔からパーティーなどが社交的なことが苦手な私。
少ない人数のグループの方が楽で、沢山知らない人がいるところに行くと縮んじゃいます。庭で花見たり絵かいたりしてる方が幸せなんです。。。
日本人の集まりの方が少々気楽だったりします。でもこの地域日本人少ないし、ネットワークのためにも必要ですし、何よりもお友達は大切にしなくちゃなので、頑張っていってきます!
ついでにそろそろ満開を超えたアオエニウム、でしたっけ、多肉の花です。綺麗な三角になってました。
てんとう虫もだいぶ戻ってきました。
多肉植物泥棒 再び 蘭が咲く
むむ〜。
多肉植物泥棒がまた来ました。
たまーに一本二本とられることはよくあったんですけど
バンバン同じ株から切られて見た目もよろしくなくなると腹が立ちます。
去年沢山取られた後、モーションセンサーのアラームをつけてみたんですけど
これがあまりにも敏感すぎて、車が通る度にでっかい音が鳴ってしまい、寝れなくなってやめました。(笑)
もーそれから諦めモードで、少し取られるのは日常茶飯事になってました。でも三日前にガツンと取られてるのを発見。やっぱり悲しくなりますね。いちおう少ない種類のはあんまり取られてなさそうで、それはいいんですけどもね。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、なんかたくさんとられてます。綺麗に育って埋まってたのになんかハゲぽっち。。。これから花が咲く季節なのになあ。こんな感じで他にもあちこちむしられておりました。
まあ盗むような人には何言っても分かってもらえないんだろうなあと思います。これ以上ひどくなったらほんとになんとかしないとな。。
さてさて、家の中では蘭が咲きました。
蘭は昔はよく枯らしちゃってたのですが、旦那の叔父が蘭を育てるのを生計にしてるプロなので、アドバイスに従ったところ花が綺麗に咲くようになりました。
日本とは気候が違うから、育て方も違うかも知れませんが、ざっと言うとこんな感じです。
1. 小さめの、横に穴が空いた器に入れる。
2. 蘭用として売られている木の皮よりも、苔を詰めてあげた方が良い。そしてしっかりと固定してあげる。
3. 新鮮な空気があるところに置く。
4. 直射日光は避けるが、明るいところに置く。
5. 実は乾燥に結構強いため、水分が完全になくなってから水をたっぷりやる。
6. たまに肥料をやる。スプレータイプがいいらしい。
7. 根っこは何本か鉢の外に出ていて、空気に直接触れている状態が良い。
8. 花が終わったら元から切ってあげた方が次の花付きは良い。
以上の法則を守ってたら枯れないで、周期的に咲くようになりました。
去年ハワイに遊びに行って、ジャングルを歩いた時、たくさんの野生の蘭に出会いました。そうか、考えたことなかったけど、蘭ってジャングルの花なんだ!と頭では知っていたのですが実物を見てしっくりしました。
おおきな木の幹とかに張りついている、土があんまりなくても育つ植物なんですよね。
この乾燥している気候ではじゃあダメなんじゃないの?と思いがちですが、結構大丈夫みたいです。でもやっぱりこっちの日光は強すぎて、葉が焼けてしまいますので、家の中で育ててます。
植物も動物も、人間も、その特性や性格を考えて知ってあげることって大事なんですよねえ。まずは相手を理解すること。
植物を育てることやガーデニングをやることって、哲学だなあっていつも思います。間引きとか剪定とかする時に、いい枝なのに切ったらかわいそうとか思っちゃうんですけど、株全体のためにはそうした方がいい。すごく綺麗な花をさかしてるけど方向が悪いから切ってしまったり。。。果物の摘果作業も超苦手。もったいない!って思ってしまう私です。でも質の良い実を残すには減らさないといけない。なんか企業のリストラみたい。。。とか思っちゃいます。
植物育ては子育てにも通じるところがある。種から発芽した芽は最初の根をはる時がとっても重要。最初の根がしっかり張れなければ綺麗なおいしい実はならないんですよね。三つ子の魂百までって、植物も同じだなあと思うのです。
なーんて言ってますがみんなの面倒見きれてない私です。
今の家の中にある子達は元気ですけど、そろそろ植え替えしてあげないといけないし。外にはたくさん放って置かれてる子達がいます。。。まあ多肉なんで強いから大丈夫〜とタカをくくっている怠け者ガーデナーです。
自営業の仕事、家事、家計の管理、庭の世話、って全部やろうとしたらもともと怠け者の私には無理ですわ。これに子供が入ったらほんと無理〜!ってなるだろな。ま、その時はその時ですね!
今日は朝からかわいい赤ちゃんの診察で、癒されましたが、午後に自閉症の子供を公園で追っかけて疲れました。年ですわ。
今週も1週間が
あっっっっっっちゅー間に過ぎ去りました。早すぎる。
では皆様よい週末を。今週末は仕事しなくちゃ。。。。。