思い出に浸るの巻 その4 オランダ ハーレムとアムステルダム
オランダの首都アムステルダム。旦那がとても行きたがっていたので宿を探しましたが、アムステルダムはとても高く、人が多そうだったので海も近いハーレムというアムステルダムから20分ほどの町に3泊のAirbnbを予約しました。
アメリカのニューヨークにあるハーレムはこの町の名前が由来だそうです。NYは最初オランダ人が入植したので、ニューアムステルダムと言われていたそうな。あとからイギリス人にはばきかされて、New Yorkになってしまったそうです。
ハーレムについたのはもう夕方5時過ぎ。駅からは荷物があったのでタクシーに乗りました。
こんな感じの住宅街が続く。かわいかった。
とりあえずご飯を食べに街歩きへ。
街の中心部。右手はセントバボ教会。修復中でした。
ショッピングで有名なこの町、こんな感じの通りが広がっています。かわいいお店もたっくさん!
街並みはものすごーーくかわいい。
そしてこの修道院がもとは作っていたというこのビール。デンマーク・ドイツ・オランダのこの旅でおそらく一番おいしかった!!
ハーレムきたらお試しあれ。
しかしここで出される食べ物は、本当においしくなかった。(笑)
オランダきたら自炊をお勧めします。
そして次の日。10時にゴッホ美術館を予約していたので、アムステルダムへ向かいました。
やっぱりここで写真は撮っとかなくちゃね。
ゴッホ美術館
亡くなった私の父は絵画好きだったのですが、「オランダはいつか行くといい。ゴッホ美術館はいいぞ」と言ってたのです。それもあってどうしても来たかった。
ゴッホ美術館の中は撮影禁止。解説のイヤホンをつけて説明を聞きながら、ゴッホの人生を作品を通してたどることが出来ます。
歌川広重などに影響された絵画、ゴッホが真似した漢字(吉原の住所とか!)も生で見られて面白かったです!そして私の大好きなアーモンドの花を見ることが出来ました。悲しさや混乱、憤りなどが感じられるゴッホの作品達ですが、私はアーモンドの花が一番好きです。弟に子供が生まれた時にお祝いとして描いたこの作品。絵の前で涙が出てきました。この絵には不器用で生きづらくて苦しんだ彼の愛がある気がして。
父の影響もあってか印象派が好きな私。ゴッホ美術館を訪ねられたので、後死ぬ前に行きたい美術館はパリのオルセー美術館。いつか行けるといいなあ。。。
しかし、アムステルダム。アメリカ人にとても人気のある街ですが、私には無理でした~~。だって、自転車、歩行者、車、バイクも、トラムも、バスも、みんな一緒に動いてるんですもの。そしてスリも多いっていうから気をつけなくちゃいけないし、ぶつかりそうになるし、轢かれそうになるし、神経すり減りました!
1日でいっぱいいっぱいになった私たちは夕方5時前にハーレムに戻っちゃいました!
せっかくなのでアムステルダムの写真も少々。。。
町中マリファナのにおいがするのと、少々汚いのがオランダのちょっと嫌なところではありました。
あとオランダで印象的だったのは、言わずと知れた酪農大国なだけあって、チーズや乳製品が豊富で安いこと!
この写真の棚ぜーーーーんぶ乳製品。
西オランダは3泊したので写真がたくさんあります。のでハイライトてきなモノだけ載せます。
風車地区に行ってみた。
ハーレムの運河。どこへ行っても運河だらけ。でも緑のスペースがたくさん設けられていて、紅葉が始まっていて、すごく綺麗でした。駅に行く道ぞいがこんな感じ。通勤でこんな道を毎日通れたら幸せだなあ。。。。
北海のビーチにも行きました。
海で育ったカリフォルニアボーイ(おじさんだけど心は少年)の私の旦那はどこへいっても海をみたら水に入らないと気がすみません。
ハーレムの運河。運河は絵になるので写真を撮りすぎてしまいます。
ハーレムにある教会セントバボの天井。木の天井がとっても素敵でした。
ここにあるパイプオルガンはメンデルスゾーンやモーツアルトが弾いたことがあるそうな。
ちなみにこの教会の床。
ぜーーーーんぶ。お墓です。下に人埋まってます。
暮石も一つ一つ違うので、おもしろかったですが、どうりでこの教会かび臭いはずだよ。。。。
この教会にいたライオン。狛犬にしか見えん。西欧も東洋もやっぱりつながってるよな~って古い教会に来ると思います。
この他にもなんだか面白いレリーフや彫刻があり、見どころの多い教会でした。
最後にまとめ
オランダはとても面白いところでした。
日本ともアメリカともつながりが深い。
そんなオランダの私の勝手な印象です。
1. 自由。みんななんか自由で自然。子供たちは子供らしく、自転車乗り回して楽しそう。
2.犬も猫も楽しそう。犬はほぼみーんな手綱なしで飼い主と歩いていました。すごく幸せそうだった。猫もたくさん自由に歩いてました。猫好きにはたまらん。
この子とか
この子とか
この子とか。
みんなけっこういかつい顔してますが触らせてくれてかわいかった~(=^・^=)
3.女の人がセクシーでかわいい!!オランダの女の人たちはものすごく自然体で、お化粧なんかも薄い。でもうちから出てくる色気みたいなものがありました。女のわたしからみてもひゃ~~みんなかわいい!と思いました。旦那もそう感じたみたいで、メロメロになってました。笑。男の人は…ハンサムな人たちもいっぱいいるんですが、なんかみんなお風呂入ってない感じがしました(失礼)・・・・。(笑)
4.お風呂入ってなさそうといえば、町全体的にちと汚い。よく言えばとってもおおらか。悪く言えば、清潔さにかける!なんと電車でトイレにいったらそのまま線路に垂れ流しだったのです。暗い電車のトイレを流したら、トイレの中から光が天井に向かって差し込みました!へ??と思って覗いてみたら線路が見えた・・・・。電車によるらしいのですが、なかなかショックでした。雨が多いから流されてそれでOKなのかしら・・・・?
5.食べ物はおいしくない!なんか食べ物もアメリカっぽかったです。今回行った4カ国でたぶん一番おいしくなかった。トルコ料理とか移民系の食べ物は美味しかったです!チーズ、ハム系、乳製品は美味しかったかな。
でも汚さと食べ物を考慮しても、オランダにはいつか住んでみたいと思いました。自由さと、人生のバランスと、プログレッシブなところが面白くて!農業も凄い合理的らしいです。 面白い国です。
長々と書いてしまってすみません。 この旅で感じた感動を残しておきたくて一気に書きました。
去年のこの旅で訪ねた場所で生きている人や動物や植物たちがいる。 あの綺麗な森はまだあの場所で続いている。 そう思うと何故か幸せな気分になります。
この旅を思い出すと、よし私は今はこの場所で生きていこう!と思えるのです。みんないろんなものを抱えて地球のどこかで生活している。みんなそれぞれに与えられている中で、良い人生だったって思える人生を送れますように。(人´∀`*)
お付き合いしていただいてありがとうございました!