子供のPT 自閉症 多動症 ADHD
2日続いたサンタアナ風のせいでか連日29-30℃まで上がった南カリフォルニアです。今日は風はやみましたがまた29℃まで上がる予報。勘弁してくれ〜。何故に真冬にみんな半袖半ズボンなんじゃ。
3日も雨が続けば太陽が恋しいと文句たれる軟弱な南カリフォルニア人たちも、声を揃えてWe want the winter back! 冬に戻ってほしい!と言っています。
暑さと風でみんなでイライラしていたのですが、昨日はとても良い1日でした。
私は今1人で開業していたOT(作業療法士)の人と一緒に子供のセラピークリニックをやらせていただいています。
彼女はSensory Integration、 感覚の統合をうながして子供の発達をうながす、という分野で20年以上働いてるOTです。なので、クライアントには感覚統合障害(SPD)や、自閉症スペクトラム(ASD)、注意欠陥多動症(ADHD)などの子が多くいます。
昨日はここ1年くらい見てる子達の飛びっきりの笑顔が見れたのでとても嬉しい日でした。
ひとりは一年半ほど見てる自閉症の子。
私とセラピーを始めた当初は、部屋をグルグル周りながら声を発して、言葉も出てこなかった子です。ものによくぶつかり転ぶし、目の前のものしか見ていない。笑顔もなければ怒ることもない。そんな子でした。
でも昨日は私の顔を両手で触り軽くつねって来たので、私も彼の顔を触ったり鼻の頭を上げたりして、にらめっこもどきのような事をしました。そしたら彼は大笑い。とびきりの笑顔で、私の目をじっと見ながら笑ってくれました。1分間ほども!
自閉症の中には、ほかの人の目を見ることが苦痛な人たちがいます。だから目を合わせてくれる度に、目を見てくれてありがとう!とずっと言ってきました。少しずつ目を見てくれる時間が増えていますが、昨日の1分間ほどのにらめっこは彼にとっちゃすごい長い時間です。
彼は、自分の気持ちがうまく伝えられないし、体も思ったように動きません。気持ちを言葉におきかえ、それを言うために口を動かす。私にとっては考えなくてやってる作業が、彼にとっては大変な労力を伴う作業なのです。
人の真似をして動くことも非常に難しい。私はPTなので、彼に体の動きを遊びを通して練習させています。彼が興味を持つことをわざと作ったり彼に合わせたり。なかなか大変です。
でも一年半たってほんとに少しずつ良くなってきていると思います。
昨日の笑いも、もしかしたら笑いたくて笑ったのではないかもしれません。でもあの笑顔はちゃんと彼の感情とつながっていた、と思います。
もう1人は多動症の男の子。もうすぐ中学生なのに立ったままズボンを履くことが出来ないほどバランス感覚が良くない子です。いろんな原因があるのですが、足自体にも問題があるので、自転車に乗れない、とか色々なことができません。おまけにADHDなので、セラピー中も集中することが大変です。
でも体の動きを練習したりしていくうちに、感覚を統合するのが上手くなってきています。
昨日はパジャマを立ったまま、壁によりかかることもなしに、手を床につくこともなしに履くことが出来ました!彼は大きい子なので小学生ですが18-19歳に見えます。でもパジャマ履けた時の嬉しそうな顔といったら!小学生の子供らしい、照れながらも嬉しいという笑顔!
セラピーに来る子達は基本的に自信がありません。僕はこういうことが出来ないから、僕はダメな子だから、と思っている子達がたくさんいます。だから少しずつ出来ることを増やして、自信のかけらをを集めていって、自分を愛せる自信を持った人になってほしい。
昨日のふたりの笑顔はほんとにプライスレス!あんまり儲けてない私ですが、ああいう笑顔を見ると、やっぱりこの仕事を続けていこう!と思います。
子供がいて、こんな笑顔を毎日見れる親御さんたちがうらやましいです。毎日笑顔だけじゃないのはわかっちゃおります。でも子供の笑顔はたまらんですよ。
また里子の話があったんですが、ダメでした。なんかもう仕事で子供たちに貢献しろってことなのかなあって思ってきました。仕事頑張ります!
さて、子供の笑顔を載せたいところですが、守秘義務あるので、私の可愛い猫息子マメタ氏のショットを載せます。
デローーンと日差しを浴びて伸びているマメタ氏。彼は大きいので伸びると80cmくらいあります。この後上半身を起こし、起きようとしましたが、「あ、やっぱムリ」とでも言うようにまたパタっと寝そべったやる気無し子です。
気楽な猫はいいですねえ、ホント。
旦那はいつも、皮肉で「What a hard life !」とマメタ氏に言ってます。
ハチドリ サンタアナ風 水と環境の話
前に、ハチドリがまた巣を作ってるところを発見したと書きましたが、昨日の朝は卵を温めているところをこっそり撮ることが出来ました。
去年に巣を作っていたお母さんとは違う気がします。色がもっと黒っぽいかなあ。
しかし今日はまたサンタアナ風が吹き荒れています。
グアバの木がしなりまくりです。折れちゃわないか心配。
野菜の芽もダメになっちゃわないか心配。
ハチドリママ、大丈夫かな。といろいろ心配です。
今年は家が揺れるほど強いこの風が何回も来てます。髪の毛は乾燥しまくり、静電気で逆だってます。マメタ氏を撫でても静電気でパチパチします。暗闇で服を脱ぐと静電気の光が見える〜〜。また火事が起こったりしないといいのですが。
でも山が完全に燃えちゃってるので、もう燃えるものがないかも。。。
雨が降ってほしいよう。。
なんと二月いっぱいも雨が降らない予報です。火事のあとこんなに雨が降らないなら砂漠化してしまうところが出てくるんじゃないかと、心配しています。
南カリフォルニアってほかの州や北カリフォルニアの水を引っ張ってきて使ってるんですよね。California aquaductという水路を使って。もちろんローカルの井戸水なども使いますが、こんなにたくさんの人たちを支える水は本来この地域には無いのです。
地域の川もダムにしちゃってるので本来水があるところに水がなく、生態系に影響をおよぼしてるそうです。そのうちしっかりとリサーチして水事情のこと書きたいと思います。
人間はなんて罪深いのでしょうね。南カリフォルニアに住んで水を使ってることに罪悪感を感じてしまう私です。半端ない豪邸に住んでる人たちが沢山いますが、この地で広大な敷地に緑の芝を敷いて、他の地域から持ってきた水を、ただ芝を緑に保つために使ってることは誇れることではないと思います。この乾燥地帯では芝を緑に保つには、かなりの量の水やりが必要なのです。
旦那が子供の頃は近くの水路には、少ないながらも水が常に流れており、ザリガニやカエルなんかもいたそう。今はそんな生命は見つかりません。雨が降った時に濁流になって流れるだけです。
人間も地球の一部なのに、どうしてどこもかしこもこうなってしまったんでしょうね。
一人の人間として出来ることはなんなのでしょうかね。とりあえず、庭は水が少なくても楽しめる庭にしたくらい。海いったらゴミを拾う、とか、リサイクルに出せるものはリサイクルにする、化学物質の少ない洗剤やシャンプーを使う、とか私も最低限のことしかやっていません。でもみんなで庭を環境に優しい庭にしたら、植物も動物も昆虫も戻ってくるのになあ。みんなで変えていくことが出来たらいいなあ。。
昨日は山の方に行って少し歩いてきました。こないだの大規模な火事の前はよくハイキングに行ったところが、みんな丸ハゲです。トレイルを直すまで入れないのでしょうか、立ち入り禁止でした。火事の爪痕はひどく、このまま雨が降らないのが続くとほんとに心配です。
いつもの場所にはいけなかったので、川のあるところに歩きに行きました。ここの川はここら辺では一番大きいので、多少の水は流れているようです。水の音を探して歩きました。少し道路から離れるだけで、どんどん静かになって行きます。
馬と犬も入れるトレイルなので、たまに馬のいななきが聞こえます。川辺で岩の上に座ると、風の音、水の音、鳥の声、馬のいななきが聞こえます。そばを蜂が飛んでいきます。地球の一部であることを感じます。
私はハイキングが何よりも好きで、登山なども頂上を目指すのが好き、というよりも、石を触ったり、匂いを嗅いだり、植物を見たり、動物を見たり、自然の一部に溶け込むような感じになることが好きです。
昨日歩きに行ったところの写真です。
後ろの山が全部焼けてはげ山になっているのがわかるでしょうか。
たまに馬で散歩してる人たちを見ます。
カリフォルニア在来種の植物が残っているのを見ると安心します。100年前はこんな感じの低木がどこもかしこも広がっていたことでしょう。
カリフォルニア在来種のオークの木です。
オークの木はほんとに素敵です。葉が小さいので、強い日差しをキラキラ小粒にして木の下に届けてくれます。これはコースタルオークの木。
この木たちも数が減っているので、この木をたとえ自分のうちの敷地内であっても切ることは禁じられています。
前に読んだカリフォルニアの在来種の本では、オークが減った理由は、ヨーロッパ移民が連れてきた家畜なんだと書いてありました。
家畜の糞に入っていたヨーロッパの植物。これが大繁殖して、カリフォルニアの在来の植物より強くなってしまった。オークの木はもともとこの地の植物が作る微生物が分解する栄養素が必要なのだが、外来種のマスタードなどの植物ではこの微生物が育たなく、オークがどんどん弱っていっている、との事が書いてありました。
人間の大移動。大航海時代以降、加速し続ける人間の移動。これと共に動物植物も移動、変化し続ける。環境の変化に強い種類はのこり、弱い種類は絶滅していく。自然の摂理かもしれないのですが、やはりこのままではいけないと思ってしまいます。
とは言ってもどーすりゃいいかなんて、なんの検討もつきません。でも、日本人の昔からの里山暮らしなどは、自然と一緒に生きるための知恵がたくさん詰まっているように思います。アメリカだったらネイティブアメリカンたちは自然と共に生きていましたから、きっと知恵も沢山あったでしょう。たくさんの知恵が失われてしまったのは本当にもったいないこと。そしてそんな生き方を選ぶことは今の人間社会の流れからしたらド反対ですよね。
でも日本の田舎にはそれがある。暮らしと自然の恵みを大切にしている人たちに出会ったり、お話を聞いたりすると、とてもうれしくなります。
でも今ここで、私が何が出来るのかっていると、よく分からない。
だからやっぱりThink Global, Act local。世界を広く見て考える、でも自分のまわりで行動する!これしかないかなあという結論にいつも戻ってきます。自分のいる場所で出来ることをする。
私たちにとって、環境に優しい庭を作ったのはそのための1歩でもあります。
ま、そんな訳で、ごちゃごちゃ書きましたけども
現実逃避はやめて、明日の仕事の準備しマース。
庭の多肉植物 記録その1
私たちのフロントヤードには、たくさんの多肉植物があります。前のオーナーがたくさん植えていたので、それをそのまま引き継いでるのですが、何が何の種類だとか、性質だとか、世話の仕方などはっきりいって全然わかってない私たちです。
なので今日は庭にある多肉の写真をアップして、自分でも整理して、ちゃんと必要なことをわかってあげよう!という試みです。
ではではとりあえず、10種類目立つやつから。
1。
アガべアテナータ。(名前調べてみた)。アガべって多肉に入るのかな?でかい上に子株がボンボン生まれます。
南カリフォルニアではそこら辺に生えており、高速道路わきなどで群生してるのをよく見ます。でも夏にあまりに強い日照りが続くと、葉っぱが焼けてしまいます。植物やさんではけっこうな値段で売ってるので、たまに売りたい衝動に駆られます。
2。
こちらの種類は今お花が満開。増えすぎてたまに捨てないといけない人たちです。笑
奥に見えるもっと茶色っぽいのも、同じようなお花が咲きます。種類は違うのでしょうか。ぱっと調べたところみんなアオエニウム?と言うのかな?黒法師とは違うのかな?
この黒いのが黒法師だと思ってたんですけど、緑のも同じ名前?この黒いのは緑のに比べて成長が遅くて、花もあんまり咲かないのです。どうしてだろか?
3。
ちっちゃいやつ。グラウンドカバーに使っております。セダム系というのでしょうか。去年は白いお花がたくさん咲きましたが今年は雨が足りないので咲かないかなあ。。。日差しが強すぎるとあんまり良くないみたい?
4。
この子は小さいながらもずーっと生きてます。とてもキレイ。でもあんまり増えません。
もう名前調べるのめんどくさくなってきた。
5。
この種類は陽が少なくなると赤く、陽が多くなると緑になるようです。光なのか気温なのか分からないけど、夏はもっと緑です。白いお花が咲きます。
こう何か、にょきにょき増えるんだけど綺麗に増える時となんかゴチャゴチャになっちゃう時とあって、やっぱり適当に切ったり抜いたりした方がいいのかな?
6。
最近あんまり調子よくないのがこやつら。よくみる多肉ですが、いまいち元気がない。去年は元気だったんだけど、お花が咲いたあとあまり元気がありません。どうしたらいいのかなあ。
日が強すぎるのでしょうか??水が多すぎ?少なすぎ?わからん。でも枯れて欲しくないんですよねえ。
7。
この子も日差しが強すぎると焼けちゃいます。でもキレイですよねえ。横から生えてきた子株ちゃんたちを分けて増殖しようとしましたが枯れちまいました。どうすれば増やせるのでしょうか。
8。
このキャベツみたいなイソギンチャクみたいなこの子。ゆっくりですが子株を増やしています。ちょうど花が終わったところです。名前がまたわからん。
9。
この緑の大きいヤツら。
ものすごく密集して増えるし、去年は白い花がちょっと困るほどすごい勢いで咲きました。これもどうやって剪定?株抜き?をしたらいいのか困ってます。
10。
これはアガべなのかな?それともアロエの種類?最初はもっと葉が広くて形が好きだったんですが、なんか葉っぱが細くなってきた感じが。日差しが当たりすぎると良くなさそうですが、乾燥しすぎも良くなさそう?
というわけで何もよくわかってない私です。増やすためのアドバイスや、いまいち元気がない子をどうすればいいかとか、ご意見がありましたら気兼ねなくコメントしてください!
まわりにあんまり植物が好きな人いないのでお話できたら嬉しいです(*^^*)
里親になることを考えるきっかけをくれた人達
昨日、一番最初に私に里親になるという考えを与えてくれた親子に再会しました。 彼らは私に小児科のセラピーの素晴らしさも教えてくれました。
守秘義務があるので詳しいことはかきませんが、小さい頃から生まれの親に虐待とニグレクトをされ、軽度ではありますが一生残る障害を背負ってしまった子供と、その過去を知りながらこの子を育てたいと決めた若い夫婦です。
会った頃からとにかくかわいいこの子。顔の作りがかわいいとかいうんじゃなく、本当にかわいい子なのです。なにか人を引きつける魅力のある子で、でも最初はほんとに手のかかる大変な子でした。
昨日久しぶりに再会して、ここまでよく成長したなあ😢と感無量になりました。まったく喋れなかったのに言葉がたくさん出てくるようになりました。歩くのがやっとだったのに、走っています。何をしてもすぐに泣いていたのに、今は笑って他の子供と遊んでいます。
里親たちが辛抱強く愛情を与え続け、サポートし、必要なケアを受け続けた結果です。もちろん身体的にも知能的にも遅れはありますが、愛情を一身に受けて幸せな顔をしています。もう最初は大変だったんですよ、ほんとに。愛の力、コミュニティで助け合って子供を育てていくことの素晴らしさを実感しました。これからもこの子のケアをするのは大変なこともあるでしょう。でもこの子の魂は愛されて、回復してきている気がしました。
この子に出会ったことで、そしてこの子の素晴らしい里親に出会ったことで、里親っていうオプションもありなんだ!となった私です。なので久しぶりに彼らにあえてとてもうれしかった。
久しぶりに会って里親ママから言われた最初の一言は、「子供、来た?」でした。あ、私が子供が欲しくて悩んでいたこと、里親の話を聞いたことを覚えていてくれたんだ。と嬉しくなりました。
世の中ニュースは悲しい話が多いですけど、世界をいい方に変えようと頑張ってる人たちは沢山います!私もその中のひとりでありたいと、日々精進していこう!と思いました。
私と一緒に働いているセラピストが今日クリニックのホワイトボードに書いたアンネフランクの言葉です。
How wonderful it is that nobody need to wait a single moment before starting to improve the world. --Anne Frank
なんて素晴らしいことでしょう。世界を良くするためにはじめる事を誰も一瞬ですら待つ必要が無いのです。
人はそれぞれ何かを満たすために生きてる気がします。
それが何であるかはその人の人生によるでしょうし、それが何かわかった人はラッキーなのだと思います。
でももしなにかに突き動かされることがあったり、なぜかやることになったことや、何故か興味を持った道に進むことがあれば、それはもしかしたら私たちの人生を本当の意味で満たすものかもしれないなと思うのです。
英語ではそのような事を、Callingと言ったりします。It was a calling. 子供のセラピーになぜか進んだこと、里親になることを決めたことは、私にとってCallingだったのかなって思っています。
まだ里親エージェンシーから電話来てませんけどね!!
気長に待ちます。今は仕事の基礎を固める大事な時期なので、そっちに集中しながら、担当の子供たちのために、旦那のために、可愛い猫のために、庭の植物と、それに集まってくる動物のために、家族のために、そして自分のために1日1日大切に生きられたらいいな〜と思いました。
なんか話が大きくなっちゃった。
私の愛情受けすぎかもしれないマメタ氏の写真でしめます。
庭に来る鳥なんかを見ながら、ここで日なたぼっこして昼寝するのがマメタ氏の日課です。一緒に昼寝した〜い!といつも思います。
今日の庭 春の兆し
日本列島は寒いようですねえ。
皆さん転ばないように、風邪にも気をつけてください!
私の母も年をとってきて、しかも脳卒中をやってるので歩くのは一苦労。寒いと体が硬くなりやすく、動きにくいようです。家の中でも簡単なストレッチと運動はしてねえ〜と言ってあります。
私は冬、結構好きです。というか、日本で寒い冬(と言っても関東平野出身ですが(´>∀<`)ゝ)を越した後に、春の日差しを感じる瞬間が好きです。春が来るんだ〜♡♡とワクワクします。
季節は秋が好きな人多いと思うんですけど、私は圧倒的に春が好き。
植物がキラキラ、エネルギーに包まれて、命の力を感じます。
季節の好きな順は、春、冬、秋、夏、かなあ。でも夏も風情があって好き。。
あーまた日本に戻りたくなってきたッ!
日本の季節や、季節によって全然違う食べ物や花を楽しみたいっ!
とちょっとホームシック気味です。
アメリカでは何年も合法的に住んだ人がいきなり元の国に戻されたりしてますからね!このままあのおじさんが大統領であり、共和党が牛耳ってる間は何がいつ起こるかわかりません!私はそんなことが起きたら、喜んで日本に戻りたいと思います!
旦那には、そんなことが起こったら、ついてくるもついてこないもあなたの自由よ〜なんて言ってありますが。まあ今年は里子が来るかもしれないし、強制送還はないと思っていますが。。税金ちゃんと払ってるし。笑
さてさて、今日は南カリフォルニアですでに見られる春の兆しをお届けしたいと思います。
南カリフォルニアには冬っていう冬はないし、季節感のない地域なのですが、春はお花が咲くので季節を一番感じられる時だと思います。春は2月から始まるといってもいいと思います。もう少しで春の花が咲き始める兆しが庭のあちこちで見られます。
カリフォルニアの在来種の春の花に、ルピナスがあります。Lupineって書いて、ルーパインみたいな感じの発音をします。
紫と白の綺麗な花が咲きます。
春になると毎年家の横の庭、バラのそばに出てきてくれます。今年は厚めにマルチを敷いたので、生えてこないかなあと思ってたんだけど、元気に芽が出てきています!花が咲くのが楽しみ!
あと大好きなこの花のつぼみが膨らんできています!
これは通称California lilac カリフォルニアライラック(Ceanothus シアノーサス) と言われる低木で、春には綺麗なブルーの花を咲かせます。
二年前に植えた時は20-30cmの小さな株だったのですが、たった2年で3m x 2m くらいの大きさにまで成長しました!
もう春の開花が楽しみすぎます!
これは去年のカリフォルニアライラックの写真。
しかしお花たちが咲く前にもうちょっと寒くなって、雨が降ってほしいなあと思います。
今年も雨降らなくて干ばつに逆戻りかしら。。。
さて、庭のアボカドもそろそろ収穫時期。毎年二月に入ったら収穫してみなさんにお分けしています。もう既に20-30個くらいはとってしまいましたが、まだあと50個くらいはありそうかな?道に面してる部分は誰かにとられてるっぽく、だいぶなくなっておりました。まあしょうがない。
今日は職場でオレンジを分けたお礼に20個くらいレモンをもらってしまいました。今週末はレモネード作らなくちゃ!私たちの住んでるここら辺の街では庭に果物の木がある人たちがいっぱいなので、この時期はアボカドとレモンとオレンジの物々交換がよく行われています。笑
では仕事へ行ってまいります!新しい仕事がはいったので頑張って次に繋げなくては!!
頑張るぞーー!!
オレンジの収穫
南カリフォルニアでよく育つものの代表、オレンジ。
オレンジと言えばフロリダのイメージも強いのですが、カリフォルニアでもよく育ちます。
シトラス系はほんとによく育つみたいで、農業地帯のこの辺では、特にレモン農家がたくさん見られます。
あとはアボカドはここら辺はけっこうな産地です。
この間の火事で沢山アボカド畑が燃えてしまって、農家さんたちはかわいそうでしたが。。
さて、家を買った時からすでにあったオレンジの木。今年は大漁旗です。1000個はなっている、と言うとみんな、ウソ〜なんて言うんですが、多分1000個以上ありそうです。
近所でも、6-7軒に1軒はオレンジがあるんじゃないかと言うほどタワワになってるオレンジの木を見ます。
前も言いましたが、このへんの土はとても良いのです。水はけはいいけどもしっかりと蓄えられる、粘土質でも砂でもない土。地中海性気候のせいか、アルカリ性ではありますが、そのおかげで地中海性気候の植物、ハーブやトマトなんかはものすごく良く育ちます。
シトラス系は調べたところ土は酸性が良いみたいですが、何もしてなくてもしっかりと育っています。農薬使ってないので変な虫もいっぱい付いてたりしますけれども。
昨日は旦那と義父で、オレンジを130-140個ほど収穫しました。熟し始めてから全部で400-500個はすでに採ったと思うのですが。
収穫をしだす前、12月の木の様子。
そして昨日は
これプラス、コーヒー豆の大きな袋にいっぱいとりました。
で、その後の木。
減ってる?減ってるかな?あまり減ってるように見えない。。。今年はほんと大量ですね。来年はおそらく少ないでしょう。
でも今年の夏はアプリコットが良くなる年のはず!
オレンジは食べきれないのでジュースにもします。でも味が濃厚過ぎるので、小さなコップにすこしだけで満足します。
それでも多いので職場にもおすそ分けします。
オレンジのおかげで今年もインフルエンザ知らずでいけるといいのですが!
ではでは皆様も冬の風邪には気をつけて。
バラの剪定
私たちが越してきた時からこの家には5つのバラが植わっていました。1つはあまりにも隣のバラとドライブウェイにも近かったので、抜いてしまいました。(ほんとは紫ですごい好きだったから植え替えたかったんだけど。。。)なので今は4つの株があります。そのうちの1つはたぶん20歳は超えていそうな大きさです。
前のオーナーにはあまりしっかり手入れされていたとは言えず、なぜか引っ越したばかりの頃は雑草とトマトの中にバラがある状態でした(笑)あまりにもうっそうとしげっていたのでバラの幹の部分が全く見えない状態でした。
私はあんまりバラに興味がなかったので、少しずつ手入れはしていたもの、テキトーにやってました。
しかーし、テキトーにでもやっているとバラは応えてくれるもんで、綺麗な花を咲かせ、良い香りを楽しんでいるうちに、この子たちをもっともっと元気にしてしまいたい!と思うようになってしまったのです。ちなみにバラは乾燥してるところでもよく育ち、あまり水が必要ないみたいなので、Drought Tolerant ー 干ばつに強い庭がテーマのこの庭でも大丈夫です♡
植わっていたバラの種類を調べてみましたが、分かったのはDouble Delight ダブルディライトと、Scentimental センチメンタル。 あとの二つは未だよくわかりません。
本来センチメンタルはSentimentalとスペルするのですが、この花は香りがとてもいいので、香り "Scent" とひっかけて、Scentimental。ダジャレ的なネーミングがされてます。枯れた花びらをそのまま置いといてもずっといい匂いが続きます。
あと2つ。1つはきれいなアプリコットカラーのバラ。 香りはあまりしません。
そしても1つ
ピンクのフチの、薄黄色のバラ。黄色の部分は時間が経つと白くなっていきます。これも可憐でとても綺麗。でも香りはあんまり強くありません。これは珍しく黄色が強かったので切って写真撮りました。
この子たちをもっと元気に、強く、大きく美しく育てたいという野望から、今年は旦那にも手伝ってもらって、きれ~いに剪定しました。剪定しすぎて死んじゃったりしないかとか心配してますが、バラは剪定初心者でも大丈夫ってどっかで読んだので、大丈夫だと思いたいです。
南カリフォルニアでは1月の終わりから2月の初めに大きな剪定をすると良いそうです。前にガーデニング好きの友達からもらった、この方の本を参考にして、剪定しました。
Pat Welsh, Organic Gardener, Gardening Organic, Organic Gardening Books
南カリフォルニアに住んでる人には超オススメです。
あまりにも日本と気候が違うから、日本のやり方を参考にしてもダメなんですよね。
南カリフォルニアの気候だと、バラ、もう年中ずっと咲いてます。寒さが足りないので、休眠状態に入らないのです。なので一番花が咲きにくいこの時期に短く剪定し、無理やり休眠状態に持っていくとか。今日もまだ五本くらいお花咲いてたし、つぼみも3-4個ついてたのですが、心を鬼にして切りました。
パットさんのこの本では休眠スプレーかけるといいって書いてあったけど、綺麗な花を咲かせるためには、やった方がいいのでしょうか?虫から守るらしいのですが。(ちょっとめんどくさい。。。。)
さて、これが昨日旦那とほぼ半日かけてきれいにしたローズたち。
きれいに幹のまわりを掃除、剪定して、庭で作っているコンポスト(これもまたテキトーなんですが。。。)をあげました。旦那の手はけっこう傷だらけになりました。私はゴム手袋つけてたんですが何か所か穴あきました。
ほんとバラってキレイだけどクレイジーな女の人みたいですね。トゲトゲで、世話かけてあげればあげるほどキレイになり、でも世話してる方は傷だらけ。でも魅力的だから世話しちゃう。でも世話しなくても実はすごい強い!みたいな。笑。バラも女も強いなーと思う今日この頃でした。
さてさて、あと何ヶ月くらいしたら花がつくでしょうか。楽しみ楽しみ!