カリフォルニアの庭と黒猫と

庭・猫・健康のことなど

オレンジの収穫

南カリフォルニアでよく育つものの代表、オレンジ。

オレンジと言えばフロリダのイメージも強いのですが、カリフォルニアでもよく育ちます。


シトラス系はほんとによく育つみたいで、農業地帯のこの辺では、特にレモン農家がたくさん見られます。

あとはアボカドはここら辺はけっこうな産地です。
この間の火事で沢山アボカド畑が燃えてしまって、農家さんたちはかわいそうでしたが。。



さて、家を買った時からすでにあったオレンジの木。今年は大漁旗です。1000個はなっている、と言うとみんな、ウソ〜なんて言うんですが、多分1000個以上ありそうです。


近所でも、6-7軒に1軒はオレンジがあるんじゃないかと言うほどタワワになってるオレンジの木を見ます。


前も言いましたが、このへんの土はとても良いのです。水はけはいいけどもしっかりと蓄えられる、粘土質でも砂でもない土。地中海性気候のせいか、アルカリ性ではありますが、そのおかげで地中海性気候の植物、ハーブやトマトなんかはものすごく良く育ちます。


シトラス系は調べたところ土は酸性が良いみたいですが、何もしてなくてもしっかりと育っています。農薬使ってないので変な虫もいっぱい付いてたりしますけれども。



昨日は旦那と義父で、オレンジを130-140個ほど収穫しました。熟し始めてから全部で400-500個はすでに採ったと思うのですが。

収穫をしだす前、12月の木の様子。

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そして昨日は
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これプラス、コーヒー豆の大きな袋にいっぱいとりました。

で、その後の木。
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減ってる?減ってるかな?あまり減ってるように見えない。。。今年はほんと大量ですね。来年はおそらく少ないでしょう。

でも今年の夏はアプリコットが良くなる年のはず!


オレンジは食べきれないのでジュースにもします。でも味が濃厚過ぎるので、小さなコップにすこしだけで満足します。

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それでも多いので職場にもおすそ分けします。
オレンジのおかげで今年もインフルエンザ知らずでいけるといいのですが!


ではでは皆様も冬の風邪には気をつけて。

バラの剪定

私たちが越してきた時からこの家には5つのバラが植わっていました。1つはあまりにも隣のバラとドライブウェイにも近かったので、抜いてしまいました。(ほんとは紫ですごい好きだったから植え替えたかったんだけど。。。)なので今は4つの株があります。そのうちの1つはたぶん20歳は超えていそうな大きさです。

 

前のオーナーにはあまりしっかり手入れされていたとは言えず、なぜか引っ越したばかりの頃は雑草とトマトの中にバラがある状態でした(笑)あまりにもうっそうとしげっていたのでバラの幹の部分が全く見えない状態でした。

 

私はあんまりバラに興味がなかったので、少しずつ手入れはしていたもの、テキトーにやってました。

しかーし、テキトーにでもやっているとバラは応えてくれるもんで、綺麗な花を咲かせ、良い香りを楽しんでいるうちに、この子たちをもっともっと元気にしてしまいたい!と思うようになってしまったのです。ちなみにバラは乾燥してるところでもよく育ち、あまり水が必要ないみたいなので、Drout Tolerant ー 干ばつに強い庭がテーマのこの庭でも大丈夫です♡

 

植わっていたバラの種類を調べてみましたが、分かったのはDouble Delight ダブルディライトと、Scentimental センチメンタル。 あとの二つは未だよくわかりません。

 

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これはダブルディライト。姿も香りもダブルで楽しめる、ってことでこの名前。とっても甘い、いい香りがします。

 

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これはセンチメンタル。すっきりとした爽快なバラの香りで、私はこの香りが大好きです。

本来センチメンタルはSentimentalとスペルするのですが、この花は香りがとてもいいので、香り "Scent" とひっかけて、Scentimental。ダジャレ的なネーミングがされてます。枯れた花びらをそのまま置いといてもずっといい匂いが続きます。

 

あと2つ。1つはきれいなアプリコットカラーのバラ。 香りはあまりしません。

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名前がわからず。。。

そしても1つ

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ピンクのフチの、薄黄色のバラ。黄色の部分は時間が経つと白くなっていきます。これも可憐でとても綺麗。でも香りはあんまり強くありません。これは珍しく黄色が強かったので切って写真撮りました。 

 

この子たちをもっと元気に、強く、大きく美しく育てたいという野望から、今年は旦那にも手伝ってもらって、きれ~いに剪定しました。剪定しすぎて死んじゃったりしないかとか心配してますが、バラは剪定初心者でも大丈夫ってどっかで読んだので、大丈夫だと思いたいです。

 

南カリフォルニアでは1月の終わりから2月の初めに大きな剪定をすると良いそうです。前にガーデニング好きの友達からもらった、この方の本を参考にして、剪定しました。

Pat Welsh, Organic Gardener, Gardening Organic, Organic Gardening Books

南カリフォルニアに住んでる人には超オススメです。 

 

 

あまりにも日本と気候が違うから、日本のやり方を参考にしてもダメなんですよね。

 

南カリフォルニアの気候だと、バラ、もう年中ずっと咲いてます。寒さが足りないので、休眠状態に入らないのです。なので一番花が咲きにくいこの時期に短く剪定し、無理やり休眠状態に持っていくとか。今日もまだ五本くらいお花咲いてたし、つぼみも3-4個ついてたのですが、心を鬼にして切りました。

 

パットさんのこの本では休眠スプレーかけるといいって書いてあったけど、綺麗な花を咲かせるためには、やった方がいいのでしょうか?虫から守るらしいのですが。(ちょっとめんどくさい。。。。)

 

さて、これが昨日旦那とほぼ半日かけてきれいにしたローズたち。

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きれいに幹のまわりを掃除、剪定して、庭で作っているコンポスト(これもまたテキトーなんですが。。。)をあげました。旦那の手はけっこう傷だらけになりました。私はゴム手袋つけてたんですが何か所か穴あきました。

 

ほんとバラってキレイだけどクレイジーな女の人みたいですね。トゲトゲで、世話かけてあげればあげるほどキレイになり、でも世話してる方は傷だらけ。でも魅力的だから世話しちゃう。でも世話しなくても実はすごい強い!みたいな。笑。バラも女も強いなーと思う今日この頃でした。

 

さてさて、あと何ヶ月くらいしたら花がつくでしょうか。楽しみ楽しみ!

不妊症 里親登録 子供を持つ、持たないという選択 その3

色々なことを考えて里親になることを希望した私たち。

 

ここからはフォスターペアレンツと言いますね。

フォスターペアレンツになるには、まず自分の住んでる郡に直接問い合わせる方法と、フォスターペアレンツになるプロセスを助けてくれるエージェンシーに問い合わせる方法があります。

 

色々なことがわからない私たちはたまたまフォスターシステムの エージェンシーで働いてる人が友人のつてでいたので、紹介してもらい、プロセスをスタートしました。

 

フォスターシステムのエージェンシーにはクリスチャンしか受け入れない団体が結構多くあり、私たちは教会に行ったりしないので、宗教に関係なくソーシャルワーカーで構成されてる団体を選びました。

 

最初は私だけで面接をしました。

次は夫婦で面接。

 

その次は週2日、夕方6時から9時まで3時間の講習を3週間。(その頃は朝9時から夜7時までの仕事をしていたので、なかなか大変でした!)

 

クラスを取り終わったあと、システムを理解した上でそれでもフォスターペアレンツになりたいと決めたら、警察署へ行って指紋採取。  過去の経歴をくまなく調べられ、過去の運転履歴なども詳しく見られて、違反があった場合などは理由を聞かれます。

 

(私は若い頃にスピード違反が1回、1時停止無視が2回、事故が2回と、クリーンとは言えない運転履歴でしたが、全部五年以上前の話だったのでセーフでした。(笑))

 

 

医者の健康診断も受け、就労証明書の提出、過去2年の確定申告書のコピー、私は外国人なので永住権証明証、 家庭の見取図、などなど色々な書類を提出します。

 

 

そして次に家庭訪問です。

 

 

家庭訪問は3回あり、1回目は夫婦のうち1人の面談。2時間かけて本人の過去、家族関係、子供時代の話、夫婦の関係などを話します。

 

 

2回目はもう1人の面談。また二時間かけて、同じ内容の話をします。

 

 

 

3回目は2人で面談。さらに2時間かけて私たちの話をします。どうやって問題に対して向き合っていくかなど、お互いの考えを話して、これから先フォスターキッズと向かい合い、問題が起きた時の対応の仕方などを確認します。

 

 

そして家庭訪問が終わった後、ソーシャルワーカーがHome Studyというものを書き上げます。 

 

この書類がフォスターの子供を担当しているソーシャルワーカーに読まれるもので、それぞれの子供にあった家庭を斡旋するさいに使われることになります。

 

 

上記すべてのことが終わって、最後にもう一度家庭訪問です。この時点までに家に小さな子が来ても大丈夫なように家を準備することを求められます。

 

掃除や洗濯の漂白剤や強めの液体、刃物、薬などは手の届かない場所に保管すること。

 

医師に処方される薬などは鍵付きの入れ物に入れること。

 

コンセントにはコンセントカバーがついていること。

 

消火器や一酸化探知機、煙探知機などがちゃんと働いている状態で設置されていること。

 

クリブ、カーシートなど基本的なものは揃っていること、子供部屋がしっかりと設置され、ベッドがあることなどを確認されます。

 

 

 

そしてやっと登録されます。

 

 

さて、登録する際に、どのような子供だったら受け入れるか、という希望を出します。年齢、性別、人種をこちらから指定します。何を言っても偏見の目で見られることはなく、夫婦でよく話して決めるように言われます。

 

私たちは子供を育てた経験が無いので、就学前の子供、0-6歳、二人までの兄弟姉妹なら両方受け入れる、性別はなんでも良く、人種もなんでもよい、軽度の発達障害までは受け入れる、ということにしました。

 

でももし子供が白人と有色人種のハーフであれば、私たちには育てやすいのではないか、ということは伝えました。

 

 

アメリカでは養子や里子を引き取る場合、最初から真実を教えていくことをすすめられています。生みの親と育ての親が別にいるということを最初から教えます。また生みの親とは面会が定められているので、そこで混乱を避けるためにも、生みの親、育ての親という認識はとても重要になるようです。

 

またやはり人種や文化はなるべく同じにした方が、子供が大きくなった時に精神的に安定しやすいそうです。私はアメリカは人種差別にたいしてすごく厳しいので、同じ人種がいい、とか言ったらダメなのかと思っていたのですが、全く逆でした。

 

 

しかし、日本人の血が入ったフォスターキッズはまずといっていいほどいません。良いことですが。。私たちの住んでるこのエリアではフォスターキッズの60%くらいがヒスパニック、25%くらいが黒人、10%くらいが白人、アジア人は2%だけで、あとは色々らしい。。

 

ですので、白人とアジア人のカップルである私たちにはミックスの子がいいのかなあと思いました。半分白人半分有色人種。そしたら子供は人種の混ざった両親に育てられたということだけでも、自分のアイデンティティを確立しやすいかなあと思った次第です。

 

 

もちろん私には葛藤があります。日本という全く違う文化で育った私にはアメリカ人の元に生まれて、アメリカで育つ子達にどうやって生きていくかを教えることなんてできるのだろうかといつも思ってしまいます。自分の子供なら、あなたは半分日本人だから、と日本の文化をある意味自然に取り込んでいくことも出来るでしょう。

 

食べ物も違う、お風呂に入る習慣も違う、日本は尊厳を大事にするけど、アメリカは子供に戦うことを教えるし、ヒーローイズムもすごい。フォスターキッズに、あんたはホントの親じゃないしアメリカ人でもないじゃないか!っていつか言われるのかなあ。。とか考えます。

 

 

でもクラスでも言われましたが、一番大事なのは彼らを心から条件無しに愛すること。そして彼らの自分探しの旅を支えてあげること。彼らを〝自分の所有〟にするのではなく、彼らに寄り添って、彼らの人生のスタートを支えてあげること。

 

だから私は私でアメリカに住む日本人として自然に生活して、興味を持つことを教えてあげ、伸ばしてあげる。というスタンスでいればいいのかなあ。。なんて思ってはいるのですが。

 

 

悩むことはたくさんあるんだろうなあと思います。でもうちに来ることになる子達がこれからの人生、自分を大事にしていけるように。  この複雑な世界で最初から厳しいスタートを送らされている彼らが自分の道を見つけられるように。  フォスターペアレンツの役目は彼らの旅を見守ることだということを忘れずに。  自分の小さなエゴや自尊心にとらわれないでいけたらなあと、考えています。

 

 

あと、子供がフォスター家族に入った後、元の両親が親権を放棄するか失った場合、最短6ヶ月で養子の手続きが始まります。元の両親が考えを変えることはよくあるので、長い場合だと養子に至るまで2年くらいかかる場合もあるそうです。

 

 

フォスターシステムは子供のためであるべきなので、子供にとって最適な道を時間をかけて選ぶのでしょうが、ほんと、簡単な事じゃないですよねえ。

 

 

 

 

まだ子供が来てないのですが、(電話は何回か来たけど、地域の間違いだったりしてダメだった。。) 人によっては1週間でフォスターキッズが来る人たちもいれば1-2年かかる人もいる、という話なので、もうしばらく辛抱します。

 

 

子供がいなくて寂しい時は猫で我慢!(笑)こやつも私の大事な息子です。

 

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寝言を言ったりスピースピーと寝息を立てるマメタ氏。一緒に丸まって遅くまで寝る週末の朝は至福の時(*´˘`*)♡

 

 

 では長くなってしまいましたがこれにてシリーズ終了。もし里親システムに興味があったらコメントしてください。

 

 

 

 

 

 

不妊症 里親登録 子供を持つ、持たないという選択 その2

私の仕事は理学療法士。

ここ3年ほどで、大人のセラピーから子供のセラピーに少しずつ移りました。

大学を卒業して免許を取りたての頃、なぜか子供のセラピストにはなりたくなかった私。最初の頃はNeuro、つまり神経学系のリハビリに一番興味があったのです。脳卒中で色々な障害を負った人のリハビリや、脊髄損傷などで動けなくなった人たちのリハビリを最初の1年半やりました。

歩けなくなった人が歩けるようになったり、また人生をやり直そうと人が変わっていく姿を見ては感動し、とてもやりがいがある仕事でした。 今でもやりたいことの一つです。



10年が経ち色々な職場を経験した後、知り合いの言語療法士に一緒に働いてくれる小児科のPTを探してるんだけど、やってみない?と言われました。
私は子供のセラピーにあんまり興味もないし、経験もないから、と最初は断ったのですが、職場も家から5分、病院の仕事で体調が悪かった私は、説得されて少しずつやってみることにしたのです。


そしたら案外ハマってしまいました。


子供はある意味Neuro、 脳神経学の知識を使う患者なのです。だって常に脳も体も発達しているわけです。歩けない子、立てない子、ケンケンパできない子、自転車に乗れない子、そんな子達の脳と体の繋がりを助けてあげる仕事なのです。た、楽しい。しかもみんなかわいい。子供のいない私も子供に関われる!となって今に至ります。



そこで、養子になった子や里親に引き取られている子供を診る機会が増えました。
里親としっかり結びついている里子や養子に出会い、傷ついていたけど少しずつ傷を癒しながら成長していく子供たちを見て、養子や里子という選択肢がある事に気づきました。



その頃パートで働いていた大人のクリニックでは患者さんに、子供はいるの?とよく聞かれました。いないんですよ〜。不妊治療しようか迷っているんです。って感じで軽く言うと、けっこう自分のことを話してくれる患者さんがいて、不妊治療の末に出来たよ。とか、不妊治療しても出来なかったのにやめてからいきなり出来たよ。とか色々な話を聞きました。何人かの人は養子をとった話をしてくれました。 何故か私の心には養子の話が一番心に残りました。



養子が一般的なアメリカ。養子でも家族は家族。血が繋がっていることが家族だけではない。家族の形は変わってきているし、アメリカではゲイカップルやシングルマザーが子供を養子にとることも当たり前になってきています。養子やフォスターシステムを話題にしたテレビ番組なども沢山あり、少しずつ養子に対する考えが頭の中を占めてきて、旦那と話していくうちにその選択肢がどんどん大きくなってきたのです。



その頃から養子に対するリサーチを始めました。

養子と言ってもこれまたいろんなやり方があるんですね。



プライベートで弁護士を雇う。
国内、国外。
養子斡旋のエージェンシーを使う。
里親システムに登録して、里親の過程を経て養子をとる。
里親システムのエージェンシーから、養子候補を待つ。

と言ったところでしょうか。



ちなみにざっと調べた結果プライベート養子は国内で150万円、国外だと平均300万から350万かかるそうです。


里親システムは逆で、お金はかからず、月に子供の生活費が地方自治体から出ます。



プライベートで養子をとるのは大変なお金と労力がかかります。エージェンシーを使っても待ち時間はすごく長いかもしれないということ。逆に里親システムでは、子供を預かってくれる家が常に不足しているため、地方自治体は宣伝をして里親を増やそうとしています。しかも金銭サポートも出るし、子供が大学に行くことになった場合大学の奨学金が出るということ。



ただ、里親システム(フォスターシステム)に入る子というのは、大抵親が麻薬中毒者であったり、犯罪者であったり、家庭内暴力の被害者。親戚に引き取ってくれる人もおらず、傷ついた子達ばかりです。

だから常に里親が足りてないんでしょうね。私たちも、最初は消極的でした。



でもフォスターペアレンツをしている人たちに出会い、システムを勉強するクラスを取り、理解していくうちに、こうするのが一番いいのでは、と思いはじめました。私たちの郡には1300人、ロサンゼルス郡には二万人以上も長く暮らせる家のないフォスターキッズがいるということでした。



また、私の旦那は家庭内暴力のある家で育ちました。
身体的暴力ではなかったのですが、精神的暴力で傷つきながら育った人です。ゲトー出身ではないものの、高校のアルバムなんかを見るとすでに麻薬やギャング関連で亡くなってる同級生は大勢だし、近所の家でもここでは殺人が、ここでは自殺が、ここの子供は刑務所に、など、平和な恵まれた環境で育った私にとっては全然違う環境で子供時代を送ってきました。 10歳の頃自分の身は自分で守れと、父親に銃を枕元に置かれたそうです。私からするとありえなーーーーい!となるのですが、アメリカではよくあることなのでしょう。(ちなみに旦那も義父も、今は銃を家に置いてません!そうだったら結婚してない。)



旦那にとってはフォスターキッズの気持ちに共感できる部分がある。それに対して私はとても幸せな家庭で育ちました。もちろん問題がなかった訳では無いけど、家族から愛されていることを常に知っていましたし、自由に楽しい子供時代を送った幸せもんです。


旦那と私で足りないところを補ってやっていけるのじゃないかと思ったわけです。



血の繋がってない子供を育てることにあまり抵抗がないのには、私たちに家族の両方に結構重症な精神的疾患があること、旦那の母親が珍しい大変な脳の病気で亡くなっていること。そして私達両方の姉妹には既にたくさん子供がいて、親にとっても孫は既にたくさんいる、ということがあります。


色々なことを総合的に考えた結果、私たちはフォスターペアレンツになろうと決心しました。



今日はここまで。
次回はフォスターシステム登録の過程と、日本人でフォスターペアレンツをすることの葛藤について書きます。

不妊症 里親登録 子供を持つ、持たないという選択 その1

これからしばらく、私たちの不妊症、また里親になることを決めた経緯、アメリカでの里親登録の経緯などをつづろうと思っています。

 

私も悩んで悩んで悩みまくりましたから、こんな選択肢もある。こんなやつもいると誰か同じことで悩んでる人が読んでくれて、何かの参考になったり慰めになれればなあと思います。

 

私たちは結婚もうすぐ5年。一緒に住み始めてから7年。付き合い始めてからもうすぐ10年になります。最初から子供が欲しくて避妊もしてなかったけど1度も妊娠しなかったので、まあほんとに不妊症ですね。

 

まだ私も30-31くらいの頃は、みんなに若いから大丈夫よ〜と言われたのを真に受け、のんびり構えてました。でも一応検査を、と31-32歳の時にかけて、全部検査をしてみました。その結果、Unexplained Infertility。つまりこれといった妊娠できない理由がない。ということでした。

 

私のホルモンの数値は平均値。卵管も通ってるし、でも頚管粘液はあんまり良くなかったり、旦那の精子は量は十分なものの、奇形率が高かったりと、問題がない訳では無い。さらに私の子宮はものすごい片側に寄っている。(昔から体の右側が固くて。骨盤が曲がってるのですねー。)

 

検査が一通り終わった後、すぐに体外受精を進められました。でもその頃結婚したばかりでお金もなく、引越しを考えていたために、すぐに不妊治療に移りませんでした。まだ30代前半、時間はあるさーと思っていたのですね。

 

またアメリカでは1回の人工授精に30万、体外受精は150万円ほどかかるので、結婚したばかりの私たちにはちょっときつかったわけです。

 

 

結婚した後、すごいストレスの原因になっていた仕事を辞め、半年間ゆっくりしながら毎月タイミングを測り、健康的な食事をし、鍼なんかにも通って妊娠を待ち望みました。子供を抱く夢を見たり、妊娠する夢を見たり、妊娠した人のブログを読みまくり、良いとされる食べ物やサプリを取ったり。

 

しかーし何も起こらない。化学流産さえない。

 

 

もう毎月撃沈。泣くこともしょっちゅう。

 

 

私は働くことは好きなので、よし、しばらく妊娠のことは忘れて、また仕事に戻ろう。その頃はロサンゼルスの忙しいところに住んでいたので、旦那の育った地域に戻ろう、家族も友達もいるし!と、今の街に引っ越してきて、正社員として働きだしました。

 

 

 

そこで働き出してからすぐに私は体調が悪くなりました。前の職場に比べたら同僚もすごくいい人たちだし、仕事内容もずっといい。しかし私の体調は人生の中でも絶不調におちいったのです。

これに関してはまた書きます。

 

 

そのせいもあって、不妊治療どころではなくなった私。それでも毎月生理が来ては涙する。を二年も繰り返してしまいました。

 

体調不良の原因がその仕事だったとわかるまでかなりかかりました。仕事を辞め、やりたいと思う仕事に就き、体の声をしっかりと聞くようになり、今は結構元気です!

 

そして二年前人工授精に踏み切りました。でも妊娠しませんでした。

 

体外受精に踏み切るか。この時点で私は36才手前。結論として私たちは進まない選択をし、その代わり里親になる選択をしたのです。

 

 とりあえず今日はここまで。

 

でもこの間にどれだけたくさんの友達が妊娠して子供を産んでいったでしょうか。私たちよりあとに結婚した人たちも、子供を特に欲しいと願っていなかった友達も、不妊治療をしていた人たちも、二人目、三人目、をポンポンと産んだ友達もいます。

 

私達の友達はみんな気を使ってくれ、傷つくことを意図的に言う友達はいません。優しい友達には本当に感謝しています。子供の話も普通にしてくれるし、私も子供の話を聞くのが楽しいです。でも心の底には悲しい思いがいつもあり、友達と子育ての苦楽を分かち合えない寂しさを感じます。

 

旦那と一緒にスーパーで子供たちとすれ違う度に目を合わせ、カワイイねえ、と言いながら寂しくなる思い。その度に心がギューーっと痛くなります。

 

 

子供ができないということはたくさんの辛抱があります。子供がいる人たちとはまた違う辛抱です。Self-esteemとの戦い。自分が価値のない人間に思えて、女として落第に思えて、子供を持つに値しない人間だと思えて。でもそれは違うと自分に言い聞かせて。何で?なんで自分のところには子供は来てくれないのだろう。

そしてなんで私は子供が欲しいんだろう。と問いかけ続けます。

 

子供がいなくていいと、割り切れたらどんなに楽でしょうか。

 

2人の人生楽しめばいいじゃん。と割り切れたらどんなに楽でしょうか。

 

パートナーがいるだけで、いいじゃないか。と割り切れたらどんなにいいでしょうか。

 

 

子供を欲しいと願う気持ちは理屈だけで割り切れるものではありません。本能レベルで子供を育てたいのです。

 

次回は里親になろうと思った経緯をお話したいと思います。

 

 もしアメリカでの里親制度や不妊治療に質問があればコメントしてください。知ってる限りでお答えします!

嵐の後はサンタアナ 冬野菜の発芽

土砂崩れを起こした雨が2日続いた後は、ここら辺はずっと晴れ。。。昨日今日は夏日ですた。。。今日は30℃まであがりました。。暑い。

秋から冬にかけて南カリフォルニアを吹く温風、サンタアナがまたやって来て私たちの街を吹き抜けていきました。


せっかく温度下がってきて、雨降って、冬を感じられると思ったのに〜〜!!


日本にいた頃から雨は嫌いじゃなかったけど、今は雨が恋しくて恋しくて。




今年は雨が遅く、あまりにも乾燥していて暑かったので、冬野菜(スイスチャード、ビーツ、カブ、水菜、などなど) は雨が降る直前まで蒔きませんでした。ここの気候では、暑い時に種をまいても、毎日水をやって乾燥しないようにマルチをかけたりしても、昼間の暑さで小さな芽たちはチリチリになってしまうのです。何度失敗したことか。というわけで今年は気温が下がって雨が降るまで待っていたのです。


そして待望の雨!と思ったらまたサンタアナが〜〜〜!!


11月や12月のサンタアナ風よりはマシでしたが、かわいい芽たちはなんか小さく縮んでしまったようでした。何個かのビーツの芽は乾ききってしまいました。明日から気温も下がるし、回復してくれるといいなあ。。(T^T)

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雨の直後、元気いっぱいのビーツの芽。
今日はこの子達のいくつかがチリチリになってしまったのです(T_T)
悲しい。



でも今日はちょっとうれしかった発見が♡♡


ハチドリがまたつるバラに巣を作り始めていたのです。少し遠くから見ていると、クチバシに蜘蛛の糸や植物の切れ端などを挟んで運んでるのが見えました。頑張ってるなあ。。。。


私たちは毒蜘蛛が人間の生活地域に巣を作っている時以外ほとんど蜘蛛を殺さないようにしてます。小さい虫とってくれるし。家の中に来ちゃったのは外に出します。咬まれると死にいたってしまう毒蜘蛛もいるので、もちろん気をつけてはいますが、蜘蛛も大事なエコシステムの一員。何よりハチドリには蜘蛛の糸が巣作りの大切な材料ですからね!


去年は2組のベイビーちゃんたちが育っていきました。今年も無事に生まれてきて、無事に巣立っていけますように!

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蜘蛛の糸を使って巣を作っているのがよく分かります。大きさは直径4-5cmでしょうか。ママハチドリも一緒に撮りたかったのですが、カメラを構えて待っていると警戒して寄ってこないのであきらめました。

さて、明日からまた1週間が始まります。頑張るぞ〜〜ヽ(*´∀`)ノ

恵の雨、災害をもたらす雨

はい。ブログ書き全然続きませんでした。

でも気を取り直して、また少しずつできる時に書いていくぞ!

雨が250日以上ぶりに降った南カリフォルニアです。大規模な火事が起きて、乾いた裸の山に雨が一気に降ったため、土砂崩れがたくさん起きてしまいました。


家をなくした人や命を落としてしまった人たち、怪我をしてしまった人たち、家族や友達を失ってしまった人たちに心からお悔やみを申し上げます。住んでる地域からそこまで遠くではないので、余計に身近に感じ、心が痛みます。

この地域の主な災害は山火事、土砂崩れ、地震です。頻繁さからいったら山火事とその後の土砂崩れは毎年のこと。家を買う時は火事のリスクとがけ崩れや土石流のリスクを考えないと行けません。

災害リスクの高い地域というのは南カリフォルニアでは丘、緑の多い地域、または津波が来るかもしれない海岸沿いです。私は緑が好きなので、木が沢山あるところに住みたいのですが、そういう地域は山火事、土砂崩れリスクも高く、そしてお値段もすごく高い。。。。。。

というわけで、どちらにしろリスクの高いところの家には手が出ない私たちは、無難に丘からほどよく離れており、高速道路からもほどよく離れている街の真ん中に家を購入したのでした。おかげで今回火事の影響もほとんどなく、土砂崩れからも離れております。


南カリフォルニアでは簡単に災害をもたらしてしまう雨ですが、雨は恵の雨であることにも、違いありません。

私たちの住んでいる、山と海岸の中間にあたる地域は農業が盛んな地域です。


こないだ日本から訪ねてきてくれた人は、うちの近くの農地を見て、北海道みたい!と言っていました。

庭のデザインをしてくれた人が、このあたりの土は世界でも有数の肥沃な土なんだよ〜と教えてくれました。砂でもなく粘土質でもない、丁度いい土なんです。


旦那と、川は雨季にしか流れないのにどうして肥沃な土地になったんだろうねーと話していたんですが、やっぱり山火事も土石流もエコシステムの一環で、山からの栄養を持ってきてくれていたんじゃないかねえ?と。

もちろんそれだけではなく、いろんな要素があるのでしょうが、確かに洪水は普段雨のふらないこの地域の土にきっと栄養を持ってきてくれるはずですよね。山火事も洪水も、災害ではありますが、自然界にとったら必要なものなのではないかな、とも思います。大きな時間で見たら、大切な土を作ってくれる恵みなのかも知れません。

地球で生きてる限り、災害とは離れられない。でも大きな大きな目で見て、自然と共存できるようになったらいいですね。


私たちの愛する庭の植物たちは、250日超ぶりの雨をとっても喜んでいたようです。今年は雨が遅かったので、みんなちょっと苦しそうでした。水道水で凌いでたのですが、水が硬いし塩素が強いので彼らにはあんまり良くありません。雨が降ってから植物たちがピンピン元気になってきました。

花が咲き始めたので、蜂たちも庭に戻ってきて忙しそうです。これからは私の大好きな季節がやってきます。今年は庭植物はどんな表情を見せてくれるのか、楽しみです。

不安定な世の中ですが、今年は毎日しっかりと、命を紡いで生きていく植物たちにみならって、地に足をつけて行けたらいいなと思います!

読んでくれた方の2018年が豊かな一年になりますよう、お祈り申し上げます。

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