カリフォルニアの庭と黒猫と里子

庭・猫・健康・里子のことなど

庭の生物たち第2弾 鳥編

ずっと庭に来る虫や鳥の記録を残しておきたかったのだけれど時間が無くてなかなか出来ませんでした。
庭に来た子達を全部撮れる訳では無いのですが、少しずつ撮り溜めました。

お庭を作った時にランドスケープデザイナーの人に教えてもらったこのAPP.
Merlin Bird ID – Free, instant bird ID help for 2,000+ North, Central, and South American, and European birds
鳥のIdentificationにとっても便利♡♡♡鳴き声も聞けて、北米の人におすすめです。


ではではご紹介をば。

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おなじみハマーことハチドリ。庭によく来るのはAllen's, Anna's, Rofous hummingbirdの3種類のようです。この子はRufousかなあ。。。
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これはたぶんAnnaかAllen'sのメス。同じ場所に飛びながらホバリングできるハチドリはほんとにすごい。

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フィービー。Phoebe。黒と白の動物が好きな私。お気に入りの鳥です。

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この子はCalifornia Towhee。土をひっくり返して虫を食べるのが好きなので、よく地面をぴょんぴょん跳ねています。尻尾の裏側が少し赤みを帯びています。

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これはHooded Orioleのオス。たま~~にしか訪れなく、カメラを持ってないときに来ることが多いのであまりいい写真ではないのですが。
大抵6-7羽の群れでいきなり庭の木に訪れます。でも長居することはなく、すぐに飛び立ってしまいます。
オスの鮮やかな黄色に比べて地味なこっちが雌。
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たぶんLesser Goldfinch。なんかこんな色の鳥たくさんいるので確かではないのですが、みんなで庭のチビ滝でお風呂に入ってるこの子たちはこの種類だと思います。どれどれ、わしもはいろうかね、みたいな感じで入ってくる3羽目がかわいかったです。


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House Finch 毎日来るレギュラーです。



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Scrub Jay
たまーに来る青い鳥。綺麗な外見のわりに、声はかわいくありません。北カリフォルニアに住んでいた頃はもっとよく見かけました。


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Mocking Bird
モッキングバード。今年はわりと静かですが恋の季節になるとオスはありとあらゆるモノマネをしてメスを惹き付けるそうで。。。いろんな音のモノマネをします。モノマネ王です。そして結構性格も荒く、2回りほど大きいカラスを相手に戦ってるところもよく見ます。

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White-crowned sparrow. すずめの仲間ですが今の季節は訪れないようです。冬に多かったかなあ。


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European Starling これもあまり来ない。前に1度群れでやってきて、庭が騒がしいなあと思ってみたら庭の上の電線にたくさん止まっていました。うちの木に止まっては電線に戻るを繰り返していました。


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Yellow-rumped warbler
これも冬に来るみたいですね、最近は見ません。黄色のスポットが個体によってかなり違うので、確実ではないのですが、これっぽいと思いました。

写真に取れたのはこれくらいかなあ。
他にも鳩はよくつがいで来るし、フクロウが来たことも!そしてはやぶさの種類が来たこともあります。



こう並べてみると、いろんな鳥たちが来てくれてるんですね~!
次は虫編を投稿してみたいと思います。


小さい庭ながらもたくさんの来訪者がある庭。最近忙しくて楽しめてませんが(T_T)そろそろ春の花たちが咲きおわるので刈り込みしなくちゃ〜。

今日も一日がんばるぞい。







アンソニーボーデインの死

Anthony Bourdain の死が伝えられた昨日。

たくさんの人がインスタやFBで彼の死を悲しんでいます。

私も旦那も彼の番組は好きだったし、とてもカリスマがある人でたくさんの視聴者から愛されていたと思います。

 

彼はアメリカ人のシェフで、テレビ番組を通じて世界中の国を訪れ、その地域独特の文化やそれにともなう食べ物のレポートをした人です。

 

若いころはかなりハードな生き方をしていたらしいですが、彼の洞察力はするどく、一歩踏み込んだ語りをする方でした。

 

CNNと一緒に、日本をとてもきれいに撮ってくれたし、日本の文化の奥深さ、それにともなう日本食の奥深さも伝えてくれました。

前アンソニーさんのコメントで読んだのですが、もし残りの人生、一つの文化の料理しか食べられないとしたらどこの国の料理を選びますか、という質問にたいして、彼は日本!と言っていました。彼は日本の文化をとても尊敬していて、彼の番組の日本の回を見た後に、日本行ってみたい、ああいう食事したことあるの?とか聞かれることはよくありました。

 

自殺、と報道されていますが、私の勝手な印象では、彼はとても鋭かったから受け入れるダメージも多かったのかなと。。

 

Parts unknown, The Layover, No reservation, など、旅行好きの方にはぜひぜひおすすめの番組です。特にParts unknownはよかった。この番組で滞在していたパリでなくなってしまったわけですが。。。

 

アンソニーさん、うちの旦那を含め、世界中に日本のすばらしさを紹介してくれてありがとう。

私もあなたの番組を通してたくさんのところに行けたし、旅の仕方が変わったように思います。どうか安らかに。Rest in Peace。。。

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思い出に浸るの巻 その4 オランダ ハーレムとアムステルダム

オランダの首都アムステルダム。旦那がとても行きたがっていたので宿を探しましたが、アムステルダムはとても高く、人が多そうだったので海も近いハーレムというアムステルダムから20分ほどの町に3泊のAirbnbを予約しました。

 

アメリカのニューヨークにあるハーレムはこの町の名前が由来だそうです。NYは最初オランダ人が入植したので、ニューアムステルダムと言われていたそうな。あとからイギリス人にはばきかされて、New Yorkになってしまったそうです。

ハーレムについたのはもう夕方5時過ぎ。駅からは荷物があったのでタクシーに乗りました。

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こんな感じの住宅街が続く。かわいかった。

とりあえずご飯を食べに街歩きへ。

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街の中心部。右手はセントバボ教会。修復中でした。

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ショッピングで有名なこの町、こんな感じの通りが広がっています。かわいいお店もたっくさん!

街並みはものすごーーくかわいい。

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そしてこの修道院がもとは作っていたというこのビール。デンマーク・ドイツ・オランダのこの旅でおそらく一番おいしかった!!

ハーレムきたらお試しあれ。

しかしここで出される食べ物は、本当においしくなかった。(笑)

 

オランダきたら自炊をお勧めします。

 

そして次の日。10時にゴッホ美術館を予約していたので、アムステルダムへ向かいました。

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やっぱりここで写真は撮っとかなくちゃね。

 

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 ゴッホ美術館

 

亡くなった私の父は絵画好きだったのですが、「オランダはいつか行くといい。ゴッホ美術館はいいぞ」と言ってたのです。それもあってどうしても来たかった。

 

ゴッホ美術館の中は撮影禁止。解説のイヤホンをつけて説明を聞きながら、ゴッホの人生を作品を通してたどることが出来ます。

 

歌川広重などに影響された絵画、ゴッホが真似した漢字(吉原の住所とか!)も生で見られて面白かったです!そして私の大好きなアーモンドの花を見ることが出来ました。悲しさや混乱、憤りなどが感じられるゴッホの作品達ですが、私はアーモンドの花が一番好きです。弟に子供が生まれた時にお祝いとして描いたこの作品。絵の前で涙が出てきました。この絵には不器用で生きづらくて苦しんだ彼の愛がある気がして。

 

父の影響もあってか印象派が好きな私。ゴッホ美術館を訪ねられたので、後死ぬ前に行きたい美術館はパリのオルセー美術館。いつか行けるといいなあ。。。

 

しかし、アムステルダム。アメリカ人にとても人気のある街ですが、私には無理でした~~。だって、自転車、歩行者、車、バイクも、トラムも、バスも、みんな一緒に動いてるんですもの。そしてスリも多いっていうから気をつけなくちゃいけないし、ぶつかりそうになるし、轢かれそうになるし、神経すり減りました!

1日でいっぱいいっぱいになった私たちは夕方5時前にハーレムに戻っちゃいました!

せっかくなのでアムステルダムの写真も少々。。。

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こんな感じの運河と橋との風景が延々と続きます。

 

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フラワーマーケットは圧巻でした。チューリップなど球根系の種類が豊富!!アメリカとカナダには買っていけると書いてありました。さすが合法なだけあって、大麻の種も売ってました!

 

町中マリファナのにおいがするのと、少々汚いのがオランダのちょっと嫌なところではありました。

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通りすぎる運河がみんな絵になる。とてもキレイです。

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街の真ん中にある公園。ここが一番落ち着きました。(笑) 犬がいっぱいいました。


 

あとオランダで印象的だったのは、言わずと知れた酪農大国なだけあって、チーズや乳製品が豊富で安いこと!

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この写真の棚ぜーーーーんぶ乳製品。

 

西オランダは3泊したので写真がたくさんあります。のでハイライトてきなモノだけ載せます。

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風車地区に行ってみた。

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ハーレムの運河。どこへ行っても運河だらけ。でも緑のスペースがたくさん設けられていて、紅葉が始まっていて、すごく綺麗でした。駅に行く道ぞいがこんな感じ。通勤でこんな道を毎日通れたら幸せだなあ。。。。

 

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北海のビーチにも行きました。

海で育ったカリフォルニアボーイ(おじさんだけど心は少年)の私の旦那はどこへいっても海をみたら水に入らないと気がすみません。

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ハーレムの運河。運河は絵になるので写真を撮りすぎてしまいます。

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ハーレムにある教会セントバボの天井。木の天井がとっても素敵でした。

ここにあるパイプオルガンはメンデルスゾーンやモーツアルトが弾いたことがあるそうな。

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ちなみにこの教会の床。

ぜーーーーんぶ。お墓です。下に人埋まってます。

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暮石も一つ一つ違うので、おもしろかったですが、どうりでこの教会かび臭いはずだよ。。。。

 

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この教会にいたライオン。狛犬にしか見えん。西欧も東洋もやっぱりつながってるよな~って古い教会に来ると思います。

この他にもなんだか面白いレリーフや彫刻があり、見どころの多い教会でした。

 

最後にまとめ

 

オランダはとても面白いところでした。

日本ともアメリカともつながりが深い。

 

そんなオランダの私の勝手な印象です。

1.   自由。みんななんか自由で自然。子供たちは子供らしく、自転車乗り回して楽しそう。

2.犬も猫も楽しそう。犬はほぼみーんな手綱なしで飼い主と歩いていました。すごく幸せそうだった。猫もたくさん自由に歩いてました。猫好きにはたまらん。

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この子とか

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この子とか

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この子とか。

みんなけっこういかつい顔してますが触らせてくれてかわいかった~(=^・^=)

 

3.女の人がセクシーでかわいい!!オランダの女の人たちはものすごく自然体で、お化粧なんかも薄い。でもうちから出てくる色気みたいなものがありました。女のわたしからみてもひゃ~~みんなかわいい!と思いました。旦那もそう感じたみたいで、メロメロになってました。笑。男の人は…ハンサムな人たちもいっぱいいるんですが、なんかみんなお風呂入ってない感じがしました(失礼)・・・・。(笑)

 

4.お風呂入ってなさそうといえば、町全体的にちと汚い。よく言えばとってもおおらか。悪く言えば、清潔さにかける!なんと電車でトイレにいったらそのまま線路に垂れ流しだったのです。暗い電車のトイレを流したら、トイレの中から光が天井に向かって差し込みました!へ??と思って覗いてみたら線路が見えた・・・・。電車によるらしいのですが、なかなかショックでした。雨が多いから流されてそれでOKなのかしら・・・・?

 

5.食べ物はおいしくない!なんか食べ物もアメリカっぽかったです。今回行った4カ国でたぶん一番おいしくなかった。トルコ料理とか移民系の食べ物は美味しかったです!チーズ、ハム系、乳製品は美味しかったかな。

 

でも汚さと食べ物を考慮しても、オランダにはいつか住んでみたいと思いました。自由さと、人生のバランスと、プログレッシブなところが面白くて!農業も凄い合理的らしいです。 面白い国です。

 

長々と書いてしまってすみません。 この旅で感じた感動を残しておきたくて一気に書きました。

 

去年のこの旅で訪ねた場所で生きている人や動物や植物たちがいる。 あの綺麗な森はまだあの場所で続いている。  そう思うと何故か幸せな気分になります。

 

この旅を思い出すと、よし私は今はこの場所で生きていこう!と思えるのです。みんないろんなものを抱えて地球のどこかで生活している。みんなそれぞれに与えられている中で、良い人生だったって思える人生を送れますように。(人´∀`*)

 

お付き合いしていただいてありがとうございました!

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帰りの空から見たアムステルダム近郊。ほんとに平らで農地がたくさん続いていました。



思い出に浸るの巻 その4 オランダ ディフェンターと森

ぎりぎり一日前にAirbnbでディフェンターの近くの民泊先を予約した私たち。

とりあえずオランダ行きのチケットを買い、オスナブルックというドイツの駅で乗り換え、ディフェンターに向かいました。

 

おもしろかったのがその乗り換え待ちをしたオスナブルックではドイツ車たちが電車で運ばれていく様子を見ることができました。

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ドイツは車を電車で輸送するのか~。これは日本でもアメリカでもみたことがありませんでした。

 

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オランダの改札口。ドイツにはこういう自動改札機がなかったので、日本っぽいな~と思いました。駅の作りがなんかドイツより日本っぽくて、親しみを感じました。

しかし私らドイツから来た切符ではどうやらそのまま出られなく、改札機のそばでオロオロ。近くにインターフォンがあったので、そこで係員さんに話して出してもらいました。ほっ。

 

ディフェンターもオランダではかなり古い古都ということでしたので、楽しみでした。しかし街につかれていた私たちはちょっと自然が恋しくなっていたので、ディフェンターの郊外にあるおうちを予約していました。1日前に予約したというのに快く受け入れてくれたオーナーさん。

 

駅から歩いていくのは無理そうだったし、バスも使いこなせなさそうだったので、タクシーを使うことに。

タクシーの運転手さんはとても優しく、ディフェンターをこよなく愛する若者さんでした。この地域の歴史や東と西の違いなどを話してくれました。

 

着いたところは静かで小さな街。ていうか村。並木道が沢山あって、牛がたくさんいる。どんぐりがたくさん落ちていて紅葉が少し始まっていました。

 

泊まったおうち、これがほんとに素敵だった!

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ステキなゲストハウス。

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村には小川が流れていて、犬が散歩しながら飛び込んだりしていました。

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泊まったおうちで飼っているお馬さん。人懐っこくてかわいい子でした。

 

おうちの隣は牧場で牛がたくさん。

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興味津々。(笑)

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にわとりも飼っていて朝には生みたての卵を持ってきてくれました。

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こんな感じのお宅がたくさんならんでて

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かやぶき屋根のおうちもたくさんありました。

 

この日の夜は地元のデリでおすすめのお惣菜を買ってごはんにしました。

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このナッツとキャラメルがからまったパテがおいしかった~~。

あとはマスタードのスープがおいしかったです。

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オランダは、お花の植え方が皆さん上手!と思いました。お庭の手入れがみんなしっかりしてて、きれいだった。

 

久しぶりに田舎の空気をすい、少し元気になった私たち。次の日の朝、この小さな村をお散歩しました。

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朝のお散歩についてきたすごーくフレンドリーなニャンコ。

 

村のはじにトレイルがあったので歩いてみたら、ものすごーーーくステキな森でした。

 

土がフカフカで、ねずみ、かえる、鳥がいます。キノコがにょきにょきいろんなところに生えています。

 

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カリフォルニアの強い日差しとは違う、柔らかい太陽の光が葉をとおしてキラキラ反射しあって、ものすごい種類の色を作り出していました。葉が風で揺れるたびに色が動きます。

 

こんなたくさんの緑色を一気に経験したのは人生初めてで、この池の前のベンチで座っていたら自然と涙が出てきてしまいました。

 

印象派の画家が光を表現しようとした理由がわかるような、そんな気になりました。

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たくさんの色がキラキラ動きます。

 

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キノコのオンパレードだったので写真に撮ってみました。

 

これ以外にももっといろんな種類がありました!

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この村、住みたい。。。。。と心から思いました。

この森では住民の方々が犬のお散歩してたり自転車に乗ったりしていました。

気さくに挨拶してくれます。

この森は多分ずーっと前から地域の人が手入れをして、共存してきた森。そんな気がしました。

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農家っぽいこの家の庭にはグース、ヤギ、鶏などが放し飼いされていました。

かやぶき屋根がツボだった私。中入ってみたいな~~。

ほんとはこの日の朝ディフェンターで観光しようかと思っていたんですが、この村でのんびり過ごすのが気持ちよくて、私たち結局昼頃まで過ごしました。

街の観光で頭も体も疲れていた私たちにはとてもよい休憩になりました。

 

Airbnbのオーナーもほんとに素敵なおばさんで、家もお庭もステキで、いつかこんな暮らしがしたいなと思いました。

 

帰りのタクシーはまた同じ運転手さんが迎えにきてくれ、せっかくだから街を走ってくれるということだったのでお願いしました。(ちなみに私たち夫婦の電話T-mobileなんですが、ヨーロッパでも全く問題なく使えてよかったです。)

 

車から見ただけですが、ディフェンターはステキな古い街で、いつかまたぜひ訪ねたい!と思いました。

日本人の観光客はなかなかいない、ローカルな街だったので、マイナーな旅が好きな人にはぜひおすすめです。特急電車も通ってるので交通の便もよいですよ!

 

田舎好きの私には最高の寄り道でした。  旅のハイライトといってもいいくらい、ステキな場所でした。

 

オランダの青と黄色の電車にのって、旅の最終目的地、ハーレムに向かいます。ハーレムはアムステルダムから20分ほど電車で西にいった、これまたふる~~い古都です。

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続く。

 

 

思い出に浸るの巻 その3 ドイツ ブレーメン

旅日記しつこくてすみません。またまた言い訳すると、自己満足かつ現実逃避のための日記です。(*´艸`*)

 

ドイツ3日目はブレーメンに行きました。

グリム童話のブレーメンの音楽隊。

子供の頃ただ動物が出てくるから好きだったこのお話。

ブレーメンの像を見たい、という思いだけでここに寄りたいと決めた私。姉も旦那も賛同してくれたので、リューベックからブレーメンへまた電車に乗りました。

  

ハンブルクで乗り換えをし、ブレーメンに到着。

 

リューベックはドラクエの世界みたいでいかにも中世!!な都市でしたが、同じくハンザ同盟の都市であったブレーメンは、また趣きが違くて、メルヘンの世界でした!!

 

コペンハーゲンとリューベックを歩きまくって足がもう痛かったんですけれど、ブレーメンにつくなりホテルに荷物をおいて、さっそく町へ探検に!

ブレーメンは北ドイツではハンブルクの次に大きな都市で、意外と都会でした。

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こんな感じで普通に都会の町。

 

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運河沿いの道を旧市街に向けて歩きました。

 

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旧市街への入り口の小道。キャプテンスシって。。。。(笑)

 

ここではカリオンが4時のベルをちょうど鳴らしていて、時計仕掛けがありました。かわいかった。

 

フクロウのサインがたくさんありました。レンガ作りがかわいい。

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あとブレーメンの鍵は街のシンボルらしく、いろんな所にありました。マンホールは全部この鍵マーク。

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この小道のエリアには小さなかわいいお店がたくさんありました。

 

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見にくいと思いますがここは飴屋さん。目の前でペロペロキャンディやいろんなキャンディを作っていました。かわいくてつい買ってしまいましたが甘すぎて食べれませんでした。(笑) よくみるとパイプの上にブレーメンの音楽隊の動物たちがいます。ほかにもよくわかんないおじさんたちの像が壁に埋め込まれている。。。謎です。

 

このかわいい小道を抜けると大広場に出ます。

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この日はちょうどクルド人の移民さんたちが大勢集まって輪になって踊っていました。独立や平和を願って踊っていたのかなと思いました。移民問題が問題になっているドイツ。ドイツ人は遠巻きに見ている印象でした。

 

この大広場にあった教会がとてもよかったです。

この教会、ステンドグラスが全部聖書のお話の絵になっており、ちょうど光が差し込んでいてキレイでした。

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ブレーメンの鍵、本物が教会に。

天井がとても素敵。

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日本ではお寺や神社回るのが好きなんですが、ヨーロッパは教会を見るのが楽しいですねえ。たくさんの人達が生きてきた時間や、たくさんの祈り、そして街が過ごしてきた時間を感じることができるような気がします。祈りのある場所にはどんな国でも何か感じるところがあります。

 

教会の後ついにブレーメンの像に会えました。

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足の部分がいろんな人に触られて光っています。

 

旧市街の中心部でチョコレートを買っていると、いきなり通り雨が!クルド人の集まりも、観光客もみんな雨宿りをしました。この地域は通り雨が多いと聞きました。

 

雨は20分くらいであがり、その後は少し離れたシューナー地区にいきました。

 

この地区はアートギャラリーやレストランなどが集まっており、ものすごい狭い路地にレストランがあったりして、まるで迷路みたいで楽しかったです。

 通り雨のあと、濡れた小道がまたステキでした。

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 夜もまたメルヘンチック。

この日はこの地区でドイツ料理とビールを堪能しました(ビールはおいしかったですが、料理の味は普通でした!笑)

次の日の朝は疲れ果てて動けなくなっていたアメリカ人の旦那をホテルにおいて、姉と私でもう一度この地区に来ました。だってかわいいお土産屋さんがたくさんあったんですもの。

 

広場はマーケットに変わっており、また違う表情でした。

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あれ、旗がオランダ。近いからかしら。

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この漬物屋さんでアーティチョークとディルの漬物やオリーブの漬物を買って電車の旅に備えました。美味しかった。

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お花がたくさん売っていました。エリカの花はいろんなところで売っていました。今気づいたけどテントの色がオランダ色。お花はやっぱりオランダから来ているのだろうか。

 

ドイツはリアルドラクエとメルヘンを堪能した旅でした。ちょうどその頃発売されたドラクエ11を姉が持ってきてたのでほんとタイムリー。笑。姉はホテルで夜はドラクエをプレイしながら昼はリアルドラクエを楽しむというドラクエ旅にすごい満足してました。笑。

 

あと、ドイツはデザインがこれまたステキで、特におもちゃがとてもかわいい。自分のおみやげに万華鏡と木でできた貯金箱を購入しました。いろんなキャラクターが町中にあって、子供も楽しめる街なきがします。いつか子供を連れてきたいなあと思いました。

 

そしてドイツの印象。

あまりこの地域では見なかったのですがやっぱり移民の問題は多少の緊張を醸し出しているような気もしました。

 

後は第二次世界大戦で焼けてしまって失われたものがとても多いということ。旧市街と戦後になって建てられた地区の違いが大きいです。リューベックも、ブレーメンも、旧市街のギャップがすごい。。日本と共通するものがあるなと思いました。それに比べてこの後に行ったオランダは戦争勝ち組だからでしょうか、焼けてしまって作り直された地区みたいなのを見ませんでした。もちろん壊されたところもいっぱいあるんでしょうが、戦争負け組とは違うなと思いました。

私も詳しく知らないのであくまでそんな印象を勝手にうけただけですが。

 

あとドイツ人の最大の印象。

 

みんなアイスを食べている。寒くても温かくても雨が降っていても晴れていても必ずアイス食べてる人たちがいました。(笑)

 

アメリカに、北ドイツ出身の友達がいるのですが、そのことをいったら笑ってました。It's so true!ドイツ人はチョコレートとアイスクリームないと生きていけないから!って言っていました。私の受けた印象は間違っていなかったようです。(笑)

 

さて、私たちの弾丸旅。

ドイツの後はオランダのアムステルダムから少し西の街、ハーレムに行くことにしていた私たち。移動が長いのでどこか中継地点で泊まろうと思っていたのですが、とりあえずドイツ入ってから決めようかと言って決めていませんでした。

 

ドイツの西の方か、オランダの東の方に一泊しようとしていたのですが、どこの町にするかなかなか決められず。駅から近くて楽しめそうなところということでリサーチをしていました。その結果Deventerというこれまたハンザ同盟都市の古都に行くことに決めました。(Wikipediaによるとこの街の日本語表記には12種類もパターンがあるそうな。私にはオランダ人はディフェンターと言っているように聞こえました。)

この旅の最終の国オランダには合計4泊しましたので、まだ続きます。 

 

ブレーメンの中央駅です。さよならブレーメン。

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またいつか来れますように。

思い出に浸るの巻 その3 ドイツ リューベック リアルドラクエ

さてさて、電車の旅の最初のストップはドイツの古都 リューベック。

ドラクエが大好きな私たち姉妹にとってはどツボ!
な中世の街でした。

世界の車窓からのタラッタッタータターララー♪という曲から、ドラクエの曲にテーマソングが移りました。(笑)

何てったって見てこの門(* ´灬` *)
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どど〜ん♡♡

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お姉さま、あそこの階段のそばを調べたらたぶん小さなメダルが落ちてると思います。

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ドラゴンが現れた!

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デーモンが現れた!

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教会のタワーから街を見ていると、リンゴーン、リンゴーンと教会の鐘の音。
ヨーロッパにいるんだわ♡とうれしくなります。

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中世の街だわ~~~~♡

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小さなかわいい小道が沢山あり、小さなトンネルを通ると中庭に通じています。おとぎ話の世界みたい!

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歴史地区を囲む運河にはボートがたくさんありました。

リューベックは貴族が支配していた都市とは違い、ハンザ同盟で栄えた都市だったそうです。北欧やバイキング達と貿易をして栄えたそうです。北欧からはシーフードを輸入し、ドイツからは工芸品などを輸出していたそうな。また世界でも早くに老人や障害者のための施設を建てた都市でもあります。

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1260年代に建てられたこの病院・療養所。見た目もかっこええ。
残念ながらこの日は月曜日で中が見れませんでした。


印象的だったのがこの街の人たちもデンマークの人たちみたいに自転車によく乗ってるということ!次の日に朝の散歩に出たところ、小学生も中学生くらいの子達もそして先生達もみんな自転車で通っていました。
車で送り迎えをしないといけないアメリカに比べて、環境にも健康にもいい。羨ましくなりました。これに関しては日本も素晴らしいですよね!

ワンコ達を散歩している人たちもたくさんおり、森の中を歩いてる人たちも沢山いました。

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散歩した森の中から教会のタワーが見えた。

赤っぽいリスがいたり、どんぐりや、色の変わった葉っぱが風に乗って降ってきたり、秋を感じることが出来ました。

ちなみにこの町の教会ではバッハがオルガンを弾いたらしく、レリーフが残っていました。
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それにしてもこのバッハ一本指で弾いとるし
お付きの人、気まずそうにそっぽ向いとるやん。
もしやバッハ下手だったのかしら?
なんて疑ってしまうレリーフでした。笑

姉によるとこの日23000歩も歩いた私たち。
なんせ1日の滞在なので見れるだけ見ておこうと歩きまくったのでした。足はクタクタでしたが!

次の日はハンブルクによるかよらないかで迷いましたが、近代的な都会より古い都市が好きな私たち。
近代都市は飛ばしてブレーメンに行くことにしました。

ホテルはリューベックもブレーメンも、ドイツのチェーンホテルで1泊100ユーロ程で3人同じ部屋で泊まれました。安くすんだ!そしてドイツ、基本的にどこも綺麗で助かります!

ブレーメンはこれまた面白い街だったので、次に続く!

思い出に浸るの巻 その3 デンマークからドイツへ電車とフェリーの旅

デンマーク三日目は移動日。

 

コペンハーゲン中央駅でドイツ行きのチケットをまず購入。駅構内でコーヒーとパンなど、電車内で食べるものを調達しました。全部で4時間くらいの旅だったかな?

 

国をまたぐ電車は自動切符売り場では買えないので、カウンターに行って買いました。

ヨーロッパ人のすごいなーと思うところは、みんな英語をしゃべれるということ。

 

たまにしゃべれない人もいますし、英語わからない人は逃げていったりしていましたが、特に若い世代はみんな英語しゃべれたので助かりました。 

 

とにもかくも、デンマーク・ドイツ・オランダを巡る電車の旅のスタートです。

世界の車窓からのテーマ曲が頭から離れず、姉と歌いまくっていたので、旦那にも移ってしまいました!

 

しかしデンマークの車窓からの景色、楽しみにしていたんですけど、ちとつまらなかったです。(笑)

なぜかというとほんとに平坦なのです。高低差がなくって、山がない。ずっと森か平坦な農地が続きました。緑に飢えてる私にとってはそれでもうれしかったですけどもね。日本は狭い土地ながら車窓からの風景もっと楽しいな~なんて思っていました。

 

 

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電車はとっても快適で、大きな窓から景色をみることができました。

となりのブースには同じくアメリカは北カリフォルニアからきた初老のカップルとそのお友達が乗っており、楽しい会話を楽しめました。アメリカ人は基本的には他の国に対する知識や興味がない人が多く、政治や歴史の話を楽しくできる人ってあまり会わないんですが、彼らはいろいろなことを知っている方たちで話していてとても勉強になりました。一人はドイツに永住している人でした。日本のことも聞いてきて、日本の今の天皇はいつリタイアするの?など時事にも詳しいようで、とても楽しかったです。基本的には今のアメリカの政治にたいする文句の話をいっぱいしましたが(笑)

彼らの住んでる地域はこの旅の一か月後かつてない火事に見舞われてしまいました。

連絡先などは交換しなかったんですが、無事にいてくれることを願うばかりです。。。

 

さて、国境=海を渡るときが近づいてきました。何個か手前の駅で電車は切り離しが行われていて、短くなっていました。海の手前にはデンマークの旗がありました。

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さよならデンマーク!!

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ゆっくりゆっくり電車がフェリーに入っていきました。

ゲートが閉まると、車掌さんが回ってきて、はいはーい外でてくださーい。貴重品は持って行ってくださいね~~と見回りに来ます。

そして乗客はみんなフェリーに移ります。

 

フェリーはとっても大きく、カフェテリア、ギフトショップ、コーヒーショップなどがあり、デッキでもくつろげるようになっていました。

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反対路線のフェリーが過ぎていく。

 

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ドイツが見えてきました。

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どこへいってもビール好きな旦那。私はあんまり飲めないので味見だけ。おいしかったです。

さて、旦那がビールを、私たちがコーヒーを飲み終わるころ、場内アナウンスで車内に入るように言われました。たしか英語じゃなかった気がします。デンマーク語でもドイツ語でも全く分からない私たちはとりあえずみなさんの群れに乗って電車に戻りました。

 

電車に戻ると普通~~に電車が動き出し、外にでて、普通~~にまた電車の旅が始まりました。。。。。楽しい♪♪

 

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こんにちはドイツ☆

 

私はドイツには前に一度仕事できたことがあります。その時もすごく楽しくて、また来たいな~と思っていたのでうれしかった。前はベルリンとニュルンベルクでしたが、今回は北ドイツ。どんなところなのか楽しみです。

デンマークとあんまり変わらない農地の風景が続きました。

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この日はドイツに入って確か二番目の駅(一番目だったかも)、リューベックに宿をとっていました。アメリカ人の短い旅仲間はハンブルグへ行き、そのあとはケルンに向かうということでしたので、リューベックでお別れです。

 

リューベックはドラクエが大好きな私たち姉妹にとってツボすぎた街でした。写真ありすぎるので、また次回にします。

 

続く。